【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ
ヘビーメタルと一口に言っても実際には幅広い音楽性を網羅しており、ある程度メタルを聴き続けていると膨大なサブジャンルの存在に誰もが気付くはず。
中には聴く人を選ぶジャンルもあるのですが、その筆頭とも言えそうなジャンルが今回のテーマである「アバンギャルドメタル」です。
言葉の通り前衛的なスタイルが特徴的なジャンルで、プログレッシブメタルと共通する部分もありつつ一定のスタイルや方法論にはとらわれず、予想できない破天荒な構成の楽曲も多く存在するのですね。
こちらの記事では、そんなアバンギャルドメタルと呼ばれるジャンルのバンドたちを紹介しています。
一般的なメタルやロックに飽きてしまった方、ぜひ挑戦してみてください!
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【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ(1〜10)
hOrsepOweredThought Industry

音楽の既成概念を打ち破るサウンドで、世界中のファンを魅了してきたサウト・インダストリー。
彼らの1992年のデビュー作『Songs for Insects』は、プログレッシブメタルとアヴァンギャルドの境界をぶち破った快作で、アートとメタルの融合を目指した野心作です。
続く1993年にリリースされた『Mods Carve the Pig: Assassins, Toads and God’s Flesh』では、さらに斬新な音楽性を更に前面に押し出しました。
サウンドの変遷を経ても常に挑戦を怠らなかったサウト・インダストリー。
彼らの音楽は、アヴァンギャルドメタル好きならずとも必聴です!
299 796 km/sIn the Woods…

アヴァンギャルドメタルの魅力を語るうえで欠かせないのが、ノルウェーが生んだ偉大なバンドのイン・ザ・ウッズです。
元々はグリーン・カーネーションというデスメタルバンドとしてスタートした彼らですが、バンドを脱退したメンバーたちによってイン・ザ・ウッズが結成され、1995年には感動的なデビューアルバム『Heart of the Ages』を発表してシーンに衝撃を与えたのです。
彼らの楽曲は、プログレッシブな要素を持ったブラックメタル的サウンドで始まった彼らの音楽性は長尺で複雑な構造をもち、予測不可能なほどにダイナミック。
作品を重ねるごとにゴシックテイストやアバンギャルドな要素を増して、独自のスタイルを築き上げたのです。
2014年の再結成後にリリースされた作品も素晴らしいですから、ぜひチェックしてみてください!
Traces of RealityDødheimsgard

ノルウェーが生んだアヴァンギャルドメタルの旗手、ドゥドハイムスガルドは、ブラックメタルを原点に、予測不可能な音楽の旅へと我々を誘います。
結成は1994年、そして1999年にリリースされたアルバム『666 International』は、彼らが実験的な音楽性へと踏み出した象徴的な作品です。
これまでに幾度となくメンバーチェンジを重ね、常に進化し続ける彼らは、2015年にリリースされた5枚目のアルバム『A Umbra Omega』でも新たな境地を開きました。
その魅力は、混乱と秩序が絶妙に絡み合い、聴く者を圧倒するドゥドハイムスガルドならではの世界観。
伝統的なメタルの枠を超える彼らの音楽が、新しい発見に満ちた挑戦をもたらしてくれるはずです!
【2025】複雑怪奇!アヴァンギャルドメタルのおすすめバンドまとめ(11〜20)
Köd utánamThy Catafalque

タマーシュ・カータイさんを中心に、1998年に結成されたハンガリー出身のサイ・カタファルクは、アバンギャルドメタルシーンで一線を画する存在です。
時間、空間、自然をテーマとした彼らの音楽は、ジャズやフォークなど異なるジャンルの要素がちりばめられ、予測不可能な展開が魅力です。
特に2021年にリリースされたアルバム『Vadak』では、人間と動物の共通点にスポットを当てるなど、常に新しいテーマ性でリスナーを惹きつけます。
現在はエディンバラとブダペストを拠点に活動を続ける彼らの音楽は、まさにアーティストの深淵を覗く旅と言えるでしょう。
Lo Flux TubeO.L.D.

O.L.D.は、1987年にアメリカ・ニュージャージー州で誕生したバンドで、1995年に惜しまれつつ解散しました。
彼らの魅力は、初期のグラインドコアから進化した予測不可能なアヴァンギャルドメタルへの変遷にあります。
Earache Recordsにデモテープ『Bathrooms Rule』を気に入られ、老舗レーベルとの契約を勝ち取ったエピソードはファンの間で語り草です。
ユーモアをちりばめた楽曲や、型にはまらない音楽性は、メタルに新しい風を吹き込んだと評価されています。
O.L.D.の音楽は、メタルの深い世界観を知る旅の一つであり、アヴァンギャルドメタルを知るなら必聴ですね!
The Argument, Plate 2Ulver

ウルヴァーは、ジャンルの枠を超えた音楽性で多くの人を魅了し続けています。
1992年のデビュー以来、彼らの作品は常に変化していて、予測不可能な進化を遂げてきました。
ブラックメタルからスタートし、フォーク、インダストリアル、トリップ・ホップに至るまで、さまざまなスタイルを巧みに取り入れ、独自の音楽世界を築き上げています。
1999年にリリースされたアルバムではインダストリアルとトリップ・ホップが融合し、ウィリアム・ブレイクの作品からインスピレーションを受けた曲で新たな地平を開きました。
その他にも、ジャズやエレクトロニック、ポップなどへの挑戦を恐れない姿勢は、確実に聴く人の心をつかんで離しません。
彼らの変遷は音楽の深みを知る旅のようで、既成概念を破る斬新なアプローチが常にオススメできるポイントです。
I Sang for the SwansVed Buens Ende…..

ノルウェーが生んだアバンギャルドブラックメタルを代表するバンド、ヴェッド・ビーンズ・エンドは1993年にデビューして以来、その斬新なサウンドでアンダーグラウンドのシーンに衝撃を与えました。
一聴しただけではわかりにくい非調和や不協和音をちりばめた楽曲構成、ブラストビートと静かなジャズセクションの融合は、音楽の新たな地平を切り開いたとも言えます。
一定のジャンルで括れるような音楽性ではないのですが、だからこそ一般的なロックやメタルでは味わえない強烈な魅力があるのですね。
実験的な音楽性に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください!