【保育】年長組で取り組みたい合奏曲
園生活の集大成である年長組の合奏曲。
演奏曲に悩む先生も多いのではないでしょうか?
今回は園の規模や使用する楽器に合わせて選べるように、さまざまなジャンルの曲目を集めました。
子供たちと一緒に曲選びを行うことで、自分たちで選ぶ達成感や、責任感にもつながります。
頑張る子供たちとともに、先生も一緒に成長するような気持ちで取り組めるとすてきですね。
子供たちのいきいきとした表情や演奏は、見ている保護者も感動や喜びを感じると思います。
ぜひ楽しく取り組める曲を見つけてくださいね!
【保育】年長組で取り組みたい合奏曲(1〜10)
Sing Sing Shinルイ・プリマ

ジャジーなサウンドが圧倒的で、一聴した瞬間から耳をひきつけるような名曲。
ビッグバンドの演奏はもちろん、中学、高校などのブラスバンドの定番曲としても人気ですよね。
映画『スウィングガールズ』でも使われ、子供から大人まで思わず踊りだしたくなるようなリズムです。
子供たちも明るく元気に演奏できそうな1曲です。
とにかく楽しんで元気よく朗らかに弾くことで、心地よいリズムがアンサンブルの魅力を最大限に引き出しますよ。
Fiend Like Meアラン・メンケン

ディズニー映画『アラジン』に登場するランプの魔人、ジーニーが陽気に歌う『Fiend Like Me』。
「私が何でもかなえて差し上げますよ!」と、自慢げに魔法を見せるジーニーの歌唱シーンを実際に映画で観たことがある子供たちも多いかもしれませんね。
この曲は、まさにお調子者のジーニーそのものといった雰囲気の、ジャズっぽいおしゃれな楽曲。
原曲を聴いてスイングのリズム感を体に染み込ませてから練習すると、曲の雰囲気をつかみやすいかもしれませんね。
宇宙戦艦ヤマトささきいさお

子供たちに人気のアニメ主題歌です。
力強い歌声と壮大なメロディーが特徴で、宇宙を舞台にした冒険心をくすぐる歌詞が印象的です。
1974年に、同名アニメのオープニングテーマとして使用されました。
子供たちの想像力を豊かにし、勇気や希望を与えてくれる曲なので、発表会やイベントでの合奏曲としておすすめです。
みんなで力を合わせて演奏すると、達成感や一体感を味わえるでしょう。
保護者の方も懐かしさを感じられる、世代を超えて愛される名曲です。
カントリーロードジョン・デンバー

アニメ『耳をすませば』のテーマソングとしても親しまれているのが『カントリーロード』です。
こちらは女優としても活躍されている本名陽子さんが手掛けた作品。
実はカバーソングで、原曲は1974年にジョン・デンバーさんがリリースした『Take Me Home, Country Roads』です。
歌詞が異なるのに加え、カバーバージョンの方が少しスローテンポです。
取り組む場合はゆったりしたテンポを参考にするのがよいでしょう。
花は咲く菅野よう子

2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災地と被災者を応援するために制作された、チャリーティーソングである『花は咲く』。
どこか懐かしい雰囲気の素朴なサウンドと、失われた故郷を思いながらも懸命に前に踏み出そうとしている人々の様子を描いた歌詞が心に深く響く1曲です。
子供たちが生まれる前の出来事ですが、すべての日本人が決して忘れてはならない出来事でもあります。
合唱を通して、自然災害の恐ろしさや命の尊さを伝えていくのも大切なことかもしれません。