【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド
皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。
あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!
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【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(11〜20)
Lingus (We Like It Here)Snarky Puppy

ジャズと言われるとなんとなく高尚なイメージで、古典とされるアルバムばかりが称賛されている……そんな先入観をお持ちの方にこそ、進化し続けるジャズの「今」を体現するバンドたちはぜひ知っていただきたいですね。
本稿の主役であるスナーキー・パピーは、2004年に大学生だったメンバーを中心として結成され、アンダーグラウンドで活動を続けて今やグラミー賞を受賞するまでに成長したグループです。
初期から10名の大所帯のバンドだった彼らですが、リーダーのマイケル・リーグさんを中心として日本人も含んだメンバーが在籍しており、今や1つのコミュニティと呼べるほどの構成員が集まってそれぞれがソロ作品をリリースするなど、彼らの動向は音楽シーンにおいて大いに注目されているのですね。
そんな彼らの音楽性は一口にジャズというだけではなく、ファンクにフュージョン、ポップスやロックにワールドミュージック等々あらゆるジャンルを網羅しながら、変化自在の強力な即興演奏を武器とするアンサンブルはいわゆるジャムバンド的でもあり、かといって難解ではなく聴きやすいポップさを兼ね備えているというのが実に素晴らしいです。
多くの作品をリリースしている彼らですが、本稿執筆時点での最新作でありバンドメンバーにとってのかつてのホームであったテキサス州はダラスにて録音された2022年リリースの『Empire Central』をまずは聴いていただいて、彼らの音楽に触れてみるのもよいでしょう!
A Dance with DeathWe Lost The Sea

悲劇を経て独自の音世界を構築した存在として、シドニー出身のWe Lost The Seaを紹介します。
2007年に結成された彼らは、2013年にボーカルのクリス・トーピーさんが逝去されたのを機にインストゥルメンタルへ転身した経緯を持つのですね。
2015年のアルバム『Departure Songs』収録の『A Gallant Gentleman』はNetflixドラマ『After Life』で使用され話題となり、2019年のアルバム『Triumph & Disaster』は豪チャート41位を記録。
2025年7月発売のアルバム『A Single Flower』でも叙情的な轟音サウンドは健在で、モグワイなどが好きな方なら間違いなく琴線に触れるはずです!
Juana La CubanaLA LOM

メキシコ、キューバ、ペルーなど多彩なラテンアメリカの伝統音楽をベースに、アメリカの伝統的なジャズやロカビリー、ソウルを融合させた独自の音楽性で注目を集めているLA LOM。
ロサンゼルスの歴史あるホテルでレジデンシーを務めていた3人は、2021年にEP『LA LOM』でデビュー。
2024年8月には、メジャーレーベルのVerve Recordsから満を持してアルバム『The Los Angeles League of Musicians』を発表し、ビルボードのトロピカル・アルバムチャートで5位を記録する快挙を果たしました。
実力派揃いのトリオは、ヴァンパイア・ウィークエンドのツアーでオープニングアクトを務めるほか、グラディス・ナイトやベックといった著名アーティストとの共演も果たしています。
多文化的なサウンドと独自の世界観で、民族音楽とポップスの新たな可能性を提示する魅惑のサウンドをお楽しみください。
DangerousSurprise Chef

メルボルン出身のサプライズ・シェフは、インスト界で異彩を放つ5人組です。
2017年末に結成された彼らは、情景を描く演奏スタイルを確立し、2020年のアルバム『All News Is Good News』で注目を集めました。
70年代の映画音楽やヒップホップの影響を受けたサウンドは「ムーディーなインスト・ジャズファンク」と称され、聴く者を架空の物語へと誘う独特の空気感を持っています。
2023年にはアルバム『Education & Recreation』がARIA賞のジャズ部門候補に挙がるなど実力は折り紙付きですね。
2025年5月にはアルバム『Superb』を公開するなど精力的に活動しており、ソウルやファンクを愛する方にも大推薦のバンドですよ!
WaterslideCHON

