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1970年代の邦楽男性アーティストのデビュー曲

1970年代に活動をスタートした、邦楽の男性アーティストのデビュー曲をまとめて紹介しています。

新御三家の西城秀樹さん、郷ひろみさん、野口五郎さんをはじめとするトップアイドルの歌手。

フォークソングやニューミュージックを中心に、日本の音楽のベースが作られていった時代でもあります。

今も現役で活躍されているシンガーの方がたくさん!

当時の時代背景の魅力に加えて、今でも新鮮な感覚を覚える点もステキだと思います。

そんな1970年代にデビューした男性アーティストのデビュー曲を聴いていきましょう!

1970年代の邦楽男性アーティストのデビュー曲(1〜10)

イメージの詩吉田拓郎

反体制、反商業主義というイメージが強かったフォークソングを大衆化させるという偉業を成し遂げながらも、2022年をもってすべての音楽活動から引退することを表明したシンガーソングライター・吉田拓郎さんの1作目のシングル曲。

アコースティックギターをベースとした印象的なアンサンブルとシンプルでありながらキャッチーなメロディーが耳に残りますよね。

一つずつ独立したように見える社会への印象をつづった歌詞は、今も昔も変わらない人間の姿をイメージできるのではないでしょうか。

思いの丈を詰め込んだ字余りのメロディーも心を揺さぶる、フォークソングの繊細さが実感できるナンバーです。

燃える恋人本郷直樹

燃える恋人 本郷直樹 Naoki Hongo
燃える恋人本郷直樹

本郷直樹さんは陸上自衛官を経て、1971年に歌手としてデビュー、その後は俳優としても活躍されました。

デビュー曲の『燃える恋人』で第13回日本レコード大賞の新人賞を受賞しました。

ゆるやかに進行するサウンドに、やさしい色気のようなものを感じられますね。

おだやかなムードのあるサウンドとは対照的に、歌詞は情熱的なラブソングといった雰囲気の内容で、本郷直樹さんの力強い歌声もあって、抑えきれない強い愛情が感じられます。

タイトルも含めて、勢いのある愛情とその愛の燃え上がるような熱さが感じられる楽曲です。

はーばーらいと水谷豊

テレビドラマ『相棒』における杉下右京役のイメージから俳優として知られているシンガー・水谷豊さんの1作目のシングル曲。

オルガンやストリングスの音色をフィーチャーしたムーディーなアンサンブルと水谷豊さんの渋い歌声が絶妙にマッチした、深みのある歌謡曲です。

別れのシーンをイメージさせるセンチメンタルな歌詞は、楽曲の幻想的な音色と相まってノスタルジックな気持ちにさせられますよね。

俳優ならではの表現力にも注目して聴いてほしい、エモーショナルなナンバーです。

1970年代の邦楽男性アーティストのデビュー曲(11〜20)

てぃーんず ぶるーす原田真二

原田真二さんは1977年に18歳という若さでデビューしたシンガーソングライターです。

ギターやピアノなどのさまざまな楽器をあやつるマルチプレイヤーであり、その才能を吉田拓郎さんに見いだされデビューに至りました。

デビュー曲である『てぃーんず ぶるーす』も作曲を原田さんが担当しています。

ピアノの音色を取り入れた弾むような洋楽テイストのサウンドが印象的で、楽しい雰囲気とともに切ない空気も感じさせます。

若さゆえの傷つきやすさと、今しかできないことに精いっぱい挑戦しようとする意志が感じられる楽曲です。

アルバム『CIRCUS TOWN』山下達郎

Tatsuro Yamashita – Windy Lady 山下 達郎【Bass Cover】
アルバム『CIRCUS TOWN』山下達郎

昨今あらためて見直されつつある日本産シティポップの象徴的な存在として知られ、現在でも精力的に活動しているシンガーソングライター・山下達郎さんの1作目のアルバム。

シュガー・ベイブ解散後の挫折感から自身の音楽的力量を判断するため海外でのレコーディングを敢行した作品で、ニューヨークとロサンゼルスそれぞれのスタジオでレコーディングされた音源が楽しめるアルバムです。

自身の美意識の証明やバンド時代からの音楽的方向性を転換するきっかけとなったなどの逸話からも、アーティストとしてのオリジナリティーに影響を与えたと言えるのではないでしょうか。

山下達郎さんの原点が詰まった、今だからこそ聴いてほしいアルバムです。

ふれあい中村雅俊

1974年のデビュー以降、俳優としての活動と並行しながら毎年コンサートツアーを開催しているシンガー・中村雅俊さんの1作目のシングル曲。

テレビドラマ『われら青春!』の挿入歌として起用された楽曲で、デビュー曲でありながらミリオンセラーを記録した大ヒットシングルです。

印象的なアコースティックギターのアルペジオと哀愁がありながらもパワフルな歌声が絶妙にマッチし、歌詞世界の風景が見えるような仕上がりになっていますよね。

2015年にはテレビドラマ『民王』においても挿入歌として起用されるなど、時代を越えて愛され続けているナンバーです。

線香花火さだまさし

フォークデュオ・グレープでメジャーデビューを果たし、解散後はソロアーティストとして数々の名曲を世に送り出してきたシンガーソングライター・さだまさしさんの1作目のシングル曲。

地元である長崎県の行事・精霊流しの時期に楽しむという線香花火をテーマとした、ノスタルジックなアコースティックギターの音色が切ないナンバーです。

はかなさと強さが同居したさだまさしさんの歌声は、憂いを感じさせるメロディーとともに心を震わせますよね。

幻想的でセンチメンタルな空気感が情景をイメージさせる、繊細なナンバーです。