【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド
皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。
あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!
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【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(41〜50)
LeandiMosaik

スウェーデン出身のミュージシャン、Jakob Rymdlegoのプロジェクトです。
エレクトロニカやチルの影響を受けたサウンドが特徴であったが、次作においてはボーカルをフィーチャーしエレポップの要素が強く出るなど、変化に富んだ作品を発表しています。
【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(51〜60)
Theme from AntarcticaVangelis

1983年公開の映画「南極物語」の挿入曲です。
彼は炎のランナーのヒットやアカデミー賞受賞により人気が高騰していたのですが、紆余曲折(うよきょくせつ)をへて邦画の音楽を初めて担当することになりました。
ほかにヴァンゲリスの作品で日本と縁があるものとしては、2002年の日韓ワールドカップに提供したアンセムがありますね。
IVBadbadnotgood

何だか冗談のようなバンド名ですが、カナダはトロント出身のバッドバッドノットグッドは世界的な知名度を誇る先鋭的なインストゥルメンタルバンドです。
これまでにタイラー・ザ・クリエイターさんおやケンドリック・ラマーさんといった超大物とのコラボレーションも経験しており、グラミー賞受賞といった栄誉にも輝いたグループなのですね。
そんな彼らは地元の有名大学であるハンバーカレッジのジャズ・プログラムで出会った3人によって結成されたのですが、おもしろいことにジャズミュージックではなくMFドゥームさんや先述したタイラー・ザ・クリエイターさんが所属するオッド・フューチャーといったヒップホップアクトへの愛情で結ばれたのだとか。
そんな経歴はもちろん音楽性にも反映されており、2010年の結成時はヒップホップをメインとした楽曲のインストゥルメンタルカバーを発表、注目を集めます。
その後は多くのアーティストと共演、楽曲のプロデュースなどを手掛けながらバンドとしての個性的な作品を多くリリースして評判を呼び、2016年のアルバム『IV』は世界的に高い評価を得た作品となりました。
ヒップホップとジャズを軸としながらも、多くのゲストミュージシャンたちとともに作り上げられる彼らの作品群はどれも一筋縄ではいかないものばかりです。
同時に、ライブパフォーマンスは高尚なものではなくエネルギッシュで時にロック的なダイナミズムすら感じさせる、というのが個人的には格好良いと感じますね。
A Tender History In RustDo Make Say Think

ドゥー・メイク・セイ・シンクは、カナダ・トロントを拠点に活動するポストロックバンドです。
1995年に結成され、1997年にセルフタイトルのデビューアルバムを自主リリース。
その後、Constellation Recordsと契約し、計7枚のアルバムを発表しています。
彼らの音楽は、ジャズ風のドラミング、歪んだギター、風変わりな管楽器、そして目立つベースギターを特徴としており、サイケデリック、ジャズ、パンク、プログレッシブ、エレクトロニカの要素を高度なオリジナリティで融合させています。
2017年リリースの7thアルバム『Stubborn Persistent Illusions』は、2018年のジュノー賞で最優秀インストゥルメンタルアルバム賞と最優秀アートワーク賞を受賞。
20年以上の歴史を持ち、世界中にファンを持つ彼らの音楽は、インストバンドの可能性を広げる実験的な作品として高く評価されています。
ポストロックやインストバンドに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
Touch and GoINTERVALS

インターヴァルズは、2011年にカナダのトロントで結成されたインストゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンドさんです。
バンドの設立者であり中心人物のアーロン・マーシャルさんは、伝統的な音楽要素に根ざしつつも、現代のインストゥルメンタル音楽シーンにおいて前衛的かつ革新的なスタンスを保ち続けています。
2014年に初のスタジオアルバム『ア・ヴォイス・ウィズイン』をリリースし、その後もメンバーチェンジを経て、革新的な音楽性を維持しつつ、ジャンルの境界を越えたコラボレーションを行っています。
マーシャルさんのギターワークは、技術的な精度と感情表現の深さにおいて高い評価を受けており、インストゥルメンタル音楽の可能性を広げる役割を果たしています。
エネルギッシュでありながらも、感情豊かなメロディと複雑なリズム構造が特徴の音楽性は、プログレッシブメタルなどを好む方にぜひチェックしてほしいですね。
Nude Beach. Pin Hole CameraPele

インディーロックシーンに新たな風を吹き込んだアメリカのインストバンド、ペレ。
マスロックやポストロックといったジャンルで注目を集め、独特の構成とメロディが特徴的です。
2000年にリリースされたアルバム『The Nudes』は、彼らの音楽性を象徴する一枚。
シンプルながらも感染力のあるサウンドと、即興とロックが融合した演奏は圧巻の一言。
メンバーのクリス・ローズノーさん、ジョン・ミューラーさん、マット・テネッセンさんの息の合ったプレイは必聴です。
90年代後半から00年代前半のポストロック、マスロックといったジャンルに興味のある方はぜひチェックしてみてください。
Giving Birth to Imagined SaviorsRed Sparowes

ロサンゼルスを拠点とするポストロックバンド、レッド・スパロウズ。
2003年に結成され、バンドにはISISやマリッジズなど著名バンドの現役・元メンバーが在籍しています。
デビューアルバム『At the Soundless Dawn』は2005年にリリースされ、その後も『Every Red Heart Shines Toward the Red Sun』や『The Fear Is Excruciating, but Therein Lies the Answer』など意欲作を発表。
ペダルスチールギターを多用した実験的なロックサウンドが特徴で、インストゥルメンタルの楽曲にはサンプリングやフィールドレコーディングを用いてメッセージ性を持たせています。
重厚でドローン的な音像の中にも、時折見せる独自のダイナミクスが印象的。
先鋭的なヘビーロックを好む方にも、ぜひおすすめしたいバンドですね。





