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素敵なインストゥルメンタル

【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド

皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。

あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!

【2026】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(11〜20)

MirageGlass Beams

Glass Beams – ‘Mirage’ (Live)
MirageGlass Beams

オーストラリアのミステリアスな音楽プロジェクト、グラス・ビームス。

2020年にデビューEP『Mirage』をリリースし、宇宙的な楽器や東洋の音階、クラウトロックに影響を受けたポリリズムを取り入れた4曲を収録しています。

プロジェクトの創設者であるラジャン・シルバさんは、インド生まれの父を持ち、その文化的ルーツからインスピレーションを得ています。

『Mirage』は、ジャズやサイケデリックの要素を含んだ魅惑的な作品で、DJプロデューサーのジャイダ・Gさんなどから注目を集めました。

フジロック2024での参戦も決まり、今後日本でも確実に知名度を上げるであろうグラス・ビームズは今のうちからチェックしておくべきですよ!

Juana La CubanaLA LOM

LA LOM Performs “Juana La Cubana”
Juana La CubanaLA LOM

メキシコ、キューバ、ペルーなど多彩なラテンアメリカの伝統音楽をベースに、アメリカの伝統的なジャズやロカビリー、ソウルを融合させた独自の音楽性で注目を集めているLA LOM。

ロサンゼルスの歴史あるホテルでレジデンシーを務めていた3人は、2021年にEP『LA LOM』でデビュー。

2024年8月には、メジャーレーベルのVerve Recordsから満を持してアルバム『The Los Angeles League of Musicians』を発表し、ビルボードのトロピカル・アルバムチャートで5位を記録する快挙を果たしました。

実力派揃いのトリオは、ヴァンパイア・ウィークエンドのツアーでオープニングアクトを務めるほか、グラディス・ナイトやベックといった著名アーティストとの共演も果たしています。

多文化的なサウンドと独自の世界観で、民族音楽とポップスの新たな可能性を提示する魅惑のサウンドをお楽しみください。

Mogwai Fear SatanMogwai

ポストロックと一口に言ってもそのスタイルはさまざまなのですが、トータスに代表されるシカゴ音響派とはまた違う、静と動のダイナミズムを駆使したギターの轟音で包み込むようなドラマチックな音楽性、というイメージが最初に来る方は多いのではないでしょうか。

そんな轟音ギターインストで世に衝撃を与えたバンドが、スコットランド出身のモグワイです。

2022年にフジロックへと出演、22年ぶりにレッドマーキーの舞台へと立って素晴らしいライブパフォーマンスで観客を魅了したことは記憶に新しいですよね。

そんなモグワイは1995年に当時10代だったメンバーも含む非常に若いバンドとして結成され、自らが主宰するレーベルにてシングルをリリースしてデビューします。

その後地元グラスゴーのレーベル「ケミカル・アンダーグラウンド」と契約を果たし、1997年に衝撃的なファーストアルバム『Mogwai Young Team』にて本格的なデビューを果たしました。

ハードコア由来のアグレッシブなサウンドとはっとするような美しいメロディが融合し、耳をつんざくようなギターの轟音で音楽ファンはもちろん多くのミュージシャンたちが圧倒させられたのです。

一つの典型的なポストロックのスタイルを作り上げた彼らは、その後は一定の音楽ジャンルに固執することはなく、トレードマークの轟音ギターを抑えた作風であったり、ボーカルを取り入れた楽曲などにも挑戦しつつ、バンドとしての核は失わずに現在も孤高の立ち位置で活躍し続けているのですね。

個人的にはやはり初期の作品から、リリース順に聴いていただくことをおすすめします!

Lingus (We Like It Here)Snarky Puppy

ジャズと言われるとなんとなく高尚なイメージで、古典とされるアルバムばかりが称賛されている……そんな先入観をお持ちの方にこそ、進化し続けるジャズの「今」を体現するバンドたちはぜひ知っていただきたいですね。

本稿の主役であるスナーキー・パピーは、2004年に大学生だったメンバーを中心として結成され、アンダーグラウンドで活動を続けて今やグラミー賞を受賞するまでに成長したグループです。

初期から10名の大所帯のバンドだった彼らですが、リーダーのマイケル・リーグさんを中心として日本人も含んだメンバーが在籍しており、今や1つのコミュニティと呼べるほどの構成員が集まってそれぞれがソロ作品をリリースするなど、彼らの動向は音楽シーンにおいて大いに注目されているのですね。

そんな彼らの音楽性は一口にジャズというだけではなく、ファンクにフュージョン、ポップスやロックにワールドミュージック等々あらゆるジャンルを網羅しながら、変化自在の強力な即興演奏を武器とするアンサンブルはいわゆるジャムバンド的でもあり、かといって難解ではなく聴きやすいポップさを兼ね備えているというのが実に素晴らしいです。

多くの作品をリリースしている彼らですが、本稿執筆時点での最新作でありバンドメンバーにとってのかつてのホームであったテキサス州はダラスにて録音された2022年リリースの『Empire Central』をまずは聴いていただいて、彼らの音楽に触れてみるのもよいでしょう!

Dead Between The WallsPELICAN

Pelican – “Dead Between The Walls” OFFICIAL VIDEO
Dead Between The WallsPELICAN

ロシアン・サークルズと並んでアメリカのアンダーグラウンドシーンにおいてポストメタルと呼ばれるジャンルの先駆的な存在であり、すさまじい轟音と時に10分をこえるドラマチックな長尺曲も多い大作で知られるシカゴのバンド、ペリカン。

ヘビーメタルの中でもドゥームメタルやスラッジメタルと呼ばれるジャンルの要素を内包しながらも、彼らの鳴らす轟音はモグワイやモノといったポストロックとの近似性も感じ取れ、同時にどのジャンルとも違うペリカンならではの轟音的交響曲の如き音世界に魅せられた音楽ファンは多くいるのですね。

2001年に結成された彼らは。

ポストメタルシーンにおいて最も重要なバンドの1つであるアイシスのメンバーが創設した伝説的なレーベル「Hydra Head Records」と契約して2003年にはデビュー作となった『Australasia』をリリース。

日本盤もリリースされ、その強烈なギターの轟音と短編の映画を見ているような物語性を持つ楽曲構成に、熱心な音楽リスナーは大いに衝撃を受けたのです。

続く2005年リリースのセカンドアルバム『The Fire in Our Throats Will Beckon the Thaw』は個人的には一番最初に手に取ってほしいペリカンのアルバムで、地元シカゴの四季を表現したという全7曲の叙情性と轟音は本当に素晴らしく、あまりこの手のジャンルを聴いたことがない方であればインストゥルメンタルバンドの概念が変わるかもしれませんよ。

定期的な来日もこなしているバンドですから、音源が気に入った方はぜひ強烈なパフォーマンスで魅せてくれる彼らのライブもチェックしましょう!