イル・ディーヴォ(Il Divo)の名曲・人気曲
多国籍ボーカルグループ、イル・ディーヴォ(Il Divo)。
プロデューサーのサイモン・コーウェルさんにより2003年に結成され、2004年にイギリスでデビューしました。
クラシックの声楽でポップスを歌う「クラシカル・クロスオーバー」というスタイルで活動し、世界でアルバム・トータル・セールスが3000万枚以上を誇るほど、人気の高いグループです。
ポップ+オペラな「ポペラ」と表現する彼らの歌声は、圧倒的でありながらもリスナーを包みこんでくれる優しさがあります。
カバー曲も多くきっとどこかで耳にした曲も多いはず。
日本でもツアーをおこなっており、被災地の訪問など親日家な一面でも知られています。
そんな彼らの愛にあふれるハーモニーで彩られる名曲に注目していきます。
イル・ディーヴォ(Il Divo)の名曲・人気曲(1〜10)
Unchained MelodyIl Divo

映画『ゴースト/ニューヨークの幻』で一躍人気になったラブソングの定番曲。
メンバーのセバスチャンいわく、歌った時のファンの反響が一番大きな曲だそうです。
この曲からイル・ディーヴォの伝説が始まったと言っても過言ではないはず。
2012年11月発売のアルバム『グレイテスト・ヒッツ』の中の収録曲です。
AdagioIl Divo

バロック時代の作曲家、アルビノーニによる楽曲をイル・ディーヴォがオペラ風にアレンジしたナンバー。
クラシック音楽のみならず大衆的な文化に浸透しさまざまな場面で活用されています。
タイトルの『アダージョ』はクラシックの音楽記号として使われる言葉で「ゆるやかに」という意味があるんですね。
タイトルどおりにゆったりとしたメロディーは悲しいときにも寄りそってくれると思います。
イル・ディーヴォのハーモニーや弦楽器の音色が美しく、クライマックスにかける高まりやユニゾンの響きも際立って圧巻!
ぜひともイル・ディーヴォのバージョンで一聴していただきたい名曲です。
FurusatoIl Divo

古くから親しまれる国民的な唱歌『ふるさと』。
高野辰之さんが作詞・岡野貞一さんが作曲を手掛けました。
音楽の授業はもちろん、アーティストにカバーされたり、鉄道のメロディーとして使用されたりと長年継がれている日本の代表的な歌といってもいいでしょう。
2012年のワールドツアーの日本公演で初めて日本語によるカバーをされていたんですよね。
ベスト盤の『グレイテスト・ヒッツ』にも日本盤ボーナストラックとして収録されています。
寄りそってくれるようなイル・ディーヴォのハーモニー。
彼らの思いが伝わる優しい歌がじんわりと心に響き、泣けてきます。
マイ・ガールIl Divo

こちらは3年ぶりとなった2021年のアルバム『フォー・ワンス・イン・マイ・ライフ』に収録されたナンバーです。
多くのヒット曲を送り出してきた名門・モータウンレコードの楽曲をカバーしたアルバムとなっており、この曲はR&Bグループのテンプテーションズにとって初の1位を獲得した1964年の楽曲です。
同名映画にも使用されていました。
やんちゃなギターやブラスサウンドが楽しい『マイ・ガール』、好きな気持ちがあふれ出すかわいいラブソングで穏やかな陽気にとてもよく合う雰囲気がします。
恋愛中の方も、そうでない方もこの曲を聴けばきっと心が躍りますよ!
The Time of Our LivesIl Divo

『The Time of Our Lives』は2006年にリリースされたシングルで、サッカーのワールドカップドイツ大会のテーマソングに起用された楽曲です。
当時の思い出がよみがえってくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブリトニー・スピアーズさんなどのヒット曲を手掛けたヨルゲン・エロフソンさんが手掛けています。
ピアノを基調としたしとやかなメロディーでじんわりと染みてくるバラード。
最高の瞬間をつかみ取ろうというメッセージは、アメリカのシンガー&女優であるトニー・ブラクストンさんとの掛け合いでより大きなパワーをもらえます!
Un-break My HeartIl Divo

トニ・ブラクストンさんが歌って有名になったバラード。
アルバムの中では、スペイン語で歌われており、イル・ディーヴォらしい異国情緒を感じる曲に仕上がっています。
2012年11月発売のアルバム『グレイテスト・ヒッツ』の中の収録曲。
Ave MariaIl Divo

2005年のアルバム『Ancora』に収録されたナンバー。
きっとどこかで耳にしたこともあるであろうこの曲は、聖母マリアへの祈祷を意味する讃美歌でシューベルトやシャルル・グノーなど多くの音楽家が作品を作り上げています。
イル・ディーヴォの美しいハーモニーで奏でられる心地よさもあって、浄化されるような雰囲気も感じますね。
ゆったりと上品さが増したこのアレンジは、披露宴でのBGMに使用されることもあるそうです。
リラックスできるのはもちろん、人生の大切な場面を彩ってくれそうですね。





