【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ
ヘビーメタルと一口に言っても実際には幅広い音楽性を網羅しており、ある程度メタルを聴き続けていると膨大なサブジャンルの存在に誰もが気付くはず。
中には聴く人を選ぶジャンルもあるのですが、その筆頭とも言えそうなジャンルが今回のテーマである「アバンギャルドメタル」です。
言葉の通り前衛的なスタイルが特徴的なジャンルで、プログレッシブメタルと共通する部分もありつつ一定のスタイルや方法論にはとらわれず、予想できない破天荒な構成の楽曲も多く存在するのですね。
こちらの記事では、そんなアバンギャルドメタルと呼ばれるジャンルのバンドたちを紹介しています。
一般的なメタルやロックに飽きてしまった方、ぜひ挑戦してみてください!
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【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ(1〜10)
TravoltaMr. Bungle

アバンギャルドメタルというジャンルを語る上で必ず名前が上がる存在が、実験的かつ変態的な音楽性でシーンに衝撃を与えたミスター・バングルです。
後のフェイス・ノー・モアのフロントマンとして名をはせるボーカリスト、マイク・パットンさんを中心として1985年に結成以来、ジャズやファンク、さらにはサーフロックにスカまで、多彩な音楽性を持ち合わせた彼らの楽曲は、まるで音楽の化学反応のよう。
特に91年のデビューアルバムは、その斬新さで多くのリスナーを虜にしました。
ミスター・バングルの魅力は、カテゴリーに捉われない自由な発想。
だからこそ、新しい音を求める方にぜひ観て、聴いていただきたい。
そこには、驚きと発見の連続がありますよ!
RealizationToday Is the Day

音の実験室とも言うべきトゥデイ・イズ・ザ・デイ。
1992年の結成から音楽の深淵に挑み続ける彼らは、不協和音をちりばめ、ノイズ、オルタナティブロック、グラインドコアなど、さまざまな要素を独自のフィルターを通して表現しています。
一聴してその個性は圧倒的、彼らの楽曲を聴けば、音楽の新しい地平が目の前に広がることでしょう。
スティーブ・オースティンさんの率いるバンドは、音楽をつなぐ一枚の糸を常に押し広げ、リスナーを未知なる世界観へといざなってくれる。
間違いなく人を選ぶ音楽性ではありますが、通常のメタルやロックでは物足りないという方、ぜひ挑戦してみてはいかがですか。
Traces of RealityDødheimsgard

ノルウェーが生んだアヴァンギャルドメタルの旗手、ドゥドハイムスガルドは、ブラックメタルを原点に、予測不可能な音楽の旅へと我々を誘います。
結成は1994年、そして1999年にリリースされたアルバム『666 International』は、彼らが実験的な音楽性へと踏み出した象徴的な作品です。
これまでに幾度となくメンバーチェンジを重ね、常に進化し続ける彼らは、2015年にリリースされた5枚目のアルバム『A Umbra Omega』でも新たな境地を開きました。
その魅力は、混乱と秩序が絶妙に絡み合い、聴く者を圧倒するドゥドハイムスガルドならではの世界観。
伝統的なメタルの枠を超える彼らの音楽が、新しい発見に満ちた挑戦をもたらしてくれるはずです!
【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ(11〜20)
I Sang for the SwansVed Buens Ende…..

ノルウェーが生んだアバンギャルドブラックメタルを代表するバンド、ヴェッド・ビーンズ・エンドは1993年にデビューして以来、その斬新なサウンドでアンダーグラウンドのシーンに衝撃を与えました。
一聴しただけではわかりにくい非調和や不協和音をちりばめた楽曲構成、ブラストビートと静かなジャズセクションの融合は、音楽の新たな地平を切り開いたとも言えます。
一定のジャンルで括れるような音楽性ではないのですが、だからこそ一般的なロックやメタルでは味わえない強烈な魅力があるのですね。
実験的な音楽性に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!
Stones of October’s Sobbingmaudlin of the Well

モードリン・オブ・ザ・ウェルは、1996年にアメリカで結成された前衛メタルバンド。
彼らの音楽は、メタルを軸にジャズやアート・ロック、さらにはアンビエントの要素をちりばめながら、まるで夢のような世界観を創り出しています。
2001年のアルバム『Bath』と『Leaving Your Body Map』は、ファンの間では特に高い評価を受けていますね。
アストラル投射という神秘的なテーマを音楽に反映させた彼らのアプローチは、きっとあなたの想像を超えた体験をもたらしてくれるでしょう。
オススメですよ!
Lo Flux TubeO.L.D.

O.L.D.は、1987年にアメリカ・ニュージャージー州で誕生したバンドで、1995年に惜しまれつつ解散しました。
彼らの魅力は、初期のグラインドコアから進化した予測不可能なアヴァンギャルドメタルへの変遷にあります。
Earache Recordsにデモテープ『Bathrooms Rule』を気に入られ、老舗レーベルとの契約を勝ち取ったエピソードはファンの間で語り草です。
ユーモアをちりばめた楽曲や、型にはまらない音楽性は、メタルに新しい風を吹き込んだと評価されています。
O.L.D.の音楽は、メタルの深い世界観を知る旅の一つであり、アヴァンギャルドメタルを知るなら必聴ですね!
Köd utánamThy Catafalque

タマーシュ・カータイさんを中心に、1998年に結成されたハンガリー出身のサイ・カタファルクは、アバンギャルドメタルシーンで一線を画する存在です。
時間、空間、自然をテーマとした彼らの音楽は、ジャズやフォークなど異なるジャンルの要素がちりばめられ、予測不可能な展開が魅力です。
特に2021年にリリースされたアルバム『Vadak』では、人間と動物の共通点にスポットを当てるなど、常に新しいテーマ性でリスナーを惹きつけます。
現在はエディンバラとブダペストを拠点に活動を続ける彼らの音楽は、まさにアーティストの深淵を覗く旅と言えるでしょう。