【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド
皆さんは、インストゥルメンタル主体の楽曲を主にプレイするバンドに対して、どのようなイメージをお持ちでしょうか。
何となく興味はあるけどボーカルがない曲を聴く習慣もないし……といった風に先入観で苦手意識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回の記事では、そんな方々に向けて海外のおすすめインストバンドを紹介しています。
あえて往年のジャズやプログレッシブロックといったインスト主体のバンドではなく、1990年代以降のポストロックやマスロック、近年のジャズ周辺など新世代のグループなども多数紹介していますから、インストバンドに詳しい方もぜひチェックしてみてくださいね!
【2025】洋楽のおすすめインストバンド。海外の人気バンド(41〜50)
Defcon 5Man or Astro-man?

日本ではあまり知られていない存在ながら、1992年の結成以来海外ではカルト的な人気を誇っているマン・オア・アストロマン。
不思議なバンド名の由来は諸説あるのですが、1960年公開の日本の特撮映画『ガス人間第一号』のアメリカ版ポスターに書かれていたキャッチフレーズが元ネタ、というのが有力な説だそうですよ。
そんなバンド名からして奇妙な魅力を感じさせる彼らの音楽スタイルは、1960年代のサーフロックと呼ばれるインストゥルメンタルサウンドを軸としながらも、1970年代後半から1980年前半にかけて生まれたニューウェーブなどの実験的な音楽性を導入、さらには古典的なSF映画やテレビドラマへの偏愛を感じさせる小ネタ満載のサウンドが実に個性的です。
ライブではメンバー全員がSF映画モチーフの衣装やセットを駆使したパフォーマンスを披露するなど、メンバーの正体は隠してコンセプチュアルなバンドとして活動しているのが特徴なのですね。
改造したギターを平気で使用するなど、古き良きサーフミュージックの愛好家が怒り出しそうなこともやってのける彼らの音楽は特にネタ元を知らずとも楽しめますし、音源の前にライブ動画などでサウンドをチェックしてもらうのもよいかもしれません。
2010年代以降は女性ギタリストが参加しており、彼女が繰り出すパワフルなギタープレイも必見ですよ!
Killarney Boys of PleasureLúnasa

アイリッシュ・ミュージック界をけん引するバンド。
いつまでも聴いていたいフレーズでどうして書けるのかな?
なんて思ってしまいます。
優しい中にも内に秘めた力強さを感じ、寂しい雰囲気の中にも前に向かう意思が感じられる楽曲だと思います。
LeandiMosaik

スウェーデン出身のミュージシャン、Jakob Rymdlegoのプロジェクトです。
エレクトロニカやチルの影響を受けたサウンドが特徴であったが、次作においてはボーカルをフィーチャーしエレポップの要素が強く出るなど、変化に富んだ作品を発表しています。
The Bounty HunterEstradasphere

超絶マルチプレイヤー5人組エストラダスフィア。
この曲にどれだけ楽器使用してるのかわかりません。
内容も少しクドイくらいの構成で曲が終わる気配がありません。
それでも南米の大都市を連想させるような大人びたラテンの仕上がりになる不思議。
ハマる人にはハマるかと。
個人的にはルパンが逃げるイメージです。
My RelationshipDysrhythmia

ディスリズミアは、アメリカのエクスペリメンタル・プログレッシブ・ロックバンドです。
彼らの音楽は複雑なリズムと高度な演奏テクニックで知られ、プログレッシブ・ロックの新たな可能性を切り開いています。
2003年5月にリリースされたアルバム『Pretest』は、テクニカルな演奏と緻密な楽曲構成が評価され、マニアックな音楽ファンの間で話題になりました。
クレイトン・インガーソンさん、ジェフ・エバーさん、ケヴィン・ハフナーゲルさんという個性的なメンバーたちの織りなす音楽は、聴く者を圧倒する迫力があります。
エクスペリメンタルな要素を取り入れつつも、ロックの本質を失わないサウンドは、アンダーグラウンドシーンに新たな風を吹き込んでいます。
Touch and GoINTERVALS

インターヴァルズは、2011年にカナダのトロントで結成されたインストゥルメンタル・プログレッシブ・メタルバンドさんです。
バンドの設立者であり中心人物のアーロン・マーシャルさんは、伝統的な音楽要素に根ざしつつも、現代のインストゥルメンタル音楽シーンにおいて前衛的かつ革新的なスタンスを保ち続けています。
2014年に初のスタジオアルバム『ア・ヴォイス・ウィズイン』をリリースし、その後もメンバーチェンジを経て、革新的な音楽性を維持しつつ、ジャンルの境界を越えたコラボレーションを行っています。
マーシャルさんのギターワークは、技術的な精度と感情表現の深さにおいて高い評価を受けており、インストゥルメンタル音楽の可能性を広げる役割を果たしています。
エネルギッシュでありながらも、感情豊かなメロディと複雑なリズム構造が特徴の音楽性は、プログレッシブメタルなどを好む方にぜひチェックしてほしいですね。
Theme from AntarcticaVangelis

1983年公開の映画「南極物語」の挿入曲です。
彼は炎のランナーのヒットやアカデミー賞受賞により人気が高騰していたのですが、紆余曲折(うよきょくせつ)をへて邦画の音楽を初めて担当することになりました。
ほかにヴァンゲリスの作品で日本と縁があるものとしては、2002年の日韓ワールドカップに提供したアンセムがありますね。