【保育】年長組で取り組みたい合奏曲
園生活の集大成である年長組の合奏曲。
演奏曲に悩む先生も多いのではないでしょうか?
今回は園の規模や使用する楽器に合わせて選べるように、さまざまなジャンルの曲目を集めました。
子供たちと一緒に曲選びを行うことで、自分たちで選ぶ達成感や、責任感にもつながります。
頑張る子供たちとともに、先生も一緒に成長するような気持ちで取り組めるとすてきですね。
子供たちのいきいきとした表情や演奏は、見ている保護者も感動や喜びを感じると思います。
ぜひ楽しく取り組める曲を見つけてくださいね!
【保育】年長組で取り組みたい合奏曲(31〜40)
ジングルベル

冬の楽しい雰囲気を伝える明るいメロディーは、子供たちと一緒に演奏するのにぴったりです。
1857年に作られた本作は、雪の中を橇で走る様子や、若者たちの楽しげな遊びの情景を生き生きと描いています。
映画『ホーム・アローン』など、数々の映像作品でも使用され、シーンを彩る楽曲として親しまれてきました。
クリスマスシーズンを象徴する曲として多くのアーティストがカバーを手がけ、ジャズやロック、ポップスなど様々なアレンジで演奏されています。
子供たちと一緒にハンドベルで演奏すれば、音を合わせる楽しさや友達と協力する喜びを共有できるステキな時間になりますよ。
赤い鳥小鳥など

色とりどりの鳥たちが、実を食べると変身していく不思議な世界が広がります。
北原白秋さんの詩に成田為三さんが曲をつけた、大正時代に生まれた童謡です。
親しみやすいメロディーが子供たちの想像力を豊かに育みます。
ハンドベルで演奏する際は、色ごとに分かれて鳴らすと、まるで本当に色とりどりの鳥たちが集まってきたような雰囲気が楽しめますよ。
1919年9月の雑誌『赤い鳥』で発表され、1920年6月には童謡レコードの第一号として発売されました。
子供たちと一緒に音楽を楽しむ時や、季節の移り変わりを感じる時にぴったりの曲です。
みんなで演奏すれば、協力する喜びも味わえますよ。
きよしこの夜

静かな冬の夜にステキな音楽の時間を演出できる楽曲です。
優しく穏やかなメロディーは、子供たちと一緒に演奏するのにぴったりですね。
200年以上も世界中で愛され続けている本作は、1818年12月にオーストリアの教会で初めて演奏されました。
ギターの伴奏で歌われた当時の温かみのある雰囲気は、今も変わらず人々の心に響き続けています。
子供たちとハンドベルで演奏すれば、みんなで音を合わせる楽しさを共有でき、クリスマスに向けた思い出にもなりますよ。
また、保護者の方も一緒に参加していただければ、さらにステキな演奏会になるでしょう。
めだかの学校など

子供たちの心をつかむ魅力的な童謡です。
川の中で楽しそうに泳ぐめだかたちの様子を、軽やかなメロディーとやさしい歌詞で描いています。
1951年3月にNHKの『幼児の時間』で初めて放送され、4月から松田トシさんや安西愛子さんが歌って全国に広まりました。
自然の中で生き生きと活動するめだかたちを通じて、生命の躍動感や協力して楽しく過ごすことの素晴らしさを感じられる作品です。
ハンドベルで演奏する際は、子供たちと一緒に水の流れるような優しい音色を奏でながら、めだかたちの楽しい世界を表現できます。
保育園や幼稚園での音楽活動に取り入れやすく、子供たちと自然や命の大切さについて語り合うきっかけにもなりますよ。
おわりに
年長組で取り組みたい合奏曲を紹介しました。
なじみのある曲からジャズやクラシックまで、表現の幅が広がる年長さん。
どの曲に取り組むか迷いますが、子どもたちの「できた!」を応援できるような楽曲を一緒に選べるといいですね。
楽器構成は園によってさまざま。
ぜひ楽しく取り組める内容を、子供たちと一緒に選んで進めてみてくださいね。