【80年代洋楽】男性アーティストのデビュー曲
1980年代はきらびやかで華やかなイメージも強く、それは当時のヒットチャートを見ても同様ですよね。
ここ日本においても、洋楽が最も輝いていた時代と言われ、当時のヒット曲を集めたコンピレーション盤は2020年代の今でも安定した人気を誇っています。
本稿では、そんな輝かしき80年代洋楽の男性アーティストのデビュー曲に注目してみました。
80年代にデビューしたシンガーを中心として、バンドとしてのキャリアを経て80年代にソロ・デビューを果たした歌手も含めたラインアップでお届けします。
80年代を彩った大ヒット曲から知られざる名曲までを、ぜひお楽しみください!
- 80年代の伝説の洋楽ロックの名曲・ヒット曲
- 【80年代】男性ボーカルの洋楽バラード名曲まとめ
- 必聴!おすすめ!洋楽男性ソロアーティスト特集
- 【洋楽】80年代に活躍した男性シンガーまとめ
- 80年代の男性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】
- CMに起用された80年代の洋楽ヒット曲。懐かしいCMソングまとめ
- 80年代にヒットした洋楽のラブソング。世界の名曲、人気曲
- 【邦楽】90年代の男性ソロ・アーティストのデビュー曲
- 80年代の洋楽女性アーティストのデビュー曲
- 80年代の人気洋楽アーティストランキング【2025】
- 90年代の洋楽男性アーティスト・シンガーのデビュー曲まとめ
- 【80年代洋楽】ガールズバンドのデビュー曲まとめ
- 2000年代の洋楽男性アーティストのデビュー曲
【80年代洋楽】男性アーティストのデビュー曲(11〜20)
TrulyLionel Richie

心が洗われるような美しいピアノの音色とストリングス、見事な表現力で魅せるボーカルの素晴らしさが涙を誘う名ラブ・バラード!
世界的に著名な音楽プロデューサーにして、シンガーソングライターとしても破格の成功を収めたライオネル・リッチーさんが、1982年にリリースしたセルフタイトルのソロ・デビュー作に収められており、ソロとしてのデビューシングルとなった楽曲です。
『愛と測りあえるほどに』という原題だけ見ればやや不思議な邦題でも知られており、1997年にリリースされたリッチーさんのラブソングだけを集めたベスト・アルバムのタイトルとしてもこの楽曲が使われていますね。
『愛と測りあえるほどに』は全米ビルボード・チャートの1位に輝き、グラミー賞の最優秀男性ポップボーカルパフォーマンス部門で見事受賞を果たしました。
ストレートにいいラブ・バラードが聴きたいという方は、ぜひこの曲を聴いてみましょう!
Johnny Can’t ReadDon Henley

グレン・フライさんとともにイーグルスのリード・ボーカリスト兼ソングライターとして音楽史に残る名曲を多く世に送り出し、ドラマーとしても著名なドン・ヘンリーさん。
1980年代にはソロ・アーティストとしてのキャリアをスタートさせたヘンリーさんの哀愁を帯びた歌声の魅力全開な代表曲と言えば『The Boys of Summer』を挙げられる方も多いかもしれませんが、1982年にリリースされたソロ・デビュー曲『Johnny can’t read』はまた違った魅力を味わえるナンバーとなっているのですね。
『ジョニーの青春』という邦題でも知られるこちらの楽曲、イーグルスのファンが初めて聴いた時はどんな感想を抱いたのでしょうか……と気になってしまうくらいに、キラキラしたキーボードの音色が際立つキラーチューンなのです。
当時のニューウェーブの盛り上がりを意識したのかもしれませんが、こういう雰囲気でポップに歌い上げるヘンリーさんもいいですよね。
パワーポップ好き、初期のエルヴィス・コステロさん辺りをお好きな方にもオススメです!
Soft and WetPrince

