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【2025】ピアノが美しい感動の洋楽。最新の名曲まとめ

たとえばイントロで美しいピアノの音色が流れてきた瞬間、これは名曲ではないかと思わず予感させるくらいにピアノの効果は強烈なものがありますよね。

ピアノは打楽器でもあると言われているように、リズミカルにアップテンポなロックのグルーヴを先導することも可能ですが、こちらの記事では誰もが感動してしまうような美しいピアノが効果的に使われている洋楽の名曲をまとめています。

こういった趣旨の記事は往年の名曲に注目してしまいがちですが、今回は最新の人気曲や現在注目のヒット曲を中心にリサーチ。

トレンドを知る上でも役立つ内容となっていますから、ぜひチェックしてみてください!

【2025】ピアノが美しい感動の洋楽。最新の名曲まとめ(11〜20)

Bodieskeshi

keshi – Bodies (Official Visualizer)
Bodieskeshi

心を揺さぶるピアノの調べと、切ない感情表現が溶け合う楽曲に浸りたいのであれば、間違いなくチェックしてほしいのがケシさんです。

アメリカ・テキサス州ヒューストン出身のベトナム系アメリカ人シンガーソングライターであるケシさんは、元看護師というユニークなバックグラウンドを持ち、R&Bやローファイ・ヒップホップを融合させた音楽性で多くのリスナーを魅了しています。

本作は2024年9月にリリースされたアルバム『Requiem』に収録されており、その静謐なピアノのイントロは、聴く者を一瞬にして作品の持つ感傷的な世界観へと引き込みます。

失恋の痛みや人間関係の葛藤、そして深い喪失感をテーマにした本作において、ピアノは言葉にできない心の機微を繊細に紡ぎ出し、ケシさんの甘美なファルセットと見事に調和しながら、聴く者の琴線に触れることでしょう。

独りで物思いにふける静かな夜、この旋律はきっとあなたの心に優しく寄り添ってくれます。

Favorite SongToosii

Toosii – Favorite Song (Official Video)
Favorite SongToosii

ニューヨーク生まれで13歳の時にノースカロライナ州のローリーに移り住み、ホームレス生活といったハードな経験を乗りこえて大きな成功を果たした2000年生まれの若きラッパー兼シンガーソングライター、トゥーシーさん。

2023年にリリースされた楽曲『Favorite Song』のMVは同年11月の時点でなんと1.2億回を超える再生回数を誇り、同年を代表する大ヒット曲となりました。

シンプルながら印象的な、どこか物悲しいピアノのフレーズが美しいバラードの素晴らしさをさらに引き立てていますよね。

ピアノを使ったポピュラー音楽の王道とも言えそうです。

実はこの曲、2022年にカリフォルニアのシンガーソングライターであるTatiana Manaoisさんの楽曲『You Might as Well』を引用しているのですね。

彼女は『Favorite Song』のプロデューサーとしても参加していますよ。

My Love Mine All MineMitski

Mitski – My Love Mine All Mine (Official Video)
My Love Mine All MineMitski

魅力的な音楽性と深い洞察力を持つミツキさん。

日系アメリカ人として、文化的アイデンティティや孤独感を探求し、その経験を音楽に反映させています。

アルバム『The Land Is Inhospitable and So Are We』に収録された本作は、美しいピアノの音色と哀愁を帯びた歌声が心に響くバラードです。

永続的な愛と個人的所有権をテーマに、物質的なものの儚さと対比しながら、愛の価値を見事に表現しています。

静かな夜を思わせる落ち着いた雰囲気の中に、リズミカルな要素も織り交ぜられており、聴く人の心に長く残る楽曲となっています。

感動的な音楽に心を揺さぶられたい方にぜひおすすめです。

DaylightDavid Kushner

David Kushner – Daylight (Official Music Video)
DaylightDavid Kushner

ピアノの優しい音色が印象的な楽曲を生み出すデイビッド・クシュナーさん。

2000年生まれの若き才能は、TikTokから注目を集め、瞬く間に人気アーティストの仲間入りを果たしました。

本作は、光と闇という象徴的な表現を用いて、矛盾した欲望や葛藤を歌い上げています。

聖書からの引用をちりばめた歌詞は、罪深さと救いを求める心情を巧みに描き出しています。

静かに心に染み入るメロディーと深い洞察に満ちた歌詞は、人生の岐路に立つ方々の心に響くことでしょう。

2023年4月のリリース以来、オーストラリアやカナダなど各国のチャートを席巻した本作。

静寂の中でじっくりと味わってみてはいかがでしょうか。

What Was I Made For?Billie Eilish

Billie Eilish – What Was I Made For? (Official Music Video)
What Was I Made For?Billie Eilish

ピアノの美しい音色と繊細な歌声が心に染み入る、感動的な楽曲が誕生しました。

2001年生まれのアメリカ人シンガーソングライター、ビリー・アイリッシュさんが映画『バービー』のために書き下ろした本作は、自分の存在意義を問いかける深い歌詞が印象的です。

ビリーさんの柔らかな歌声とピアノの繊細な音が見事に調和し、聴く人の感情を揺さぶります。

2023年7月にリリースされたこの楽曲は、ビリーさん自身が監督を務めたミュージックビデオも話題を呼びました。

自分探しの途中にある方や、心に響く美しいメロディを求めている方におすすめの一曲です。

All My Life (ft. J. Cole)Lil Durk

2022年に通算7枚目のアルバム『7220』が全米チャート1位を記録したシカゴ出身の人気ラッパーであるリル・ダークさん。

2023年5月にリリースされたアルバム『Almost Healed』からの楽曲は、トレードマークのシカゴドリルから離れ、内省的で社会的なメッセージをメロディックにラップしています。

子どもたちによるコーラスを導入したサビも感動的ですね。

本作では、現代ヒップホップ界のトップリリシストとして知られるジェイ・コールさんをフィーチャリングに迎え、二人の異なるスタイルが絶妙に調和しています。

ピアノの優しい音色が心を打つこの曲は、困難を乗り越えて成功を収めた彼らの強さと回復力を讃える内容となっており、若い世代に希望とインスピレーションを与える1曲となっています。

【2025】ピアノが美しい感動の洋楽。最新の名曲まとめ(21〜30)

drunk textHenry Moodie

Henry Moodie – drunk text (official video)
drunk textHenry Moodie

やはりバラードとピアノの相性はどんな楽器よりも最高、と確信している方であれば大満足のバラードを紹介しましょう。

2023年の2月に発表され、YouTubeでのMV再生回数が1,800万回超えの人気曲『drunk text』は、TikTokなどから人気を得た2004年生まれの英国シンガーソングライター、ヘンリー・ムーディーさんの楽曲です。

端正なルックスと美声で今後も間違いなく人気が出そうな期待の若手なのですが、こちらの『drunk text』も堂々たる3連バラードで将来性抜群って感じですよね。

ごくシンプルなピアノの伴奏があってこそ、サビ以降のエモーショナルでドラマチックな展開が際立つというものです!