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2000年代にヒットした洋楽のバラードソング

長い音楽史の中でも2000年代というのは激動の時代で、現在では当たり前のジャンルとして知られるEDMやパンクロックなど、さまざまなジャンルが時代時代を彩ってきました。

そんな、さまざまなジャンルが生まれた2000年代ですが、実はR&Bの黄金期とも呼べる時期でもあります。

今回はそんな2000年代にヒットした洋楽のバラードをピックアップいたしました。

時代的にR&Bの名作がラインナップしておりますので、ブラックミュージックが好きな方は必見です!

2000年代にヒットした洋楽のバラードソング(11〜20)

Superman (It’s Not Easy)Five for Fighting

ファイブ・フォー・ファイティングさんの名曲『Superman (It’s Not Easy)』は、2000年代のバラードシーンを彩った一曲です。

この楽曲は2001年のアメリカ同時多発テロの後、人々に大きな勇気を与えました。

歌詞の中で、スーパーヒーローであるスーパーマンの弱さや孤独感がつづられ、リスナーに深く共感させるメッセージが込められています。

また、実社会にも通じるメタファーとして、有名人や心強いリーダーたちの隠された脆さを明るみに出しています。

この曲の感情的な重みは、ジャンルを問わず多くの人々を惹きつける原動力になっているのでしょう。

ぜひ静かな夜に、心豊かになりたいときに聴いてみてくださいね。

Chasing CarsSnow Patrol

Snow Patrol – Chasing Cars (Official Video)
Chasing CarsSnow Patrol

2006年のヒット、スノウ・パトロールの『Chasing Cars』。

愛情を静かに、しかし力強く伝えるこのバラードは、ゲイリー・ライトボディさんの純粋な心から生まれました。

歌詞では、犬が車を追いかけるような人間の無垢な愛情を描いていて、それが世界中で共感を呼びました。

特に「If I lay here…」の部分は、人々の心に静かに寄り添うように響き、多くの人々から愛される理由の一つです。

シンプルでありながら深いメッセージは、今でも色あせることのない感動を与えてくれます。

Here Without You3 Doors Down

3 Doors Down – Here Without You (Official Music Video)
Here Without You3 Doors Down

ポストグランジからオルタナティブロックまで幅広い音楽性を持つスリー・ドアーズ・ダウン。

彼らの代表曲『Here Without You』は、2003年に大ヒットし、ビルボードホット100でトップ5入りを果たしました。

この楽曲は、幼い息子から遠く離れたツアー中のギタリストの孤独を鮮烈に描いており、離れた存在を思い続ける切ない心情をテーマにしています。

遠くにいる相手と心はつながっているというメッセージに、共感を覚えた方も多いのではないでしょうか?

特に遠距離恋愛中の方や離れて暮らす大事な人を持つ方にとって、感情を共有できる一曲でしょう。

More Than ThatBackstreet Boys

Backstreet Boys – More Than That (Official HD Video)
More Than ThatBackstreet Boys

アコースティック・ギターの優しいアルペジオと美しいストリングスに、思わずうっとりと聴き惚れてしまう、バックストリート・ボーイズの名バラードです。

「ただの友達ではいたくないんだ」という、切実な恋心が描かれていると多くのファンの心をつかんでいますよね。

言葉以上の深い愛情を伝えようとする主人公の姿が、5人の織りなす極上のハーモニーと重なり、胸に深く染み渡ります。

本作は、名盤『Black & Blue』からのシングルで、2001年4月当時にリリースされると全米チャートで27位に入るヒットとなりました。

ロマンティックな雰囲気から、結婚式で流したい曲として選ぶ人も多いのだそう。

大切な人への想いを確かめたい夜にぴったりの一曲です。

A Thousand MilesVanessa Carlton

アメリカ出身のシンガーソングライター、ヴァネッサ・カールトンさんが描く切ない恋心が胸を打つピアノバラードです。

幼い頃からクラシック音楽を学び、ジュリアード音楽院で学んだ彼女の卓越したピアノの腕前が光る壮大なメロディラインと、大切な人への想いを率直に綴った歌詞が見事に調和しています。

2002年に発売されたデビューアルバム『Be Not Nobody』からのシングルで、全米チャート5位を獲得。

第45回グラミー賞では2部門でノミネートされました。

映画『White Chicks』での印象的な使用でも知られ、遠く離れた恋人を想う普遍的な感情を優しく包み込む本作は、大切な人との再会を願う時に心に響く一曲です。

FoolishAshanti

不誠実な恋人から離れられない、もどかしくも断ち切れない想いを歌ったR&Bクラシックです。

歌うのは、グラミー賞受賞歴を持つアメリカの実力派シンガー、アシャンティさん。

浮気されていると気づいていても、愚かだと自分を責めながらも愛することをやめられない……。

そんな恋愛の泥沼にはまってしまった経験はありませんか?

忘れようとするほど相手のことで頭がいっぱいになるのなら、この曲のように一度どっぷり感傷にひたる方が、かえって自分の心と向き合えるのかもしれませんね。

この楽曲は2002年2月に公開され、名盤『Ashanti』からのシングルとしてBillboard Hot 100で10週連続1位という快挙を成し遂げました。

2000年代にヒットした洋楽のバラードソング(21〜30)

ForeverChris Brown

Chris Brown – Forever (Official HD Video)
ForeverChris Brown

甘く切ない恋心を歌った珠玉のラブソングが、アメリカのR&Bシンガー、クリス・ブラウンさんから2008年4月に公開されました。

エレクトロニックなビートとR&Bが融合した心地よいサウンドに、ダンスミュージックの要素を効果的に取り入れています。

素直な想いを込めたメロディーと、滑らかなボーカルが見事に調和した本作は、アメリカのBillboard Hot 100で2位を記録する大ヒットとなりました。

アルバム『Exclusive: The Forever Edition』の収録曲として、世界中のリスナーの心を魅了しています。

ダブルミントガムのCMソングとして制作されたという異色の経歴を持ちながらも、恋する気持ちを応援するような温かみのある雰囲気が、ラブソングとして普遍的な魅力を放っています。