ソングライティングのみならず、歌唱からすべての楽器の演奏、プロデュースなどを1人で担い、多作家として数多くの作品を世に送り出しながらも、完ぺき主義であることからリリースまでにいたらなかった膨大な未発表音源が存在していると言われている、殿下ことプリンスさん。
まさに天才の名にふさわしいプリンスさんが、先述したようにたった1人で作り上げて20歳の誕生日にアルバムと同時にリリースしたデビュー・シングルがこちらの『Soft and Wet』です。
あの特徴的なファルセット・ボイスはこの時点で完成の域に達しており、1人多重コーラスワークもお見事としか言いようのないファンキーなポップ・チューン。
ストレートなラブソングであり、プリンスさんらしいセクシーな要素も満載な歌詞ながらも、やや若さを感じるというのがいいですよね。
1980年代に全盛期を迎える殿下の初々しい姿が刻印された貴重な記録という意味でも、80年代のヒット曲しか知らない方であればとくにチェックしてみてほしいですね!
The Boy Who Came BackMarc Almond
80年代英国ニューウェーブのムーブメントにおいて異形の存在として人気を博したグループ、ソフト・セルのボーカリストを担っていたマーク・アーモンドさん。
ソフト・セルといえば、当時としては先鋭的なシンセポップとソウルフルなマークさんの歌声、文学的な教養を感じさせつつ挑戦的な題材も取り上げた歌詞を乗せたサウンドが特徴的ですよね。
そんなマークさんが1984年にソロ名義でリリースしたソロ・デビュー曲『The Boy Who Came Back』は、エレクトロ・サウンドとは一線を画すアコースティック・ギターの軽快なバッキングに導かれ、キャッチーなメイン・フレーズを鳴らすピアノの音色とマークさんの美声が印象深いポップソングとなっています。
とはいえ、マークさん特有の妖艶な雰囲気や隠し切れないデカダンスが感じられ、一般的なポップスターとは違う、カルトスターらしい個性を極めたポップソングというのがマークさんらしくて最高ですね。
If You Let Me StayTerence Trent D’Arby

スティーヴィー・ワンダーさんやプリンスさんの系譜を引き継ぎ、ほとんどの楽器を操るシンガーソングライターとして知られているテレンス・トレント・ダービーさん。
現在はサナンダ・マイトレイヤさんという名義で活動しているテレンスさんが、1987年にリリースしたデビュー・アルバム『Introducing the Hardline According to Terence Trent D’Arby』は、デビュー作にして世界中での累計の売上が1,200万枚という特大ヒットを記録し、一躍テレンスさんはトップスターの仲間入りを果たしました。
同年のデビュー・シングル曲『If You Let Me Stay』のソウルやファンク、ロックにゴスペルなどの様々なジャンルをミックスしたクロスオーバー的なサウンドを聴けば、テレンスさんの突出した才能を感じ取れることでしょう。
2020年代を過ぎた今聴いても最高にカッコいいですし、アルバムも含めて当時を知らない方にこそ改めて聴いてみてほしいですね。
Ride Like the WindChristopher Cross

AORというジャンルをお好きな方であれば誰もが知っている、アメリカ出身のシンガーソングライター、クリストファー・クロスさん。
1979年にリリースされて大ヒットを記録したセルフタイトルのデビュー・アルバムは『南から来た男』という邦題でも知られており、同アルバムと収録曲にして代表曲の1つ『Sailing』は、1981年にグラミー賞を受賞するなどの成功を収めています。
澄み切ったハイトーン・ボイスはまさに絶品で、日本でも人気の高いアーティストですよね。
『風立ちぬ』という邦題を付けられたクリストファーさんのデビュー・シングル曲『Ride Like The Wind』は、圧倒的な美声と分厚いコーラスワークはもちろん、ストリングスやハードなギター・ソロが盛り込まれ、当時ブームだったディスコ調のサウンドを取り入れているのがカッコいいですね。
『Sailling』のようなソフトでメロウな楽曲しか聴いたことがない、という方であれば驚かれるかも?
【80年代洋楽】男性アーティストのデビュー曲(21〜30)
Something in 4/4 TimeDaryl Hall

ホール・アンド・オーツはブルーアイド・ソウルの代表的なデュオ。
ヒット曲は多すぎて数えきれないくらいです。
そのほとんどの作曲を手がけたダリル・ホールがソロデビューするのは当然でした。
このデビューシングルはやはりソウル風のポップチューンに仕上がっています。