RAG MusicHit Song
素敵なヒットソング
search

1970年代の邦楽男性アーティストのデビュー曲

1970年代に活動をスタートした、邦楽の男性アーティストのデビュー曲をまとめて紹介しています。

新御三家の西城秀樹さん、郷ひろみさん、野口五郎さんをはじめとするトップアイドルの歌手。

フォークソングやニューミュージックを中心に、日本の音楽のベースが作られていった時代でもあります。

今も現役で活躍されているシンガーの方がたくさん!

当時の時代背景の魅力に加えて、今でも新鮮な感覚を覚える点もステキだと思います。

そんな1970年代にデビューした男性アーティストのデビュー曲を聴いていきましょう!

1970年代の邦楽男性アーティストのデビュー曲(1〜20)

てぃーんず ぶるーす原田真二

原田真二さんは1977年に18歳という若さでデビューしたシンガーソングライターです。

ギターやピアノなどのさまざまな楽器をあやつるマルチプレイヤーであり、その才能を吉田拓郎さんに見いだされデビューに至りました。

デビュー曲である『てぃーんず ぶるーす』も作曲を原田さんが担当しています。

ピアノの音色を取り入れた弾むような洋楽テイストのサウンドが印象的で、楽しい雰囲気とともに切ない空気も感じさせます。

若さゆえの傷つきやすさと、今しかできないことに精いっぱい挑戦しようとする意志が感じられる楽曲です。

博多みれん野口五郎

実はデビュー当時は演歌歌手であったことでも知られ、現在は芸能活動以外にも情報技術者や実業家として幅広く活動しているシンガー・野口五郎さんの1作目のシングル曲。

「かわいらしい演歌ホープ」のキャッチコピーでリリースされながらも売上を伸ばせず、次のシングルでアイドル路線に変わったことから、貴重な演歌歌手としての歌声が聴ける唯一の楽曲と言えるのではないでしょうか。

10代とは思えない深みのある歌声は、演歌歌手路線で進んでいたとしても成功していたのではないかと感じさせてくれますよね。

新御三家の一人として大ブレイクするのも納得の、野口五郎さんの歌唱力を裏付けている楽曲です。

アルバム『CIRCUS TOWN』山下達郎

Tatsuro Yamashita – Windy Lady 山下 達郎【Bass Cover】
アルバム『CIRCUS TOWN』山下達郎

昨今あらためて見直されつつある日本産シティポップの象徴的な存在として知られ、現在でも精力的に活動しているシンガーソングライター・山下達郎さんの1作目のアルバム。

シュガー・ベイブ解散後の挫折感から自身の音楽的力量を判断するため海外でのレコーディングを敢行した作品で、ニューヨークとロサンゼルスそれぞれのスタジオでレコーディングされた音源が楽しめるアルバムです。

自身の美意識の証明やバンド時代からの音楽的方向性を転換するきっかけとなったなどの逸話からも、アーティストとしてのオリジナリティーに影響を与えたと言えるのではないでしょうか。

山下達郎さんの原点が詰まった、今だからこそ聴いてほしいアルバムです。

別れの夜明け尾崎紀世彦

1967年からわずか2年という短い期間で解散してしまったザ・ワンダースでの活動を経てソロデビューを果たしたシンガー・尾崎紀世彦さんの1作目のシングル曲。

トレードマークであるダイナミックな歌声をフィーチャーした楽曲が話題になりながらも、交通事故に巻き込まれたことで宣伝活動ができず売上を伸ばせなかった不遇の楽曲として知られています。

哀愁を帯びたストリングスのイントロで始まり、伸びやかでソウルフルな歌声が重なってくるアレンジは、当時多くの音楽ファンの度肝を抜いたのではないでしょうか。

ムーディーでありながらもパワフルな、デビュー曲とは思えない貫禄を感じさせるナンバーです。

男の子女の子郷ひろみ

幼少期に病弱であったことが信じられないくらい、現在でも変わらずパワフルな歌声でファンを魅了している男性シンガー・郷ひろみさんの1作目のシングル曲。

「フォーリーブスの弟」というキャッチーフレーズとともにリリースされた楽曲で、中性的なルックスをいかしたキュートな歌詞が印象的ですよね。

あどけなさの中に見え隠れする高い歌唱力とパワフルな歌声は、あらためて聴いてみるとデビュー曲とは思えないインパクトを感じられるのではないでしょうか。

新御三家の一人として人気を誇ったのも納得の、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう1970年代を代表するアイドルソングです。

走り去るロマンタケカワユキヒデ

音楽家の家系に生まれ、プログレッシブロックバンド・ゴダイゴのメインボーカルにしてメインコンポーザーとしても知られているシンガーソングライター・タケカワユキヒデさんの1作目のシングル曲。

1970年代当時としては珍しかった全曲英語詞の1stアルバム『走り去るロマン』からの先行シングルで、軽快なロックサウンドと英語詞によるアレンジは、まさに洋楽ロックをイメージさせられますよね。

目まぐるしく展開する楽曲構成は、歌謡曲やフォークソングが席巻していた日本の音楽シーンにおいて斬新だったのではないでしょうか。

ドラマチックに進行するアンサンブルがいま聴いても新鮮な、何度も聴き返したくなるロックチューンです。