惜しくも2022年に活動を休止することを発表した、アメリカはカリフォルニア州出身のプログレッシブロック~マスロックバンド、チョン。
バンド名の由来はいわゆる人体を構成する4大元素の頭文字から取ったもので、当時科学番組を流しながら楽器練習をしていた時に冗談半分で決めたのだとか。
当時はまだ10代前半から中盤だったというのも納得の軽いノリで始まったチョンですが、実際にその音を聴いたら多くの人が驚かれることでしょう。
複雑に構成された楽曲展開の中で、突出したテクニックを持つメンバーによる圧巻のプレイが随所に炸裂する強烈なバンドアンサンブルは衝撃的の一言。
いわゆるポリリズムや変拍子といったリズムパターンもふんだんに取り入れており、難解で取っ付きづらい音なのでは……と敬遠する方々もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで聴きやすい楽曲として見事に昇華しているというセンスがまた素晴らしいのですね。
そんな彼らはフジロックなどの大型フェスティバルも含めて数回の来日公演も実現させており、日本でもファンの多いバンドです。
リリースされたアルバムは3枚ということで、どの作品もチェックしていただくことをおすすめしたいのですが、あえて1枚を挙げるとすれば格段に音楽性の幅を広げた2017年のセカンドアルバム『Homey』辺りでしょうか。
サックス奏者兼シンガーソングライターであり、自らの音楽性を「トラップハウスジャズ」と名付けるマセーゴさんをゲストボーカリストとして迎えるなど、チョン独自のセンスが味わえる名盤ですよ!
Dead Between The WallsPELICAN

ロシアン・サークルズと並んでアメリカのアンダーグラウンドシーンにおいてポストメタルと呼ばれるジャンルの先駆的な存在であり、すさまじい轟音と時に10分をこえるドラマチックな長尺曲も多い大作で知られるシカゴのバンド、ペリカン。
ヘビーメタルの中でもドゥームメタルやスラッジメタルと呼ばれるジャンルの要素を内包しながらも、彼らの鳴らす轟音はモグワイやモノといったポストロックとの近似性も感じ取れ、同時にどのジャンルとも違うペリカンならではの轟音的交響曲の如き音世界に魅せられた音楽ファンは多くいるのですね。
2001年に結成された彼らは。
ポストメタルシーンにおいて最も重要なバンドの1つであるアイシスのメンバーが創設した伝説的なレーベル「Hydra Head Records」と契約して2003年にはデビュー作となった『Australasia』をリリース。
日本盤もリリースされ、その強烈なギターの轟音と短編の映画を見ているような物語性を持つ楽曲構成に、熱心な音楽リスナーは大いに衝撃を受けたのです。
続く2005年リリースのセカンドアルバム『The Fire in Our Throats Will Beckon the Thaw』は個人的には一番最初に手に取ってほしいペリカンのアルバムで、地元シカゴの四季を表現したという全7曲の叙情性と轟音は本当に素晴らしく、あまりこの手のジャンルを聴いたことがない方であればインストゥルメンタルバンドの概念が変わるかもしれませんよ。
定期的な来日もこなしているバンドですから、音源が気に入った方はぜひ強烈なパフォーマンスで魅せてくれる彼らのライブもチェックしましょう!
【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(21〜30)
AccordionAbstract Orchestra

アブストラクト・オーケストラ、という名前を聞くと前衛的なクラシック集団を想像してしまうかもしれませんが、彼らは英国リーズで2011年に始動したヒップホップとジャズを横断するビッグバンド。
サックス奏者のロブ・ミッチェルさんを中心とした大編成で、J・ディラさんなどのビートを生演奏で再構築するスタイルが高く評価されています。
アルバム『Dilla』やMF・ドゥームさんの楽曲を取り上げた『Madvillain Vol. 1』など、名作を金管や弦を含む重厚なアンサンブルで蘇らせる手法は圧巻ですよ。
スラム・ヴィレッジとの共同企画として2020年に公開されたプロジェクトなど、単なるカバーを超えた再解釈を行う彼らの音楽は、ヒップホップのグルーヴとジャズの即興性を同時に楽しみたい方に大推薦のバンドですよ!


