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素敵なインストゥルメンタル

【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド

皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。

あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!

【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(11〜20)

Victory DanceEzra Collective

Ezra Collective – Victory Dance (Official Video)
Victory DanceEzra Collective

2020年代の今、イギリスの新世代ジャズシーンにおいて最も注目集めているグループの1つが、ロンドンを拠点とする5人組のエズラ・コレクティヴです。

ドラムとベースを担うコレオソ兄弟を中心として2012年に結成された彼らは「トゥモローズ・ウォリアーズ」と呼ばれる音楽家育成機関の中で出会ったメンバーで構成されており、英国ジャズシーンの鍵を握るアーティストとしても知られている鍵盤奏者のジョー・アーモン・ジョーンズが在籍していることでも知られているバンドなのですね。

2019年には待望のデビューアルバム『You Can’t Steal My Joy』をリリース、ジャズやジャズファンク、アフロビートにレゲエやラテン音楽、果てはヒップホップに至るまでさまざまなジャンルをシームレスにつなぐバンドアンサンブルで魅せる楽曲群の素晴らしさで高い評価を得ています。

2022年の11月にはセカンドアルバム『Where I’m Meant To Be』を発表、ジャズに詳しい方であればアルバムのジャケットがセロニアス・モンクさんの名盤『アンダーグラウンド』をモチーフとしたものだと気付いて思わずにやりとしてしまうことでしょう。

そんな遊び心もクールな最新作は、前作と同じく古今東西の音楽を見事なアンサンブルとソングライティングで昇華したハイブリッドなサウンドとなっており、ザンビア共和国のラッパーであるサンパ・ザ・グレイトさんがフィーチャーされた1曲目『Life Goes On』の格好良さだけでもうノックアウト必至です!

情報量も多く豊潤な音楽性ながら、決して難解ではなく音楽の純粋な楽しさを味わえるグループ、エズラ・コレクティヴにぜひ注目してみてください。

Physical EducationANIMALS AS LEADERS

ANIMALS AS LEADERS – Physical Education (Official Music Video)
Physical EducationANIMALS AS LEADERS

インストゥルメンタル主体のプログレッシブなメタルサウンドを鳴らすバンドの中でも、突出したテクニックでシーンのトップを走り続けているアニマルズ・アズ・リーダーズ。

8弦ギターを操る新世代のギタリスト、トーシン・アバシさんを中心として2007年に結成されたトリオ編成のバンドで、前述したようにプログレッシブメタルを軸としながらも、ジャズやアンビエントな音楽性など幅広いアプローチで繰り出される楽曲のクオリティの高さはとてつもないものがあるのですね。

特にアバシさんによる達人を通りこして変態クラスの超絶プレイの数々は、ぜひ動画などでチェックしていただきたいところ。

プログレッシブロックやフュージョンなど、テクニカルなプレイが要求されるジャンルを主に聴いている方であっても、彼のギタープレイには間違いなく衝撃を受けることでしょう。

そんな彼らは2022年の時点で5枚のアルバムをリリースしており、ビルボードチャート50位以内にランクインするなどインストゥルメンタルバンドというスタイルでありながらも商業的な成功を収めている、というのもすごいですよね。

どのアルバムから聴いていただいても問題ないのですが、ビルボードチャート初登場23位をマークした2014年リリースのサードアルバム『The Joy of Motion』辺りから手に取ってみてはいかがでしょうか。

The MessageOMA

OMA – The Message (Nas Cover Live in Liverpool)
The MessageOMA

イギリス・マンチェスターを拠点とする4人組インストゥルメンタル・ヒップホップバンドOMAは、クラシックなヒップホップを新たな解釈で魅せるグループとして注目を集めています。

ギター、キーボード、ベース、ドラムの編成で、R&Bやエレクトロニカの要素を取り入れたハイブリッドなサウンドを展開。

2022年に初のシングルを公開し、2023年にはアルバム『Bread ‘n’ Butter』で、古典的なヒップホップの名曲をカバーし、高い評価を獲得しました。

SNSでの影響力も大きく、TDEのアイザイア・ラシャドさんのツアーバンドを務めるなど、実力派アーティストからの信頼も厚いのが特徴。

ライブではヌジャベスさんの名曲をカバーするなど、日本の音楽シーンとも深い繋がりを持っています。

ヒップホップの新しい可能性に興味がある方や、生演奏の迫力を体感したい方にぴったりのバンドといえるでしょう。

StormGodspeed You! Black Emperor

カナダが誇る至宝、ポストロックとされるジャンルの代表的なグループの1つでもあるゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラーは、1994年にカナダはモントリオールで結成された大所帯のバンドです。

もともとは2人のメンバーによって始まった彼らは、地元モントリオールのミュージシャンたちを集めて人数を増やし、2022年の現時点では映像を担当するメンバーも含めて10人のパーマネントな編成となっているようですね。

そんな彼らの音楽性はギターやベースにドラムといったオーソドックスなバンド編成にチェロやバイオリンなどが加わって、悲壮感の漂う暗く重い長尺曲を時に不協和音やノイズも入り乱れながら、ドラマチックに展開するといったものが基本的なスタイルです。

1曲1曲がまるでオーケストラの組曲のような構造を持ち合わせており、20分をこえる楽曲もざらにあるということで、ポストロックをある程度聴いていても正直言えばとっつきにくいと感じている人も少なからずいます。

とはいえバンドとしての姿勢もアンチ商業主義でメディアへの露出を嫌っているにもかかわらず、彼らのリリースする作品は多くのメディアや音楽ファンに絶賛されているのは、特異な音楽性と鮮烈なライブパフォーマンスにあるのですね。

彼らの音楽を聴くことはそれだけで一つの貴重な音楽体験ですから、腰を据えて向き合うことをおすすめします。

まずは名盤の誉れ高い2000年リリースのセカンドアルバム『Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven』辺りから、ぜひ!

HopoponoGoGo Penguin

GoGo Penguin – Hopopono (Official Video) [Gondwana Records]
HopoponoGoGo Penguin

ゴーゴー・ペンギンというバンドが、と言われたらとてもキュートな名前に思わず微笑ましくなってしまう人は多いかもしれませんね。

可愛らしいバンド名とは裏腹に、ゴーゴー・ペンギンはピアノとベースにドラムスという伝統的なピアノトリオ編成でありながらも、従来のジャズにとらわれない先鋭的かつ洗練されたハイブリッドなサウンドでシーンをリードするグループです。

イギリスはマンチェスターにて2009年にピアニストのクリス・アイリングワースさんを中心として結成され、地元のクラブを拠点としてライブ活動を開始した彼らはアンダーグラウンドシーンで評判を呼び、2012年にはインディーズレーベルよりデビューアルバム『Fanfares』をリリース。

同年にはアシッドジャズをけん引した存在であり、イギリスで最も知名度の高いDJの1人であるジャイルス・ピーターソンさんの目に留まって知名度が急上昇しました。

2016年のサードアルバム『Man Made Object』からは名門ブルーノートより作品を発表し続けている彼らの特徴は、先述したように往年のジャズだけではなくクラシックや現代音楽、テクノミュージックにポストロックなどの影響も大いに感じさせるサウンドでクールに踊れる独自の音楽性を持ち合わせています。

進化し続けるピアノトリオを聴いてみたい、という方にも大推薦のバンドですよ!