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人気曲のアコースティック・バージョン。アレンジやカバー曲まとめ

アーティストのアルバム収録曲を見ていると、ときどき「Acoustic Ver.」という表記を見かけることがありますよね。

文字通り、アコースティックギターやピアノの伴奏にベースやパーカッションを加えるなど、原曲よりもシンプルなアコースティック編成にアレンジされた楽曲を指します。

こうしたアコースティックアレンジって、特別感があって好きだという方、結構多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、実際に音源としてアルバムに収録されたアコースティックバージョンをはじめ、ネット上で話題になった動画まで幅広く紹介していきますね。

原曲が持つ雰囲気とはまた異なるアコースティックアレンジならではの魅力を見つけてみてください。

人気曲のアコースティック・バージョン。アレンジやカバー曲まとめ(11〜20)

夜に駆けるYOASOBI

YOASOBI「夜に駆ける」(幻のアコースティックバージョン)
夜に駆けるYOASOBI

ボカロのプロデュースでも知られたAyaseさんの作品とあって、電子音のイメージが強いYOASOBI。

その代表曲『夜に駆ける』をアコースティック・バージョンにアレンジした、貴重なバージョンです。

アコースティック・ギター一本と、iKuraさんのボーカルのみのシンプルなパターンですが、メロディーの流麗さ、歌声の美しさをしっかりと味わいながら聴けますよ。

歌詞から広がる小説の世界にもどっぷりとひきこまれていきそうです。

Laststeptricot

tricot『Laststep(Live, Acoustic Version)』MV
Laststeptricot

中嶋イッキュウさん率いる4人組ロックバンドがtricotです。

2010年に結成されると同時に制作されたデモ音源に収録されていたのが『Laststep』で、2020年リリースのメジャー2枚目のアルバム『10』にも収録されました。

2014年には中嶋さんが浜辺で弾き語りをしたテイクをもとに、アコースティックバージョンのミュージックビデオも制作されYouTubeに公開されています。

風の音なども一緒に収録された生々しいテイクで、しっかりとレコーディングされた音とは違う魅力のあるサウンドに仕上がっているんですよね。

木蘭の涙スターダストレビュー

「木蘭の涙~acoustic~」スターダスト☆レビュー【LIVE】
木蘭の涙スターダストレビュー

スターダストレビューの代表的な曲のひとつ、原曲もアコースティックバージョンもどちらも人気が高い楽曲です。

元のバージョンではエレキギターの音色が印象的なサウンドで、悲しい歌をあえて明るく歌っているような印象を受けます。

アコースティックバージョンでは、ピアノを中心としたサウンドでテンポも落とされ、歌詞に込められた悲しみの感情がより強調されているように感じられます。

ボーカルの根本要さんの歌声も、切なく響くサウンドと共鳴しているように切なさが強調された歌唱に変わっているように思えます。

願い〜あの頃のキミへ〜當山みれい

當山みれい 『願い~あの頃のキミへ~』from Special Studio Live / Negai -Ano Koro No Kimie- / Mirei Touyama
願い〜あの頃のキミへ〜當山みれい

『願い〜あの頃のキミへ〜』はシンガーソングライターである當山みれいさんが、2017年にリリースしたミニアルバム『願い E.P.』に収録されていた楽曲です。

童子-Tさんの楽曲『願い feat.YU-A』へのアンサーソングなのだとか。

2020年に行われたスタジオライブでも『願い〜あの頃のキミへ〜』を披露していて、フュージョンバンド・T-SQUAREでも活躍するピアニスト・白井アキトさんとのデュオでアコースティックなサウンドを奏でています。

バスロマンスチャットモンチー

「バスロマンス」 チャットモンチー×蒼井優
バスロマンスチャットモンチー

当時三人組だったチャットモンチーが女優、蒼井優さんを迎えて奏でたアコースティック・バージョン。

蒼井さんの語りで始まるオープニングがとにかくかわいい!

その後、一生懸命ピアノを弾く姿も必見ですよ。

オリジナルはドラムやベースの重低音がしっかり効いていて、元気のいいロック・バージョンなのですが、今でも結婚式などで人気だというハッピー・ソング。

今回ご紹介したカホンとギター、ベースのみのパターンも、晴れた席で演奏できたらすてきですね。

うっせぇわAdo

【Ado】 うっせぇわ Piano Ver.
うっせぇわAdo

2020年10月にリリースされ、強烈な印象の歌詞などで話題を呼び、大ヒットを記録した『うっせぇわ』。

今回ご紹介するのは、ピアノとボーカルだけのアコースティック・バージョンで、こちらもシンプルながら大迫力。

聴いていると、スカッとする爽快感は残しながらも、ちょっぴりジャジーな、大人な響きなのにも注目です。

優等生が抱える鬱憤などが込められた歌詞が、高い歌唱力のAdoさんの歌声、かっこいいピアノとの共演で、哲学的にさえ感じられますよ。

おわりに

邦楽の人気曲のアコースティックアレンジを一挙に紹介しました。

激しい曲はまったく異なる表情になり、バラードはよりメロウになる……そんなアコースティックアレンジならではの魅力が見つかったと思います。

この記事で紹介した以外にもアコースティックアレンジはたくさん存在していますので、気になった方はぜひ探してみてくださいね。