【英国音楽】ブリットポップの名盤。おススメの1枚
1990年代にイギリスのマンチェスターやロンドンで発生した音楽のムーブメント、ブリットポップ。
ジャンルの名前ではなく、グラム・ロックやパンク・ロックを主体としているバンドを指す言葉で、現在でも根強いムーブメントとして人気を集めていますね。
今回はそんなブリットポップの名盤をセレクトしました。
アルバムの特徴やバンドの経歴を中心に紹介しているので、イギリスのロックシーンを味わい方は必見の内容です。
それではごゆっくりとお楽しみにください。
【英国音楽】ブリットポップの名盤。おススメの1枚
The Drugs Don’t WorkThe Verve

フロントマンであるリチャード・アシュクロフトさんのカリスマ性と歌唱力が大きな魅力であるバンド、ザ・ヴァーヴ。
1997年の3枚目のアルバム『アーバン・ヒムス』は、彼らのキャリアを代表する1枚であり、ストリングスやピアノを活用した壮大なサイケロック・サウンドが楽しめます。
シングルとしても発表された『ドラッグス・ドント・ワーク』のほか、一度聴くと永遠に頭の中でリピートしてしまいそうになる名曲『ビター・スウィート・シンフォニー』などが収録。
ザ・ヴァーヴらしい浮遊感のあるサウンドをぜひ味わってみてくださいね!
BeetlebumBlur

1990年代に世界中のオルタナティブ・ロック・シーンに影響を与えたバンド、ブラー。
当時の衝撃はすさまじく、イギリスではキンクスやビートルズの再来だと言われています。
そんなブラーの名盤が、こちらの『The Best of Blur』。
インディー・ロックの要素が強いオルタナティブ・ロックの楽曲が多く、どの作品も個性が際立っています。
ブリット・ポップを代表するバンドの1つなので、これからブリット・ポップを勉強したい方はぜひチェックしてみてください。
AlrightCast

圧倒的な人気を集めたリヴァプール出身のロックバンド、キャスト。
1990年代のブリット・ポップ・ムーブメントで特に活躍していたバンドで、デビューしてから10曲連続でイギリスのチャートでトップ10にランクインしています。
そんな彼らの名盤といえば、こちらの『All Change』をイメージする方が多いと思います。
このアルバムは彼らのデビュー・アルバムで、全世界で100万枚をこえるヒットを記録しました。
ライブの評価も非常に高いので、ぜひこのアルバムが歌われているライブをチェックしてみてください。
CarouselsDoves

マンチェスター出身のロックバンド、ダヴズ。
もとはサブ・サブというバンド名で活躍していたバンドですね。
オルタナティブ・ロック、サイケデリック・ロック、インディー・ロックを得意としているバンドで、ブリット・ポップ・ムーブメントに大活躍したバンドのなかでは比較的、キレのあるサウンドが印象的ですね。
こちらの『The Universal Want』はそんな彼らの名盤で、進化した彼らのロックサウンドを味わえる最新のアルバムです。
What’s Inside Is More Than Just HamFeet

知る人ぞ知るイギリスのロックバンド、フィート。
2019年にデビューしたバンドなので、ブリット・ポップ・ムーブメントの真っただなかにいたわけではありませんが、当時の音楽性や雰囲気をしっかりと受け継いでいるバンドです。
サウンドも比較的、新しく感じるものもありますが、基本的には当時の時代を感じさせる懐かしいものにまとめられています。
そんな彼らの名盤である『What’s Inside Is More Than Just Ham』では、現代的なブリット・ポップが味わえます。