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【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド

皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。

今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。

あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!

【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(41〜50)

The Bounty HunterEstradasphere

超絶マルチプレイヤー5人組エストラダスフィア。

この曲にどれだけ楽器使用してるのかわかりません。

内容も少しクドイくらいの構成で曲が終わる気配がありません。

それでも南米の大都市を連想させるような大人びたラテンの仕上がりになる不思議。

ハマる人にはハマるかと。

個人的にはルパンが逃げるイメージです。

ContradanzaVanessa Mae

クラシック畑のヴァネッサメイですがデビュー当時からバンドサウンドとの融合をテーマにしてたように思います。

ヴァイオリンがこうもロックなサウンドに合うのも魅力です。

それでいてクラシックの匂いもしてるのがバランス良いですね。

ギターとヴァイオリンの掛け合いなんかも聴きどころのひとつです。

ATLAS NOVUSScale the Summit

SCALE THE SUMMIT – “ATLAS NOVUS” Official Song Premiere
ATLAS NOVUSScale the Summit

アメリカ・テキサス州ヒューストン出身のインストゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンド、スケール・ザ・サミット。

2004年にロサンゼルスのミュージシャンズ・インスティテュートで出会ったギタリストのクリス・レッチフォードさんとクラスメイトによって結成されました。

2007年に自主制作でデビューアルバム『Monument』をリリース。

その後、プロステティック・レコードと契約し、『Carving Desert Canyons』など注目作を発表。

バンドはスティーヴ・ヴァイさんやドリーム・シアター、ジョー・サトリアーニさんなどのアーティストと関連付けられ、技巧派でありながらも感情を揺さぶるメロディーを持つ音楽性で知られています。

プログレッシブ・メタルやインストゥルメンタル・ミュージックの新たな可能性を感じさせてくれるバンドです。

ギターやドラムの高度なテクニックが好きな方にオススメ!!

Defcon 5Man or Astro-man?

Man Or Astro-Man? – Defcon 5 (Live on KEXP)
Defcon 5Man or Astro-man?

日本ではあまり知られていない存在ながら、1992年の結成以来海外ではカルト的な人気を誇っているマン・オア・アストロマン。

不思議なバンド名の由来は諸説あるのですが、1960年公開の日本の特撮映画『ガス人間第一号』のアメリカ版ポスターに書かれていたキャッチフレーズが元ネタ、というのが有力な説だそうですよ。

そんなバンド名からして奇妙な魅力を感じさせる彼らの音楽スタイルは、1960年代のサーフロックと呼ばれるインストゥルメンタルサウンドを軸としながらも、1970年代後半から1980年前半にかけて生まれたニューウェーブなどの実験的な音楽性を導入、さらには古典的なSF映画やテレビドラマへの偏愛を感じさせる小ネタ満載のサウンドが実に個性的です。

ライブではメンバー全員がSF映画モチーフの衣装やセットを駆使したパフォーマンスを披露するなど、メンバーの正体は隠してコンセプチュアルなバンドとして活動しているのが特徴なのですね。

改造したギターを平気で使用するなど、古き良きサーフミュージックの愛好家が怒り出しそうなこともやってのける彼らの音楽は特にネタ元を知らずとも楽しめますし、音源の前にライブ動画などでサウンドをチェックしてもらうのもよいかもしれません。

2010年代以降は女性ギタリストが参加しており、彼女が繰り出すパワフルなギタープレイも必見ですよ!

BerlinIf These Trees Could Talk

If These Trees Could Talk – Berlin (OFFICIAL VIDEO)
BerlinIf These Trees Could Talk

アメリカはオハイオ州アクロンから轟く、重厚なポストロックとポストメタルの融合サウンド。

2006年にセルフタイトルのデビューEPをMylene Sheathからリリース、以降名門Metal Blade Recordsとの契約を経て、複数のアルバムを世に送り出してきたイフ・ディーズ・トゥリーズ・クッド・トークの魅力とは。

ドラマーのザック・ケリーさんを中心とする5人組は、歌詞やボーカルを持たず、重厚なギターリフと広がりのあるディレイサウンド、構築的な楽曲展開で聴き手の感情を揺さぶります。

2024年2月には約8年ぶりとなる楽曲のリリースと共に、イギリスのPORTALS Festivalなど複数の音楽フェスへの出演も控えています。

メンバー全員が他の職業と並行して活動する独自のスタイルが、彼らの音楽にさらなる深みをもたらしているのでしょう。

映画やゲームのサウンドトラックとしても起用される彼らの音楽は、感情や風景を見事に描き出す力を秘めています。

ABUSEY JUNCTION // WE OUT HEREKokoroko

英国ジャズシーンの新世代を代表するバンドの1つとして注目を集めているKokorokoは、多文化的な音楽性で観客を魅了するユニークな音楽集団です。

2014年にロンドンで結成された彼らは、西アフリカのアフロビートとジャズを融合させたサウンドを武器に、瞬く間に英国を代表するインストゥルメンタルバンドとして名を上げました。

アルバム『Could We Be More』は2022年にUKアルバムチャートで30位を記録、2020年にはUrban Music Awardsで「Best Group」、2021年にはParliamentary Jazz Awardsで「Jazz Ensemble of the Year」を受賞し、さらにBBC Promsにも招かれてロイヤル・アルバート・ホールで演奏するなど、着実に実績を重ねています。

トランペッターのシーラ・モーリス=グレイさんを中心とした柔らかな3人のホーンセクションと、催眠的なリズムが織りなす心地よいグルーヴは、ジャズの固定観念を打ち破る新鮮な魅力を放っています。

KandaikiMammal Hands

イギリスのノリッジを拠点に活動するママル・ハンズは、ベースレスという異色の編成ながら洗練されたサウンドを奏でるピアノトリオです。

2012年に兄弟であるジョーダン・スマートさんとニック・スマートさんを中心に結成され、2014年にはアルバム『Animalia』でデビュー。

アンビエントやジャズ、電子音楽、フォーク、スーフィー音楽など幅広い音楽性を取り入れながら、メンバー全員が平等に作曲に関与する独自のアプローチを確立しています。

2020年に公開されたアルバム『Captured Spirits』は、即興演奏とリズムのループを巧みに組み合わせたトランス的な魅力で、Bonoboなど著名アーティストからも高い評価を得ました。

2024年4月からはGoGo Penguinで知られるドラマー、ロブ・ターナーさんが加入し、バンドに新たな息吹を吹き込んでいます。

繊細かつダイナミックなサウンドに浸りたい方におすすめの存在です。