【2025】日本から世界へ!洋楽シティポップの名曲まとめ
音楽好きであればどこかで「シティポップ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。
当サイトでもシティポップの名盤を取り上げた記事を公開していますが、ざっくり説明すると海外のAORなどの洗練された都会的なサウンドに影響を受けた日本人アーティストたちによる、主に1970年代後半から1980年代にかけて生まれたジャンル名であり、2010年代以降は海外の音楽ファンに再発見されてブームとなったのですね。
定義としては曖昧ですが、こちらの記事ではそんな日本発の「シティポップ」の影響を感じさせる洋楽の人気曲を取り上げています。
有名どころから隠れた名曲まで、ぜひ「洋楽シティポップ」の世界をお楽しみください!
【2025】日本から世界へ!洋楽シティポップの名曲まとめ(11〜20)
WanderEarly Eyes

ミネアポリス拠点のインディポップバンド、Early Eyesが2020年11月にリリースした『Wander』は、まるで心地良い風に吹かれるような洋楽シティポップの逸品です。
バンドのジャズとポップを融合させたサウンドは、都会の夜の喧騒を鮮やかに描き出しています。
曲中で繰り返されるドライビングビートとキャッチーなメロディーは、もう一度聴きたくなる魅力がありますね。
Epitaph Recordsからのリリースという背景にも注目し、バンドが持つ多彩な才能に期待が膨らみます。
Superficial LoveCalica ft. Magdalena Bay

CalicaさんとMagdalena Bayさんが共作した『Superficial Love』は、2020年に公開されて以来、じわじわとその魅力が認められ、多くのリスナーを虜にしています。
シティポップというジャンルに新たな息吹を吹き込んだこの楽曲は、昔懐かしいサウンドにモダンなグルーヴを融合させた逸品です。
洗練されたメロディーラインと、カリフォルニアの太陽を感じさせるような爽やかなアレンジメントがとても心地よく、聴いていると自然と頬が緩みます。
関係性の複雑さを描いた歌詞の世界観は、聴く人の心に深く響きます。
ここぞというときに観るライブでは、特に映える楽曲でしょう。
おしゃれでどこか切ない、そんなシティポップがお好きならぜひオススメします!
TokyoWIM

タイ出身で現在も現地を拠点に活動する期待のソロアーティスト、ウィムさん。
元HYBSのメンバーとして2024年にソロ転向を果たした彼が2025年5月にアルバム『Snacks & Wine』収録曲として公開した本作は、エレクトロニック・ポップとインディー・ロックを融合させた都会的なサウンドが魅力的な楽曲です。
東京の夜景や街並みからインスピレーションを得た歌詞には都市生活の孤独と希望が描かれており、シンセサイザーの煌びやかな音色とギターの繊細なアルペジオが絡み合うアレンジも秀逸ですね。
夜の街を歩きながら聴きたくなる、そんな一曲となっています。
All I Do Is 4 UAngelica Vila

アンジェリカ・ヴィラさんの楽曲『All I Do Is 4 U』は、洋楽シティポップの新たな宝石と言っても過言ではありません。
ニューヨーク出身の彼女の才能は、ファット・ジョーさんに見いだされ、RNGとRoc Nation/Republic Recordsとの契約に至るまでの経緯には息を呑むものがあります。
驚くべきことに、『All I Do Is 4 U』はSpotifyで100万回以上ストリーミングされるほどの反響を呼びました。
そして、彼女が「Made in America Festival」でのパフォーマンスでも観客を魅了したのは2022年のこと。
洗練されたR&Bサウンドにシティポップのエッセンスを掛け合わせたこの曲は、シティポップファンはもちろん、広く音楽愛好家にもオススメですよ!
Your Satisfaction Is MineEd Motta

2023年にリリースされたエヂ・モッタさんの『Your Satisfaction Is Mine』は、ブラジル出身のこの才能あふれるアーティストが洋楽シティポップの領域に新しい息吹をもたらしました。
都会的なサウンドに根ざしながらも、独自の色彩を持つこの曲は、洗練されたメロディラインと複雑な感情を綴った歌詞で聴く人の心にしっかりと語りかけます。
2010年代に世界的に注目を浴びた日本発のジャンル「シティポップ」の影響を受けつつ、エヂ・モッタさん自らの深遠なメッセージを音楽として昇華させた作品です。
聴き手を細部まで引き込むその魅力は、再発見されたシティポップへのオマージュでもありますよね!