【5大プログレ】Yes(イエス)の代表曲・人気曲
イギリスが誇るプログレッシブロック・バンドの中でも、高度なテクニックに裏打ちされた重厚かつシンフォニックなアンサンブル、美学を感じさせるアートワークや神秘的な歌詞と美しいメロディを武器として世界的な成功を収め、俗に「プログレ四天王」や「5大プログレ」の一角を占める存在といえばイエスです。
長いキャリアの中で多くのメンバー・チェンジがあり、ポップな路線を模索した時期もあり、初心者の方がその偉大な歴史を追うとなると根気がいるかもしれません。
今回の記事では、イエスが生み出した素晴らしい代表的な名曲の数々を紹介しています。
彼らの音楽を知るきっかけとなれば嬉しいです!
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【5大プログレ】Yes(イエス)の代表曲・人気曲(11〜20)
To Be OverYES

音楽性の相違などからキーボードのリック・ウェイクマンさんが脱退したあと、1974年にリリースされた7作目のスタジオアルバム『リレイヤー』。
そこに収録されている『To Be Over』は、ロンドンのハイドパーク内の湖にあるボート乗り場からインスピレーションを受けて作られました。
新加入のパトリック・モラーツさんの影響により、フュージョンやジャズなどの要素がミックスされているのが特徴で、幻想的で壮大なYESらしい楽曲に仕上がっています。
RitualYES

1973年リリースの6枚目のスタジオアルバム『海洋地形学の物語』の最後を飾る曲『Ritual(邦題:儀式)』。
その名の通り、エレクトリックシタールの音色が奏でるオリエンタルで神秘的なサウンドと、宗教的・哲学的な雰囲気のある歌詞が大きな魅力です。
壮大なコンセプトのもとに作られた20分をこえる大作で、まさにプログレ的な要素が詰まっています。
現実世界を忘れて、まったく異なる世界観に没頭できる楽曲と言えるでしょう!
Homeworld (The Ladder)YES

メンバーの脱退や活動休止、分裂を経験し、1990年代に再び活動を開始したYES。
1999年にリリースしたアルバム『ラダー』に収録されている『Homeworld (The Ladder)』は、ボーカルのジョン・アンダーソンさんがSFや宇宙などをテーマに制作した楽曲で、YESらしい壮大なサウンドが魅力です。
また、このアルバムはボン・ジョヴィやAC/DCなどをプロデュースしたことで知られる名プロデューサー、ブルース・フェアバーンさんの手によるもの。
このアルバムの最後のミキシング中に心臓発作で亡くなったため、彼の遺作としても知られています。
Yours Is No DisgraceYES

YESがそれまでのアート・ロックを離れ、プログレロックへの移行を果たした1971年の『イエス・サード・アルバム』。
そのアルバムの1曲目が『Yours Is No Disgrace』です。
YESの最初の反戦曲であり、ベトナム戦争で苦しみながら戦う兵士たちと、ラスベガスでパーティーを楽しむ人々を歌った歌詞で、『戦争は君たち若者のせいではない』という思いを表現しています。
このアルバムから加入し、バンドのサウンドに大きな影響を与えることになるギタリスト、スティーヴ・ハウさんの素晴らしい演奏も魅力です!
The Ancient (Giants Under The Sun)YES

芸術的要素が強く、幻想的な楽曲『The Ancient (Giants under the Sun)』。
1973年にリリースされた6枚目のスタジオアルバム『海洋地形学の物語』に収録されています。
このアルバムは、YESの来日公演中にジョン・アンダーソンさんが読んだヒンドゥー教の経典からインスピレーションを受けて作られました。
20分前後の4曲で構成されており、バンドがさらに音楽的な複雑さを追求していったことがうかがえます。
そんな難解な内容にもかかわらず、発売後2週間にわたって全英チャートのトップに君臨したというのですから、YESがいかに根強い人気を誇っていたかがわかりますね!
ロンリー・ハート(Owner Of a Lonely Heart )YES

1969年にデビューしたイエス。
当初はプログレッシヴと呼ばれる、難解で理論的な音楽を行っていてその分野での代表的存在と言われていました。
しかし、1983年に発表された「ロンリー・ハート」では、一変してポップな要素をたっぷり含んだ音作りがされていて、各国で大ヒット。
1980年代のイエスはこの曲に続きヒット曲を数多く生み出しました。
【5大プログレ】Yes(イエス)の代表曲・人気曲(21〜30)
90125YES

UKロックの歴史に新たな1ページを刻んだ名盤『90125』。
80年代の風を感じさせる洗練されたサウンドが印象的ですね。
Yesらしい複雑な楽曲構成はそのままに、よりポップでキャッチーなメロディラインが特徴的です。
全米1位を獲得したシングル曲は、思わず口ずさみたくなるような耳に残るフレーズの連続。
1983年11月のリリース以降、多くのリスナーの心をつかんで離さない魅力があります。
プログレッシブロックの枠を超えて、新しい音楽の可能性を感じさせてくれる1枚。
音楽の進化を体感したい方にぜひオススメします!