簡単テーブルゲームで脳トレ!高齢者が盛り上がるレクリエーション
テーブルゲームを使った脳トレは、楽しみながら指先や思考を活性化できるレクリエーションとして高齢者の方に注目されています。
ここでご紹介するゲームは、言葉を作ったり、カードを組み合わせたりと、シンプルなルールながら奥深い遊び方ができるものばかり。
みんなで和気あいあいと楽しめるのはもちろん、手先の巧緻性や判断力、集中力など、さまざまな認知機能の維持・向上にも効果が期待できますよ。
この記事を参考に、高齢者の方に喜んでいただけるテーブルゲームを見つけてくださいね。
脳トレゲーム(1〜5)
割り箸で色分けゲーム

テープが貼られた輪っかを、お箸を使って手元のダンボールにささった同じ色のピンへと移動、そのスピードを競うゲームです。
輪っかがどの色でどのピンに移動させればいいのかという、色のすばやい見極めと、お箸を使う繊細な指先の動きが鍛えられますね。
テーブルをはさんだ対戦形式でおこなえば、相手がどこまで進んでいるのかも見えるので、動きのスピードをさらに意識してもらえますよ。
色のバリエーションを増やすほどに、色の見極めに意識が向くので、慣れてきたら徐々に色を増やしていくのもオススメです。
100均利用!脳トレグッズ

100円均一でも簡単に手に入る、ホワイトボードとカラーマグネットを使ったリハビリグッズです。
ホワイトボードには線を引いておき、線の交点にマグネットをならべていくというシンプルな内容ですね。
くっついているマグネットを外して、色を意識しながら規則正しくならべていくことで、色や順番を判断する力や細かい指先の動きを鍛えていきます。
マグネットの数を増やしてならべる動きに時間をかけてもらうパターン、より強力なマグネットを使ってよりはがす力が必要なパターンなど、鍛えたい場所によってアレンジを加えてみましょう。
おにぎりの神経衰弱

おにぎりのカードをひっくり返して、同じ具をそろえることを目指してもらう神経衰弱です。
「梅干しが12枚」「たらこが6枚」など同じ具のカードが多く用意されているので、適当にカードを引いても正解する確率が高いところもポイントですね。
カードがどこにあったかなど頭を働かせる流れも大切ですが、そろった時には正解をしっかりと祝福して楽しい気持ちでゲームに挑んでもらいましょう。
どうしてもそろわないという場合には、すべてのカードを開いて場所を記憶してもらう時間を設けるのもオススメです。
最終的にどのように具が集まったのかなど、それぞれが獲得した手札を比べて盛り上りましょう。
お料理カード

ならんだカードの中からふたつの言葉を選んで組み合わせ、料理の名前を完成させるカードゲームです。
目の前の文字から記憶にある料理の名前をどれだけ思い出せるのかが重要なポイントです。
1枚だけで料理名が完成しているダミーのカードを混ぜておくのもオススメで、それに惑わされたり近い料理のヒントになったりと発想を広げるきっかけにもなりますよ。
正しい料理名を考えるだけでなく、ありそうで存在しない料理名を作ってみても盛り上りそうですね。
キャップ探しゲーム

紙コップの中に隠された印がついたペットボトルのフタを探すゲームです!
2チーム以上にわかれて、口が下になるようにバラバラに並べた紙コップの中にペットボトルのフタを1個ずつ入れていきます。
その中に1個だけペンやシールで印をつけたフタを入れるのですが、自分のチームに印付きのフタを入れるのは相手チームの人です。
これで完全にどこに印付きのフタがあるかわからなくなります。
この状態でどちらがはやく印のついたフタを見つけられるかを競います!