【英国音楽】ブリットポップの名盤。おススメの1枚
1990年代にイギリスのマンチェスターやロンドンで発生した音楽のムーブメント、ブリットポップ。
ジャンルの名前ではなく、グラム・ロックやパンク・ロックを主体としているバンドを指す言葉で、現在でも根強いムーブメントとして人気を集めていますね。
今回はそんなブリットポップの名盤をセレクトしました。
アルバムの特徴やバンドの経歴を中心に紹介しているので、イギリスのロックシーンを味わい方は必見の内容です。
それではごゆっくりとお楽しみにください。
【英国音楽】ブリットポップの名盤。おススメの1枚(11〜20)
LovelifeLush

1987年に結成されたロンドン出身のロックバンド、ラッシュ。
フィードバック・ノイズを用いた独特のサウンドを持ち味で、ブリット・ポップの全盛期に活躍しました。
ファルセットを多く用いたボーカルからもわかるように、柔らかい音楽が特徴でドリーム・ポップやノイズ・ポップといったジャンルを得意としています。
こちらの『Lovelife』はそんな彼らの名盤で、当時のブリット・ポップでは異質だった音楽性を発揮しています。
SleepMarion

個性的な音楽性で多くのリスナーから人気を集めたマンチェスター出身のロックバンド、マリオン。
心地の良いキレイなボーカルに対して非常に荒削りなギターのサウンドが印象的なバンドで、そのコントラストが生み出す音楽性は非常に魅力的でコアなブリット・ポップのマニアからも高い評価を集めています。
そんなマリオンの魅力がたっぷりとつまった名盤が、こちらの『This World & Body』。
自然消滅してしまったバンドですが、彼らが残してきた楽曲は今でも輝いてます。
ぜひチェックしてみてください。
This Is HardcorePulp

アルバムが大ヒットしたあと、次に出すアルバムこそロックバンドの真価が問われる…かどうかはわかりませんが、パルプが1995年にアルバム『Different Class』をヒットさせたあと、次のアルバム『This Is Hardcore』を作るのにものすごく苦労したことは確かでしょう。
前にリリースしたアルバムをこえる作品を期待する世間からのプレッシャーもあり、バンド内で摩擦が生まれ、結果その状況をそのまま反映したような重苦しいサウンド
Cut Some RugThe Bluetones

ブリット・ポップ・ムーブメントの全盛期である1995年に大活躍したロンドン出身のロックバンド、ブルートーンズ。
インディー・ロックやギター・ポップを得意としているバンドで、特にギター・ポップに定評があります。
そのサウンドは非常に繊細で、ブリット・ポップ・ムーブメントに活躍したバンドのなかでは個性的なサウンドをしています。
そんな彼らの名盤が、こちらの『Expecting to Fly』。
ブリット・ポップが終わりを迎えた現在でも活躍を続けているバンドです。
ぜひチェックしてみてください。
Lucky ManThe Verve

ザ・ヴァーヴが1997年にリリースした3枚目のアルバム『アーバン・ヒムス』に収録されている楽曲『ラッキー・マン』。
ストリングスの壮大なサウンドとリチャード・アシュクロフトさんの伸びのある歌声がマッチした、ザ・ヴァーヴらしい1曲です。
リチャード・アシュクロフトさんはザ・ヴァーヴだけでなく、エレクトロニカのユニット、ケミカル・ブラザーズの楽曲『ザ・テスト』や、DJのジェームス・ラヴェルさんのプロジェクト、U.N.K.L.E.の楽曲『ロンリー・ソール』にボーカルとして参加したこともあります。
ザ・ヴァーヴが気になった人はぜひそちらもチェックしてみてくださいね!
おわりに
今回はブリットポップの名盤を紹介していったわけですが、さまざまなジャンルのロックが登場したため、自分にあったバンドや楽曲を探せた方も多いのではないでしょうか?
ラグミュージックでは今回の記事の他にも、イギリスのロックをまとめた記事がございます。
ぜひそちらも合わせてチェックしてみてくださいね!