【アルペジオ】美しい洋楽の名曲たち。珠玉のギターサウンド
世界の音楽シーンを彩るアルペジオの輝き。
イギリスのU2やコールドプレイ、アメリカのスティングさんやルイ・アームストロングさんまで、数々のアーティストたちが紡ぎ出す美しい分散和音の世界。
ギターの繊細な響きが心を揺さぶる『アンド・アイ・ラブ・ハー』から、グラミー賞に輝いた『クロックス』まで、時代を超えて愛され続ける珠玉の楽曲の数々。
まるで天空へと続く音の階段を昇るように、アルペジオが織りなす優美な旋律の世界へ、どうぞお連れしましょう。
【アルペジオ】美しい洋楽の名曲たち。珠玉のギターサウンド(11〜20)
Lucid DreamsJuice WRLD

このイントロのアルペジオを聴いてピンときた方も多いのではないでしょうか。
ラッパーのジュースワールドの『Lucid Dreams』はスティング名曲『Shape of My Heart』のイントロを大胆にサンプリングしたことで有名な楽曲です。
かなりのヒットナンバーとなったこの作品も、このアルペジオの持つドラマチックなムードあってこそだと思います。
分厚いボトムに彼の美しいラップ、そして名アルペジオ、聴きごたえ抜群の作品に仕上がっています。
SLOW DANCING IN THE DARKJoji

アメリカで活躍する、大阪出身のシンガー、ジョージのムーディすぎる遅いアルペジオが魅力的な楽曲『SLOW DANCING IN THE DARK』。
タイトルにふさわしい曲調で、まどろむようにうっとりとしたグルーヴが最高の1曲です。
ドリーミーなシンセサイザーに演技力のあるボーカル、雨の日や、深夜や明朝など、雰囲気のあるタイミングに聴きたいスローテンポナンバーです。
セクシーでドラマチックな歌声にひたってみてください!
The Ghost Of YouMy Chemical Romance

アメリカのロックバンド、マイケミカルロマンスの楽曲『The Ghost Of You』。
イントロから放たれるアルペジオが美しく、この曲の雰囲気を作り出しています。
そしてそれを上塗りする激しく歪んだギターとのマッチ具合も最高です。
さらには荒ぶるボーカルのスタイルも彼ららしく、かなり聴きごたえのあるサウンドの楽曲です。
高低差の激しい緩急のついたバンドディレクションに圧巻のヘビィかつドラマチックなナンバーです。
Harmony HallVampire Weekend

アメリカのロックバンド、ヴァンパイア・ウィークエンド。
彼らのアコギで奏でられる印象的すぎるイントロのリフレインが鮮烈なナンバー『Harmony Hall』。
よくある基本的なギターアルペジオとは少し違うかもしれませんが、この曲の軸になっています。
跳ねたピアノやコーラスなどハッピーな雰囲気のただよう軽快な楽曲が魅力的で、心地よいメロディかつ実験的な展開もあり、聴くひとを飽きさせません。
多幸感のあふれる、不思議と肩の力がふっと抜けるような名曲です。
Suite No.1 in B flat major HWV434 : I PréludeGeorge Frideric Handel

ほぼほぼアルペジオのみで構成されています。
高速で耳を駆け抜けるように美しい旋律です。
アップダウンを繰り返すメロディは螺旋階段のように美しく天にまだ登るような気分にさせてくれます。
じわじわとテンションが上ります。
上品で激しさも持ち合わせるクラシックですが、どこかミステリアスなムードも感じます。
名曲なのでさまざまな奏者がこれまでにカバーを手がけました。
他のバージョンはあまり知りませんが、アルペジオを最も楽しめるのはピアノではないでしょうか?
PsychoRed Velvet

韓国のアイドルグループ、レッドベルベット。
彼女らの2019年リリースの楽曲『Psycho』。
クラシカルなイントロにエレクトロなシンセサイザーで奏でられるアルペジオの両極端なサウンドが完璧に混ざり合ったナンバーです。
サビで連呼される『Psycho』というワードが斬新ですね。
メロディもムードアがあり、セクシーで、このゆったりとしたテンポとマッチしています。
ルックスだけでなく音楽性もトップレベルな楽曲です。
【アルペジオ】美しい洋楽の名曲たち。珠玉のギターサウンド(21〜30)
Stay (I Missed You)Lisa Loeb

繊細なギターアルペジオで幕を開ける、アメリカ出身のシンガーソングライター、リサ・ローブさんの代表作の一つ。
本作は、徐々に感情がこみ上げるようにヴォーカルが力強さを増す構成が心を掴みます。
別れた相手への未練と後悔を切々と歌い上げる歌詞は、自己の内面を深く見つめるようでいて、多くの人が共感できる普遍的な響きを持っています。
本作は、1994年公開の映画『Reality Bites』のエンディング曲として注目を集め、サウンドトラックにも収録。
レコード契約前のアーティストとして、1994年8月に全米シングルチャートで3週連続1位という快挙を成し遂げました。
美しいメロディに浸りたい夜や、ちょっぴり切ない気分の時に聴いてみてはいかがでしょうか。