RAG MusicHouse-Techno
おすすめのハウス・テクノ

浮遊する電子音楽~アンビエント・テクノの名曲まとめ

1980年代後半に盛り上がったハウス・ミュージックおよびレイヴ・シーンの中で、いわゆるチルアウトを目的としたリラックスできる音楽として誕生したアンビエント・ハウス。

そこから派生した形で1990年代に生まれた「アンビエント・テクノ」は、アンビエント・ミュージックをテクノ世代のアーティストによって再構築したようなジャンルです。

アンビエント・テクノの要素を含む多くのサブ・ジャンルがあり明確な定義は難しいのですが、踊るための機能的なダンス・ミュージックとは一線を画す浮遊感が特徴の1つですね。

今回の記事では90年代を中心として00年代以降のアーティストにも目を向ける形で、アンビエント・テクノの名曲を紹介していきます!

浮遊する電子音楽~アンビエント・テクノの名曲まとめ(21〜30)

Liquid InsectsAmorphous Androgynous

Liquid Insects – Amorphous Androgynous (Future Sound of London)
Liquid InsectsAmorphous Androgynous

電子音楽の持つ可能性を追求した作品をさまざまな名義でリリース、膨大なディスコグラフィを誇るイギリス出身のエレクトロニックミュージックのパイオニアであるフューチャー・サウンド・オブ・ロンドン。

アンビエントテクノの歴史においても彼らの存在は重要で、アンビエントの要素を取り入れた1994年リリース作品『Lifeforms』なども非常に有名ですね。

そんな彼らがAmorphous Androgynous名義で1993年に発表した『Tales of Ephidrina』も、アンビエントテクノの名盤として知られる作品です。

本稿で紹介している楽曲『Liquid Insects』はアルバムの収録曲で、12インチシングルとしてもリリースされた名曲。

プログレッシブなハウスとアンビエントテクノの間をいくようなサウンドで、90年代初頭のダンスミュージック事情を知りたい方にも興味深く楽しめる楽曲ですよ。

HorizonARTBAT

ARTBAT – Horizon (Official Audio Video)
HorizonARTBAT

ウクライナから世界へ羽ばたいたデュオ、アートバットが、2021年11月に自身のレーベルUPPERGROUNDから送り出したこの楽曲は、メロディック・テクノの進化形といえる傑作です。

アルペジオの美しい響きから始まり、力強いキックと揺らめくベースラインが徐々に構築されていく展開は、まるで地平線の彼方へ向かって走り出すような高揚感を生み出します。

中盤のブレイクダウンでは幻想的なピアノ風のメロディが浮かび上がり、聴き手を静寂の世界へと誘います。

そこから再び盛り上がっていく構成は、アンダーグラウンドとポップの境界を見事に融合させた設計です。

大規模なフェスティバルで体感したい壮大なサウンドスケープを持ちながらも、クラブの密室空間でも映える繊細さを兼ね備えています。

深夜のドライブや、集中して作業に打ち込みたいときにぴったりの一曲です。