ハンガリー音楽の革新者~バルトーク・ベーラのピアノ曲まとめ
ハンガリーが生んだ20世紀前半における著名な作曲家にしてピアニスト、民族音楽研究科の顔も持つバルトーク・ベーラ。
幼いころからピアニストとして早熟な才能を発揮したバルトークは、20代以降に民族音楽の研究を始めたことで作曲家としての個性を確立していった存在です。
そういった経歴を持つバルトークはピアノ曲も多く残しており、ピアノ教育にも熱心だったそうですね。
こちらの記事では、そんなバルトークのピアノ曲をまとめています。
彼ならではのピアノ曲の名曲たちを、この機会にぜひお楽しみくださいね。
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ハンガリー音楽の革新者~バルトーク・ベーラのピアノ曲まとめ(11〜20)
ピアノ・ソナタ Sz.80Bartók Béla

ハンガリー出身のクラシック音楽の天才ベーラ・バルトーク。
彼は20世紀前半を代表する作曲家でありピアニスト、そして民俗音楽研究者という多彩な顔を持っていました。
彼の音楽家としての個性は、幼少期からの天賦の才に加え、20代から始めたハンガリー民謡の研究によって確立されていきました。
そんなバルトークが1926年、彼の創作活動における重要な時期「ピアノの年」に生み出したのが『ピアノ・ソナタ Sz.80』です。
この作品ではモダニズムの革新性と民俗音楽のリズムや旋律が融合し、バルトークならではのラジカルで独創的なスタイルが反映されています。
3つの楽章それぞれに、ユーモラスな歌のようなメロディや厳格な合唱のような書法、村の情景を思わせる賑やかな音楽が展開され、ピアノの可能性を追求した意欲作となっています。
クラシック音楽の新たな地平を切り開いたバルトークの真髄を、ぜひこの作品で味わってみてください。
ピアノのためのラプソディーBartók Béla

こちらの『ピアノのためのラプソディー』は、バルトーク・ベーラの初期の代表的なピアノ曲の1つ。
リストの影響が色濃く反映されつつも、バルトーク独自の民俗的な要素も垣間見える魅力的な作品に仕上がっています。
全編を通して、技巧的で華やかなパッセージが次々と手や指を駆け巡り、聴く者を圧倒するようなエネルギーに満ちた楽曲です。
ピアノ上級者の方はもちろん、バルトークの音楽の魅力を存分に味わいたい方にもおすすめですよ。
組曲 Op.14 BB 70 Sz 62Bartók Béla

『組曲 Op.14』はハンガリーの偉大な作曲家、バルトーク・ベーラによって1916年に作曲されたピアノ組曲で、ルーマニアやアラブ音楽の影響を織り交ぜた全4楽章。
打楽器的な特性を生かしたリズミカルな第1楽章、珍しい12音技法を用いた第2楽章など、バルトークならではの意欲作です。
高度な演奏技術を要する曲ではありますが、民族色豊かな響きとユニークな楽想を味わえる、クラシック音楽ファン必聴の1曲といえるでしょう。
3つのブルレスクBartók Béla

ハンガリー出身の作曲家にしてピアニスト、民俗音楽研究家でもあったバルトーク・ベーラ。
彼の初期作品に、『3つのブルレスク』というピアノ曲があります。
1908年から1911年にかけて作曲されたこの作品は、社会の慣習や風習を風刺的に描写しながら、人間のさまざまな境遇を軽妙に表現しているのが特徴。
ディソナントを多用し、生き生きとしたリズムにジョークのような要素も盛り込まれた3つの楽章は、彼の音楽的探求と成長の過程を示す興味深い一例となっています。
音楽的難易度は高めながらも、奏者の個性が存分に発揮できる作品ではないでしょうか。
ピアノ音楽に深みと広がりを求める方にぜひ触れていただきたい、バルトークの魅力あふれる佳曲です!
子供のために 第1巻 第1番「遊んでいる子供たち」Bartók Béla

バルトークが1908年から1909年にかけて作曲したピアノ曲集『子供のために』の中の1曲『遊んでいる子供たち』は、ハンガリー民謡に基づく軽快で楽しいメロディが特徴。
子どもたちの無邪気で活発な様子を表現しており、演奏者は民族音楽の要素と技術を学べる教育的な作品です。
芸術性と親しみやすさを兼ね備えた本作は、ピアノを学ぶ子どもたちにぴったりの1曲と言えるでしょう。


