泣ける!90年代にヒットした洋楽の感動ソングまとめ
音楽には心を癒やし、感動を呼び起こす不思議な力があります。
特に90年代の洋楽シーンには、世界中の人々の心を揺さぶった名曲の数々が生まれました。
この記事では、時代を超えて今なお多くの人々の心に残り続ける、90年代にヒットした感動的な洋楽の名曲をご紹介します。
切ない恋の歌から、人生を前向きに生きる勇気をくれる曲まで、心に響く珠玉の楽曲の数々をお届けします。
懐かしい思い出とともに、あなたの心に響く1曲が見つかるはずです。
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泣ける!90年代にヒットした洋楽の感動ソングまとめ(1〜10)
Nothing Compares 2 USinéad O’Connor

鋭くもやわらかいと評される歌声で知られる、アイルランド出身のシンガー、シネイド・オコナーさんによる、プリンスさんの楽曲カバーです。
1990年1月に公開された本作は、名盤『I Do Not Want What I Haven’t Got』に収録されています。
かけがえのない人を失ったどうしようもない喪失感を歌った歌詞は、聴く人それぞれの心の痛みに触れるのではないでしょうか。
静謐なサウンドに乗る魂の叫びのような歌声と、撮影中に亡き母を想い流したという涙が印象的なミュージックビデオは、多くの人の心を打ちましたよね。
このビデオは1990年のMTVアワードで年間最優秀ビデオ賞を含む3部門を受賞しています。
深い悲しみに沈む心に静かに寄り添ってくれる、時代を超えて涙を誘うナンバーです。
I Will Always Love YouWhitney Houston

音楽史に残る偉大なシンガーの1人であるホイットニー・ヒューストンさん。
彼女が歌い上げた本作は、もともとカントリー歌手ドリー・パートンさんの作品ですが、ホイットニーさんのバージョンが最も有名ですよね。
愛する人の未来のために、あえて自ら身を引くという究極の愛がテーマになっており、相手の幸せを心から願う姿は、聴く者の胸を強く打ちます。
この切ない決断の裏にある「いつまでもあなたを愛し続ける」という固い誓いを思うと、何とも言えない気持ちになります。
1992年にホイットニーさんが主演した映画『ボディガード』の主題歌として起用され、全米チャートで14週連続1位という大記録を打ち立てました。
大切な人との別れを経験した時に聴くと、その深い愛情に涙せずにはいられないのではないでしょうか。
Everybody HurtsR.E.M.

ひとりですべてを抱え込み、心が折れてしまいそうな時に、ただ静かに寄り添ってくれる作品です。
「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」にも選ばれたアメリカのロックバンド、R.E.M.による、魂を揺さぶるゴスペルのようなバラードですね。
本作は1992年発売の名盤『Automatic for the People』に収録され、翌1993年4月にシングルカットされました。
その深く普遍的なメッセージは多くの人の心を打ち、イギリスの自殺対策支援団体の広告キャンペーンや、2010年のハイチ地震支援チャリティソングに採用されるなど、社会にも大きな影響を与えました。
人生に疲れ果ててしまった時に聴くと、きっと再び歩きだす力をくれることでしょう。
泣ける!90年代にヒットした洋楽の感動ソングまとめ(11〜20)
A Design for LifeManic Street Preachers

初期メンバーの失踪という悲劇を乗り越えた、ウェールズ出身のロックバンド、マニック・ストリート・プリーチャーズの楽曲です。
困難な状況でも誇りを失わず、たくましく生きる人々の姿を描いた歌詞が胸を打ちます。
壮大なストリングスと力強いバンドサウンドが一体となり、聴く人の心に深く響くようです。
本作は1996年発売のアルバム『Everything Must Go』からのシングルで、全英チャートで初登場2位を記録しました。
翌1997年のBrit Awardsではアルバムが「Best British Album」に選ばれ、バンド自身も「Best British Group」を受賞しています。
逆境に立ち向かう勇気がほしい時、あなたの心をそっと支えてくれますよ。
Un-Break My HeartToni Braxton

90年代R&Bを代表する歌姫といえば、トニ・ブラクストンさんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
そのハスキーで深みのある歌声は唯一無二の魅力ですよね。
彼女のキャリアを象徴する一曲が、1996年10月に名盤『Secrets』からシングルとして発売されたこのバラードです。
全米チャートで実に11週も1位を独走した本作は、恋人を失った女性の悲痛な叫びを歌い上げています。
「壊れてしまった心を元に戻して」と願う切ない内容は、聴く者の胸を強く打ちます。
彼女特有のコントラルトボイスが、壮大なサウンドに乗ってエモーショナルに響きわたり、どうしようもない悲しみに暮れる心に寄り添ってくれるようです。
失恋の痛みを抱えている時に聴けば、きっと涙腺が緩んでしまう不朽の名曲です。
Candle in the Wind 1997Elton John

あまりにも突然の悲劇に見舞われたダイアナ元皇太子妃に捧げられた、イギリスが誇るミュージシャン、エルトン・ジョンさんの追悼歌です。
もともとは1973年にリリースされた名曲の歌詞を書き換えたもので、1997年9月の彼女の葬儀で披露されました。
この時、エルトン・ジョンさん自身がピアノを弾きながら歌ったパフォーマンスは、世界中の人々の涙を誘いましたね。
はかなくも気高い人生をろうそくの炎に、そして彼女自身を「イングランドのバラ」と表現した歌詞は、深い哀悼と愛情に満ちています。
この特別なバージョンが葬儀で一度きりしか演奏されなかったという事実も、本作が持つ重みを際立たせているのかもしれませんね。
Don’t Let Go (Love)En Vogue

90年代の音楽シーンは、実力派の女性R&Bグループがチャートを彩った黄金期でもありました。
その中でも、ずば抜けた歌唱力と芸術的なハーモニーで別格の存在感を誇ったのがエン・ヴォーグです。
1996年に映画『Set It Off』の主題歌として公開された本作は、のちに彼女たちのアルバム『EV3』にも収録された珠玉のバラード。
ソウルフルでブルージーな旋律の上で、重なり合う歌声はまさに圧巻の一言に尽きます。
歌詞の世界では、恋人に「行かないで」とすがるような、ひたむきで切実な愛の叫びが描かれており、その痛切な感情は聴く者の心のやわらかい部分を締め付けるのではないでしょうか。
どうしようもない切なさに胸が震える夜に、ぜひこの曲に耳を傾けてみてくださいね。