簡単テーブルゲームで脳トレ!高齢者が盛り上がるレクリエーション
テーブルゲームを使った脳トレは、楽しみながら指先や思考を活性化できるレクリエーションとして高齢者の方に注目されています。
ここでご紹介するゲームは、言葉を作ったり、カードを組み合わせたりと、シンプルなルールながら奥深い遊び方ができるものばかり。
みんなで和気あいあいと楽しめるのはもちろん、手先の巧緻性や判断力、集中力など、さまざまな認知機能の維持・向上にも効果が期待できますよ。
この記事を参考に、高齢者の方に喜んでいただけるテーブルゲームを見つけてくださいね。
脳トレゲーム(16〜20)
パタカラカードゲーム

ランダムにならんだ言葉を発音していき、発音だけでなく言葉のならびにも意識を向けていくアレンジです。
「パパ」や「タカ」などの「パタカラ」の文字が使われた言葉が書かれたカードを使って進行していきます。
カードを場に出して発音するという流れを順番に繰り返していき、カードがならんでいくことで発音する言葉も徐々に長くなっていく内容ですね。
カードのならびをしっかりと見つつ、スムーズな発音を目指していきましょう。
中には発音が難しいならびもあるかもしれないので、その部分で駆け引きを楽しんでみるのも盛り上りそうですね。
文字色カードゲーム

カードに書かれた文字の読みと色に注目して、読み上げられたカードと同じものを探してもらうカルタのようなカードゲームです。
文字なのか色なのかを判断する力、それを目の前のカードから探し出す判断力など、考えるスピードが試される内容ですね。
読み上げる側のわかりやすい表現も大切で、「文字は赤で色は緑」などの簡潔な表現をしっかりと意識しましょう。
色の違う同じ文字のカードが多く混ざっているほど、正解かどうかの判断も難しくなるため、慣れてきたタイミングで徐々に枚数を増やしていくパターンがオススメですよ。
牛乳パック利用!言葉探し脳トレゲーム

場にならべられたひらがなのカードから、テーマに合わせた言葉を作ってもらうゲームです。
牛乳パックをカットしたものに50音を貼り付けていくだけなので、準備の段階から気軽に参加してもらえますね。
50音のセットが増えると、作れる言葉の幅も広がりますし、文字を探す工程に手間がかかるので脳トレの効果も高まりますね。
協力して複数の言葉を作るパターンで進行して、コミュニケーションにつなげていく内容でも盛り上がるのではないでしょうか。
脳トレジェンガ

牛乳パックを使って作って遊ぶ「脳トレジェンガ」です。
牛乳パックにビニールテープをぐるぐると巻き付けて輪切りにし、そこへ油性ペンで50音を書いていきます。
そしてそれを積み上げて単語を作っていくというもの。
長い単語のほうが積み上げるのに難しいので高得点になります。
崩さないように慎重に積み上げましょう!
認知症リハビリにペットボトルビンゴ

ペットボトルのキャップを専用の台にさし込んでいき、同じ色で列を作ることを目指してもらうゲームです。
専用の台は板に棒が取り付けられたもので、ここに差し込めるようにキャップには穴をあけておきます。
2色のキャップを交互にさしていくルールで、自分の列へ意識を向けつつ相手の列がそろわないようにする、立体的な五目並べのようなイメージです。
相手との駆け引きで思考力や判断力を鍛えていく内容ではありますが、キャップの穴なども工夫して棒にキャップをとおす指先の力も同時に鍛えていきましょう。
おわりに
高齢者の方向けのテーブルゲームをご紹介しました。
シンプルなルールでありながら、脳トレ効果が期待できる内容となっています。
ペアを見つけたり、色を合わせたり、言葉を作ったりと、楽しみながら脳を活性化できますよ。
仲間と一緒にレクリエーションを楽しみながら、コミュニケーションを深めてみてはいかがでしょうか。