沖縄県出身のバンド・アーティスト・歌手
沖縄出身のアーティストと聞いて、あなたは誰を思い浮かべるでしょうか?
沖縄県は国民的歌姫の安室奈美恵さん、MAXやDA PUMPなどダンスボーカルグループ、さらにはHYやORANGE RANGEなどのロックバンドまで、魅力的なアーティストをたくさん輩出しています。
この記事では、上記のアーティストのほかにも定番の沖縄出身アーティストから、「この人も沖縄出身だったの!?」と思うような少し意外なアーティストまで一挙に紹介していきますね!
ダンスと歌の融合、ミクスチャーロック、さらに琉球音階を用いた楽曲など、沖縄のアーティストならではの魅力があふれる方たちばかり。
あなたのお気に入りのアーティストを見つけてくださいね!
沖縄県出身のバンド・アーティスト・歌手(1〜10)
Finally安室奈美恵

2018年に全国、そして海外からもおしまれる中、引退をした沖縄のスター安室奈美恵さん。
彼女のアーティストとしての実績は日本の誇りと言っても過言ではないですよね。
1990年代に数多くのヒット曲を生み出し「アムラー」などの社会現象を引き起こしたことは有名です。
歌だけではなく、彼女のダンスも超一流で、いっさいMCは入れず踊って歌いきるステージは圧巻でした。
彼女のデビューから引退までの26年間を見守っていたファンもいまなお応援し続けていますよね。
ワンダーランドFLiP

沖縄県那覇市で2005年に結成された4人組の女性ロックバンドFLiPが、メジャーデビューを果たしたのは2010年のことです。
デフスターレコーズからミニアルバム『DEAR GIRLS』をリリース。
J-ロックやポップ・パンクを軸に、力強い演奏とキャッチーなメロディが特徴的なサウンドを展開しています。
2009年3月には、アメリカの音楽見本市「SXSW」に参加し、全8都市9公演のツアーを成功させ、その実力は海外でも高く評価されました。
インディーズ時代から精力的な活動を続け、メジャーデビュー後も3枚のスタジオアルバムと複数のミニアルバムを発表。
パワフルなライブパフォーマンスと親しみやすいメロディで、ロックファンの心をつかんできました。
エネルギッシュな女性ロックサウンドを求めている音楽ファンにぴったりのバンドです。
強く儚い者たちCocco

独特の世界観と幅広い楽曲に加え、絵本作家や女優としてもマルチに活躍する沖縄出身のシンガーソングライター。
もともとはバレエダンサーになる夢を持ち、東京のバレエオーディションの資金調達を目的に歌手のオーディションに応募したんだそうです。
初期はとくに生々しく狂気に満ちた歌詞が特徴で、その歌詞を時には重々しく、時には優しいメロディで歌った楽曲は、ほかのアーティストにはない強い個性を放ち、多くの根強いファンを獲得しました。
一時期活動を休止していましたが復活を果たし、精力的に活動しているアーティストです。
沖縄県出身のバンド・アーティスト・歌手(11〜20)
Let Go (feat. 柊人)CHICO CARLITO

実力派ラッパーとして沖縄のヒップホップシーンをけん引する存在です。
1993年に沖縄県那覇市で生まれ、2012年から本格的な音楽活動をスタート。
プエルトリコ系のアメリカ軍人を祖父に持つルーツを大切にしながら、ハイトーンボイスとリズミカルなフロウが織りなす独特のラップスタイルが魅力です。
2015年に「ULTIMATE MC BATTLE GRAND CHAMPIONSHIP」で優勝し、その実力を証明。
MCバトルからストリートまで幅広いシーンで活躍する実力派として知られています。
テレビ朝日『フリースタイルダンジョン』では初代モンスターを務め、圧倒的なスキルを見せつけました。
オールドスクールからニュースクールまで、ヒップホップの神髄を味わいたい方におすすめのアーティストです。
オワリはじまりかりゆし58

沖縄の方言で「めでたい」などの意味を持つ、「かりゆし」という言葉がバンド名に付いたかりゆし58。
ちなみに58は、鹿児島県鹿児島市から沖縄県那覇市までを通る国道58号線からとっています。
全員が沖縄県出身で、音楽活動開始後も沖縄県に在住しています。
バンドは2005年に結成され、2006年にミニアルバム『恋人よ』でインディーズデビュー。
その身にアルバムのリリースから数カ月後にリリースされたシングル『アンマー』ではなんと、日本有線大賞新人賞を受賞しヒットしました。
聴けば温かな気持ちになれるような曲が魅力的なバンドです。
未来へKiroro

優しいピアノの音色と歌声、そして心に響く歌詞で聴く人を魅了するKiroro。
高校の同級生だったボーカルの玉城千春さんと、ピアノの金城綾乃さんによるユニットで、高校時代に結成されました。
1996年にシングル『長い間』でインディーズデビューし、沖縄限定でのリリースながらも1万枚を売り上げました。
その後同じ曲で1998年にメジャーデビューを果たし、そこから3年連続で紅白歌合戦にも出場しました。
2人ともママとなってからはゆるやかな活動をしながらも、これまでにリリースした曲を大切に歌い続けられています。
UTAGE3.0OZworld

沖縄県嘉手納町から世界へと羽ばたくラッパーがOZworldさんです。
幼少期にDef TechのCDとの出会いをきっかけに音楽に目覚め、高校1年生でラップを始めました。
2015年に注目を集め始め、一時期の活動休止を経て、2018年から本格的に活動を再開。
精神世界や哲学的なテーマを織り交ぜた歌詞と、宇宙的な世界観を持つ楽曲で独自の表現を確立しています。
2019年から2023年にかけて3枚のアルバムを制作し、Awichさんや唾奇さんといった実力派アーティストとのコラボレーションも魅力です。
トラップやメロディックな要素を取り入れたサウンドと、SF的な映像美による作品は、新たな刺激を求める音楽ファンにピッタリです。