【Back to 90’s!】1990年代にヒットした洋楽のダンスミュージック
1990年代はそれまでの歴史でも電子音楽の成長具合が著しい時代でした。
特にユーロビートやダンス・ポップといったジャンルは注目されており、現代のアートコアやディープ・ハウスといったジャンルに影響を与えました。
今回はそんな1990年代のダンス・ミュージックを紹介したいと思います。
世界中で大ヒットした楽曲はもちろんのこと、ユーロビート調のコアな楽曲もそろえています。
電子音楽の変遷を知りたい方にとっても聴き逃がせない楽曲がいくつも登場しておりますので、ぜひごゆっくりとごらんください。
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【Back to 90’s!】1990年代にヒットした洋楽のダンスミュージック(81〜90)
Push the Feeling On (Mk Dub Revisited Edit)Nightcrawlers

Robin Sの『Show Me Love』にも通じるような90sオルガンサウンド。
実はこちらの楽曲のほうが1年ほどリリースが早かったです。
メランコリーな雰囲気を秘めています、夜の世界やクラブの情景を巧みに表現した1曲だと思います。
元ネタがあり、1975年にクリエイティブソースがリリースした『Pass The Feelin ‘On』にインスパイヤーされたそうです。
ナイトクローラーズはコットランドのグラスゴーにあるイースターハウスのプロデューサーでDJのジョン・リードによって結成されたハウスミュージックにとってプロジェクトです。
How BizarreOMC

1990年代を代表するダンスミュージックの名曲。
ニュージーランド出身のOMCが生み出した、キャッチーなリズムと記憶に残る歌詞が魅力の作品です。
アルバム『How Bizarre』からのリードシングルとして1995年12月にリリースされ、世界中でヒットを記録しました。
サウスオークランドで育ったOMCのポーリー・フエマナさんが、自身の経験から生まれた奇妙な状況を描いた歌詞が印象的。
ポップラップのジャンルに近い、ユニークなサウンドが印象的ですね。
本作は、日常の中の非日常を歌った楽曲で、予想外の出来事に驚く気持ちを表現しています。
ドライブ中に聴くのがオススメです。
思わぬ発見や冒険心を感じたい方にもピッタリの一曲ではないでしょうか?
Guide My SoulTodd Edwards Presents the Messenger

ハウスミュージックの名門レーベル『Nervous Record』。
このレーベルからリリースされたハウスミュージックは名曲そろいですが、この曲もその中のひとつでしょう。
トッド・エドワーズはUKガラージと呼ばれるイギリス特有のハウスミュージックの名手であり、シーンに大きな影響を与えたオリジネーターでもあります。
ソウルフルで都会的どこか哀愁漂うムードがUKガラージの最大の特徴、現代ではディスクロージャーなど、ポップスとしても進出したハウスのサブジャンル。
Mind Playing Tricks on MeGeto Boys

1991年のアルバム『We Can’t Be Stopped』に収録されている曲で、Geto Boysによる最高のチャート・シングルとなりました。
さまざまな精神状態を歌っているこのラップが90年代に人気を得た理由はハードコアヒップホップと呼ばれる怒り、攻撃性、対立、自己主張と強いビートが若者の心をつかんだのではないでしょうか。
ノリの良いサウンドで主張されるこの曲が今でも支持されるのがわかりますよね。
Crush on You (feat. Lil’ Cease) (Remix)Lil Kim With Lil Cease

ダイアナ・ロス、ヒップホップアーティストのMCライトやザ・レディ・オブ・レイジに響を受けたリル・キムのフリースタイルラップは90年代に人気を得ました。
この曲はリミックス・シングルバージョンとして改名され、キムとリル・シーズの二人歌われています。
ノリの良いサウンドと二人の絶妙な掛け合いが人気を呼びましたよね。
The Rain (Supa Dupa Fly)Missy Elliott

女性ラッパーMissy “Misdemeanor” Elliottによるヒップホップ。
女性目線のリリックがセクシーでクールです。
曲の内容は雨にうっそうとする気分を歌ったもの。
女性は、ざーざー降る雨がうざったくてしかたありません。
恋人とはけんか別れして、いいことなし。
雨は無視して海へ出かけます。
イライラしている日の雨ほどいやなものはありませんね。
【Back to 90’s!】1990年代にヒットした洋楽のダンスミュージック(91〜100)
Still Not a PlayerBig Pun feat. Joe

1990年代初頭からニューヨークのアンダーグラウンドシーンで頭角を現し、デビューアルバム『Capital Punishment』のセカンド・シングルとしてリリースされ90年代にヒットしました。
歌には「ブラジルの韻」が含まれている事でも知られており、この楽曲がヒットした魅力もそのラップサウンドにあるのではないでしょうか。





