【Back to 90’s!】1990年代にヒットした洋楽のダンスミュージック
1990年代はそれまでの歴史でも電子音楽の成長具合が著しい時代でした。
特にユーロビートやダンス・ポップといったジャンルは注目されており、現代のアートコアやディープ・ハウスといったジャンルに影響を与えました。
今回はそんな1990年代のダンス・ミュージックを紹介したいと思います。
世界中で大ヒットした楽曲はもちろんのこと、ユーロビート調のコアな楽曲もそろえています。
電子音楽の変遷を知りたい方にとっても聴き逃がせない楽曲がいくつも登場しておりますので、ぜひごゆっくりとごらんください。
【Back to 90’s!】1990年代にヒットした洋楽のダンスミュージック(1〜10)
WannabeSpice Girls

1990年代に青春を過ごした方にとっては、こちらの『Wannabe』が思い出に残っているのではないでしょうか?
この曲はイギリス出身のガールズ・グループ、スパイス・ガールズの代表的な作品で、現在でもいまだに根強い人気をほこっています。
全体的にはさわやかなポップソングなのですが、ところどころにブラック・ミュージックを感じさせるメロディーを混ぜているのがこの曲の魅力ですね。
ダンス・ミュージックとしてもノリの良い作品ですので、ぜひチェックしてみてください。
No DiggityBlackstreet

めちゃくちゃドープな曲が聴きたいという方には、こちらの『No Diggity』がオススメです。
90年代のUSのヒップホップやR&Bを聴いてきた人にとって、ブラックストリートは外せませんよね!
彼らの音楽性を分かりやすく例えると、ヒップホップからソウルからR&Bまで、なんでもそろえている百貨店みたいな感じでしょうか。
同時期に活躍していたディアンジェロさんとは対照的なキャッチーなメロディーが印象的です。
キャッチーですが、しっかりとハイセンスなので、ブラックミュージックが好きな方は、ぜひチェックしてみてください!
Pump Up The JamTechnotronic

電子音楽の成長が著しかった1990年代。
その中でも世界的に大ブレイクしたのが、ベルギーのハウスミュージックプロジェクト、テクノトロニックさんです。
彼らの代表曲は、ダンスフロアを盛り上げる熱いメッセージが込められた一曲。
エネルギッシュなリズムとキャッチーなフレーズが印象的で、1989年の発売以来、多くの国でチャートを席巻しました。
映画やテレビ番組でも頻繁に使用され、その影響力の強さがうかがえます。
パーティーや運動時など、テンションを上げたい時にピッタリの楽曲です。
ダンスミュージックの歴史に触れたい方にもオススメですよ。
BelieveCher

ポップ・ディスコやダンス・フォークといったジャンルを主体とした音楽性で人気を集めたシンガー、シェールさん。
女優としても活躍しているシンガーのため、映画で彼女を見たという方も多いのではないでしょうか?
そんな彼女の代表的な作品が、こちらの『Believe』。
彼女の太い声質とポップ・ディスコを主体とした音楽性は非常に陽気で、全体を通してノリの良いメロディーにまとめられています。
ユーロビートやユーロポップが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Black Or WhiteMichael Jackson

90年代のダンスミュージックを代表する楽曲の1つといえば、マイケル・ジャクソンさんのこの曲。
人種や文化の違いを超えた統一と平等のメッセージを込めた歌詞が印象的です。
ポップロック、ダンス、ヒップホップを融合させた独特のサウンドは、当時の音楽シーンに新風を巻き起こしました。
1991年にリリースされたこの曲は、ビルボードホット100で7週間連続1位を獲得。
ミュージックビデオは世界中で5億人もの視聴者を魅了し、音楽ビデオの新たな可能性を切り開きました。
人種や文化の壁を越えて人々をつなぐ音楽の力を感じたい方にぜひオススメです。
U Can’t Touch ThisMC Hammer

90年代を代表するヒップホップの名曲、『U Can’t Touch This』。
個性的なトラックに聴き覚えがあるという方も多いのではないでしょうか?
この曲は当時のヒップホップのなかでも、非常に異端な存在で、一般的なヒップホップと違い、ダンス・ミュージックとしての側面を強く持ちます。
そのためヒップホップでサンプリングされることよりも、ハウスやテクノといった電子音楽のジャンルでサンプリングされることが多い作品ですね。
No ScrubsTLC

アメリカのガールズ・グループであるTLCによって1999年にリリースされた、滑らかなミッド・テンポ・トラックです。
世界各国のチャートでTop10にランクインを果たし、グラミー賞にノミネートされました。
トッド・エドワーズによる2006年の同名のトラックでサンプリングされています。
耳に残るメロディーラインが爽快感な作品となっています。