【2025】かっこいい!ツインボーカルの洋楽バンドまとめ
バンドの中にリードボーカリストが2人いて、それぞれが作曲した曲をメインで歌ったりどちらもリードを取ったり……そんなツインボーカル体制のバンドが大好き、という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
実は「ツインボーカル」という呼称自体は日本でしか通じないものではありますが、今回の記事ではバンドの中に2人のリードボーカリストが存在するかっこいい洋楽のバンドを集めてみました。
男女混声であったり、全くタイプの違う声質のボーカルであったり、多彩な魅力を持ったツインボーカルをぜひお楽しみください!
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【2025】かっこいい!ツインボーカルの洋楽バンドまとめ(1〜10)
BLOODSTREAMHot Milk

英国マンチェスターが誇るエモ・パワーポップバンド、ホットミルクの魅力は何と言ってもその独特なツインボーカルにありますね。
ハンナ・ミーさんとジェームズ・ショウさんが織りなすハーモニーは聴く者の心を捉えて離しません。
2023年8月25日にリリースしたデビューアルバム『A Call to the Void』では、彼らの色彩豊かなボーカルが光ります。
ジムさんのプロデュースによる実直ながらも楽しいメロディと、リアルな感情をテーマにした歌詞が、彼らの真っ直ぐな音楽性を形作っています。
00年代のエモを思わせるサウンドはどこか懐かしく、それでいてまさに20年代のリアルな音と言えるでしょう。
B.Y.O.B.System Of A Down

アルメニア系アメリカ人のメンバーで構成されたシステム・オブ・ア・ダウンは、1998年の衝撃的なデビューから音楽界にその名を轟かせています。
2001年にリリースされたセカンドアルバム『毒性』は全米チャートを席巻し、彼らだけの特有のサウンドを確立。
現時点でのラスト作となった2部作『Mezmerize』と『Hypnotize』では、実質的にサージ・タンキアンさんとダロン・マラキアンさんによるツインボーカル体制となり、楽曲に深みと緊張感をプラスしています。
ポリティカルなテーマを掲げて攻撃的かつ哲学的なリリックも、難解ながら時代に埋もれない重みを持ち合わせていますね。
These DreamsHeart

心揺さぶるハーモニーとダイナミックなステージングで知られるハート。
アンさんとナンシーさんのウィルソン姉妹は、1970年代にその刺激的な存在感でロックシーンに革命をもたらしましたね。
楽曲『Magic Man』や『Crazy on You』で、聴く者の心を鷲づかみにした彼女たち、1980年代には『These Dreams』、『Alone』といった曲で新たなファン層を開拓。
ハードロックからフォーク、メタルまで、ジャンルを超えた音楽性の広がりは、多くの音楽ファンを魅了しました。
全世界で5,000万枚以上のレコードを販売し、グラミー賞にも4回ノミネートされるなど、その実力は揺るぎないものがあります。
姉妹ならではの息の合ったパフォーマンス、ツインボーカルが魅せる絶妙な調和は、心に残る一体感を生み出しています。
ロックが好きなら、彼女たちの音楽を聴かずにはいられないでしょう。
【2025】かっこいい!ツインボーカルの洋楽バンドまとめ(11〜20)
DebaserPixies

オルタナティブロックの先駆的存在、ピクシーズはブラック・フランシスさんとキム・ディールさんによるツインボーカルも魅力の一つです。
荒削りで直接的なパンクロックと、ドリーミーなメロディラインの組み合わせはまさに芸術的。
彼らの楽曲には身体的な怪我や心の不安定さを彷彿させるような暗号的な歌詞がちりばめられ、常にリスナーを新しい音楽の地平へと誘います。
また、彼らの影響を受けた数多くのミュージシャンたちが存在することは、ピクシーズの不朽の魅力を物語っていると言えるでしょう。
どこかひねくれているのに強烈にポップ、という彼ららしいオルタナティブロックをぜひ体験してみてください!
Roots RadicalRancid

スカパンクのレジェンド、ランシドが見せるツインボーカルの魅力は、まさに圧巻です。
リードを務めるティム・アームストロングさんとラース・フレデリクセンさんの異なる個性が絶妙に絡み合いながら、1995年リリースのアルバム『…And Out Come the Wolves』では多大な成功を収めました。
特に『Time Bomb』や『Ruby Soho』といったヒット曲は、ツインボーカルのダイナミズムが際立っていて、ライブで聴くとその場の空気を一変させる勢いがあります。
音楽性だけでなく、政治的メッセージを込めた歌詞やパンクとレゲエのクロスオーバーも印象的です。
2020年代の現在も精力的な活動を続けるレジェンドの音楽を、ぜひ体験してみてください。
Gimme All Your Lovin’ZZ Top

ビリー・ギボンズさんとダスティ・ヒルさんがそれぞれ異なる魅力を放つボーカルを担当するZZトップは、まさにツインボーカルの魅力を感じさせるアーティストです。
特に1973年にリリースされた『Tres Hombres』での彼らの音楽性は、南部ロックのルーツを感じさせつつ、二人のボーカルの個性が融合した強力なサウンドを生み出しました。
1983年の『Eliminator』では新しいテクノロジーを取り入れた変革を遂げながらも、ダスティさんのしゃがれた声とビリーさんのエッジの効いた声が絶妙に絡み合い、数々のヒット曲を創出しました。
そんな彼らの音楽は聴く人々に強烈なインパクトを与え続けており、ツインボーカルの持つ無限の可能性を感じさせてくれます。
Don’t Want to Know If you are Lonely(Hüsker Dü

ハードコア・パンクの荒々しさとメロディアスなオルタナティブロックの間を揺れ動く音楽で、1980年代のパンク~インディロックシーンに革新をもたらしたハスカー・ドゥは、ボブ・モールドさんとグラント・ハートさんのツインボーカルがバンドの個性をより際立たせています。
特に1984年の画期的なアルバム『Zen Arcade』は、ハードコアパンクの激情とメロディックなサウンドの融合が印象的で、このアルバムにより彼らはオルタナティヴ・ロックの先駆けと目されるようになりました。
ふたりのボーカリストが奏でる歌声の対比は、彼らの楽曲に深みと多様性を与え、聴く者の心を強く打つのです。
ファンには既に認知された魅力かもしれませんが、ツインボーカルの洋楽バンドを愛する方々には絶対に聴いてほしいバンドですね。
ハスカー・ドゥの音楽は今でも多くのアーティストに影響を与え、私たちの心を捉えて離しません。