岡山県の出身アーティストと聴いて、あなたは誰を思い浮かべますか?
「あまり思い浮かばない」という方も多いかもしれませんが、実は岡山県は今話題のシンガーソングライターや、国民的音楽ユニットのメンバーなど、人気のあるミュージシャンを輩出しているんです!
この記事では、ジャンルや活動形態を問わず、岡山県出身の歌手やミュージシャンを幅広く紹介していきますね!
それではさっそく岡山県出身アーティストを見ていきましょう!
岡山県出身のバンド・アーティスト・歌手(1〜10)
My shining Dream千里

岡山県出身のシンガーソングライター千里さん。
2009年に「全日本カラオケグランプリ」で新人賞を受賞したのをきっかけに、翌年から音楽活動を本格化しました。
BENIさんなど、R&Bシンガーアーティストのオープニングアクトや共演をつとめ、インストアイベントなど地元に密着した音楽活動を続けたのち、2016年のサードミニアルバムリリースで全国へその活動を広げています。
KREVAさんやきゃりーぱみゅぱみゅさんなどのさまざまなアーティストとの共演の他に、ラジオパーソナリティもつとめている千里さん。
R&Bの楽曲ではグルーブのかっこよさ、バラードやポップスでは彼女の優しい人柄や信条が表れたようなあたたかい歌声が心に響きます。
兵、走る稲葉浩志(B’z)

日本を代表するロックユニットB’zのボーカル、稲葉浩志さんは岡山県津山市出身です。
1985年にBeingのボーカルスクールに入り、歌手活動やバイトでコーラスをしたりして活動していました。
その後バンド結成に奔走していたギターの松本孝弘さんが、稲葉さんのデモテープを聴いたことをきっかけにB’zが結成され、1988年にシングル『だからその手を離して』とアルバム『B’z』を同時リリースし、メジャーデビューを果たしました。
B’zとしての活動以外にも1997年にアルバム『マグマ』をリリースしたことからソロ活動も始め、ガンズ・アンド・ローゼズのギタリスト、スラッシュさんともコラボ。
ハイトーンボイスが輝く特徴的な歌声は、何年たっても色あせることなく響いています。
何なんw藤井風

シンガーソングライターの藤井風さんは、岡山県浅口郡里庄町出身です。
小さい頃からさまざまな音楽に触れ、お父さんの後押しがあり12才の頃からYouTubeに自身のピアノのカバー演奏動画をアップロードしていました。
2019年に『何なんw』という曲を初めて音源化し、リリース。
翌年2020年にはYouTubeで人気や話題を集めているアーティストを紹介する世界的なキャンペーン「Artist On The Rise」に、日本人アーティストとして初めて出演を果たしました。
ユニークで飾り気のない歌詞やタイトルが印象的なアーティストです。
ボヘミアン葛城ユキ

伸びのあるハスキーボイスが特徴的なシンガー、葛城ユキさんは岡山県の現在は高梁市となった川上郡川上町の出身です。
1973年に出場したヤマハのコンテストで歌唱賞を受章し、同じ年に朝霧マチ名義でデビューを果たします。
その後1980年代にウェールズのシンガー、ボニー・タイラーさんの楽曲をカバーした『哀しみのオーシャン』や、もともと別の歌手の曲だった『ボヘミアン』をカバーし大ヒット!
中国の広東省で開催したライブでも大成功を収めました。
その後地元岡山県のPRソングを歌ったり、やジャパンオープンテニスで国歌斉唱をしたり、またバラエティー番組にも出演するなど、幅広い活動をおこなっています。
真夏のストレート甲本ヒロト

伝説のロックバンド、THE BLUE HEARTSや↑THE HIGH-LOWS↓、そしてザ・クロマニヨンズのボーカルをつとめる甲本ヒロトさんは、岡山県岡山市出身です。
ギターの真島昌利さんたちと1985年に結成したTHE BLUE HEARTSで1987年にシングル『リンダリンダ』でメジャーデビュー。
1995年に解散した後は真島さんの誘いで↑THE HIGH-LOWS↓を結成し、同じ年にシングル『ミサイルマン』とアルバム『THE HIGH-LOWS』デビューしました。
2005年に解散した後はソロアーティストとしても活動していましたが、2006年に再び真島さんたちとともにザ・クロマニヨンズを結成しシングル『タリホー』でデビュー。
本能のままにあらぶり歌う姿はカリスマ性を感じさせ、多くのファンを魅了しています。
Woman中西圭三

シンガーソングライターそして作曲家としても活動する中西圭三さんは、岡山県の現在は岡山市南区となっている児島郡灘崎町出身です。
1991年にシングル『タンジェリン・アイズ』でデビュー。
1年後にリリースした3枚目のシングル『Woman』が大ヒットし、人気を集めました。
作曲家としてはZOOの『Choo Choo TRAIN』やBLACK BISCUITSの『Timing』などのヒット曲を数々手掛けました。
J-POP以外にもNHKの『おかあさんといっしょ』の楽曲や、地元岡山県や愛知県、香川県の市の歌も作曲しています。
六本木~GIROPPON~鼠先輩

ひらがな一文字のインパクト抜群なフレーズが懐かしいですね。
コワモテな見た目にスーツ姿のスタイルも印象的だった岡山県赤磐市出身のムード歌謡歌手、鼠先輩。
テレビで見かけることも多かったですね。
高校中退後にTHE BLUE HEARTSのコピーバンドを組み、バックパッカーとして世界を周った経験も。
お互いに修行をへて年上の彼女と約束の東京タワーの地で再会したエピソードを歌った曲が、2008年のヒット曲『六本木~GIROPPON~』です。
哀愁がにじみ出る表現とまるで女性のような艶っぽい歌声がステキです。
テレビのおちゃめな人柄のイメージの一方、彼の経歴は音楽への愛があふれています。