【高齢者向け】日常に楽しみを添えよう。アクティビティケアの企画案まとめ
アクティビティケアとは介護を必要とする高齢者の方に、楽しんでもらいながら身体的機能や認知機能の向上を目指すケアのことです。
ケアといっても、体を動かす体操や遊び、工作や音楽などの芸術、散歩など多岐にわたります。
このようなさまざまなケアをおこなうことで、高齢者の方の笑顔や意欲を引き出し、生活全体を活性化していこう!
というものですね。
加齢にともなって外出や他者とのコミュニケーションがおっくうになってしまう方をよく見受けますが、日々の生活が少しでも彩りのある楽しいものになれば嬉しいですよね。
ぜひこちらの記事を参考にして、活気あふれる楽しい時間をお過ごしください。
【高齢者向け】日常に楽しみを添えよう。アクティビティケアの企画案まとめ(6〜10)
ペーパーステンドグラス

お花紙を使って、ステンドグラス風の作品をつくってみましょう。
ステンドグラスを、教会や公共施設で見かけることもありますよね。
ステンドグラスは、色鮮やかなガラスが黒い枠で作られた模様を彩り、日の光がステンドグラスを照らすと室内をすてきに演出しますよね。
作品の制作では、黒の画用紙で枠を作り、型に合わせたお花紙を貼り付けますよ。
手先や指先を器用に動かす能力が高まり、脳の活性化にも期待ができますね。
完成品を窓ガラスに貼り付けると、お花紙の部分が透けて見えます。
その様子が、本物のステンドグラスのようですよ。
春の小川でパタカラ体操

歌をうたいながらおこなう、パタカラ体操をご紹介します。
パ、タ、カ、ラと発生することで、口周りや 舌の筋肉のトレーニングがおこなえるパタカラ体操。
日課の体操の中に取り入れている施設もありますよね。
『春の小川』といった高齢者の方になじみのある歌でおこなうことで、体操に取り組みがしやすくなりますよ。
『春の小川』は、メロディもゆったりとしているので体操にオススメです。
さらに、季節を感じる歌を選曲することで、高齢者の方に季節も感じていただけそうですね。
いつもの体操に、取り入れてみてはいかがでしょうか。
春探し散歩レク

季節の移り変わりを感じるためには外を見渡すのがいちばん、気温の変化も自然からしっかりと感じられますよね。
そんな季節ならではのものを、お散歩の中で探してもらう、リラックスの要素も込められたレクリエーションです。
ゲーム性よりも季節を感じてもらうことが重要で、その季節ならではのものがないか、周辺をしっかりと見渡してもらいましょう。
自然を感じてリラックス、周りを見渡して観察する集中力にも注目しつつ楽しんでもらいましょう。
水戸黄門体操

時代劇の定番ともいえる『水戸黄門』のテーマソングに乗せて、全身をしっかりと動かしていく体操です。
誰もが知っている主題歌ということで、音楽もしっかりと楽しめる内容ではないでしょうか。
力強い曲でありながらテンポがおだやかなところもポイントで、リズムをつかみつつ体を動かすことで、体に力が込められますね。
曲に合わせて体を動かすことに慣れてきたら、歌いながら進めていくパターンもオススメで、認知機能の向上も期待されますよ。
笑える手拍子体操

お手本に合わせて全員で同じように手拍子という体操、お手本からの動きの判断が脳の活性化につながりますよ。
さまざまなリズムで手拍子を進めていけば、動きのスピードや力の込め方にも意識が向けられそうですね。
手拍子のスピードを上げてから急にストップする流れもオススメで、ここでしっかりと動きを止められるのかという部分では笑いも起こせるかもしれませんよ。
お手本への集中力、動きのスピードや力の入れ方に加えて、体をたたくことで血行の促進にもつながっていきそうですね。