【邦楽】90年代にヒットした癒やしのJ-POPまとめ
ミリオンヒットが連発した1990年代のJ-POPは、2020年代の今も歌い継がれる多くの名曲たちが生まれた時代ですよね。
当サイトでも90年代の邦楽に特化した記事を多数公開していますが、こちらの記事では「癒し」をテーマとして、疲れた時や心を落ち着かせたい時に聴きたい90年代のヒット曲をまとめています。
もちろん一口に癒やしといっても、癒される曲調は聴き手によって違ってくるのは当然ですが、今回は歌詞も含めて思わずほっとするような、時にノスタルジーを感じるような曲を選んでいます。
何も予定の無い午後にも、一人で過ごす夜のお供にも最適な90年代の名曲をぜひお楽しみください!
【邦楽】90年代にヒットした癒やしのJ-POPまとめ(1〜10)
少年時代井上陽水

少年時代の懐かしい思い出を優しく包み込む、永遠のバラードです。
井上陽水さんの柔らかな歌声と、来生たかおさんの繊細なピアノの音色が心に染み入ります。
1990年9月に発売されたこの楽曲は、同名映画の主題歌として制作され、後に中学・高校の音楽教科書にも掲載される名曲となりました。
夏の終わりから盛夏、そして再び夏の終わりへと移り変わる季節の中で、少年の心情が丁寧に描かれています。
疲れた心を癒やしたい時、静かな午後のひとときに聴きたい一曲です。
懐かしい夏の思い出を振り返りながら、ゆったりと流れる時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
First Love宇多田ヒカル

完ぺきな歌唱力と洗練された楽曲センスで、デビューから一気にJ-POPシーンの頂点に登り詰めた宇多田ヒカルさん。
本作は彼女のデビュー・アルバム『First Love』に収録された珠玉のバラードです。
失恋の痛みと初恋の記憶を16歳とは思えない繊細な感性で描き上げた歌詞と、ゆったりとしたピアノの旋律が心に染み渡ります。
1999年3月にリリースされたこの楽曲は、オリコンシングルチャート2位を記録。
カラオケでも15週連続1位を獲得するなど、多くの人々の心を掴みました。
疲れた心を癒やしたい時や、静かな夜に一人で過ごす時間のお供に、ぜひ聴いてみてはいかがでしょうか。
世界中の誰よりきっとNEW!中山美穂 & WANDS

中山美穂さん主演で大ヒットしたドラマの主題歌としても知られる、中山美穂&WANDSの伝説的なデュエットソングです。
ビーイングがプロデュースを担い、作曲は織田哲郎さんという、90年代の音楽シーンを象徴する布陣で制作されました。
運命の再会を信じるひたむきな歌詞が胸を打ちます。
中山美穂さんの透き通るような歌声と、WANDSの上杉昇さんが見せる情熱的なボーカルの掛け合いに、心奪われた方も多いのでは?
二人の声が重なるサビは、まるで奇跡が起きた瞬間のような高揚感に満ちあふれています。
色あせることのない、珠玉のラブソングですね。
遠く遠く槇原敬之

日本の音楽史に残る名曲を多く生み出し続ける天才シンガーソングライター、槇原敬之さんの代表曲を聞かれて、この楽曲を挙げる方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
新生活を始める方も多い3月という時期に聴くと、とくに心にしみる本作は、実際に大阪から上京してきた槇原さん自身が、故郷に住む友人を思って書いた曲です。
遠く離れた場所で、夢に向かって頑張っている主人公の心情を、槇原さんらしい言葉選びと巧みなセンスで表現した歌詞は、誰にでも共感しやすいですよね。
レゲエ調の軽快なリズムを軸としたアンサンブルも見事で、編曲家としての槇原さんの才能も十二分に感じさせるものでしょう。
余談ですが、本作はシングル曲というわけではなく、もともとは1992年6月にリリースされた名盤セカンドアルバム『君は僕の宝物』に収録された楽曲という立ち位置でした。
ifCHAGE and ASKA

温かな感動が押し寄せてくる、CHAGE and ASKAの生み出した90年代の名曲です!
1992年7月にリリースされた本作は、パナソニックのヘッドホンステレオSタイプのCMソングに起用された、心に響くバラードです。
ASKAさんの深みのある歌詞とメロディーが特徴的で、愛の不確かさと、それにもかかわらず愛を深めていく決意を表現しています。
アルバム『GUYS』に収録されたバージョンでは、ジェス・ベイリーさんによるアレンジが施されており、ASKAさんとジェスさんの音楽への真摯な姿勢が感じられますね。
疲れた心を癒したい時や、大切な人との絆を感じたい時にぴったりの一曲です。
PRIDE今井美樹

90年代を代表する癒やしの名曲といえば、布袋寅泰さんが作詞作曲を手掛けたこの楽曲は外せません。
今井美樹さんの透明感のある歌声が、愛する人への想いを優しく包み込むように響きます。
1996年11月にリリースされ、オリコンシングルチャートで1位を獲得。
160万枚以上を売り上げる大ヒットとなりました。
フジテレビ系ドラマ「ドク」の主題歌としても話題を呼んだ本作。
特にOLの方々に支持され、カラオケの定番曲としても広く親しまれています。
恋人への愛をプライドに生きる女性の姿を描いた歌詞は、聴く人の心に寄り添い、優しく包み込んでくれるはず。
疲れた心を癒やしたい時、ぜひ聴いてみてくださいね。
Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜YEN TOWN BAND

90年代を代表する名曲として知られる本作は、心に染み入る美しいメロディと切ない歌詞で多くの人々の心を捉えました。
映画『スワロウテイル』の主題歌として1996年7月にリリースされ、オリコンチャートで1位を獲得する大ヒットとなりました。
CHARAさんの透き通るような歌声と岩井俊二さんらによる詩的な歌詞が絶妙にマッチし、夢を追い続ける人々の姿を描いています。
厳しい現実の中でも希望を持ち続けることの大切さを歌った本作は、疲れた心を癒やしたい時や、人生に迷った時にぴったりの一曲です。
静かな夜にひとり、しみじみと聴きたくなる楽曲ですね。