【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲
ロックがお好きな方でも、オルタナティブロックの定義を端的に説明することはなかなか難しいですよね。
ロックの歴史においてさまざまなジャンルが生まれる中で、いつしか「主流に反したアンダーグラウンドな音楽」として、オルタナティブロックという言葉は誕生しました。
むしろ、音楽ジャンルというよりもミュージシャン自身が持つ音楽的態度と言うべきかもしれません。
今回の記事では、そんなオルタナティブロックが世界中の音楽シーンのトレンドをひっくり返した、1990年代の代表的な洋楽の名曲を中心に選曲してみました。
最近オルタナに興味を持った、という音楽ファンの方々もぜひチェックしてみてくださいね!
もくじ
- 【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲
- Smells Like Teen SpiritsNirvana
- CreepRadiohead
- Mr. BrightsideThe Killers
- LoserBeck
- Give It AwayRed Hot Chili Peppers
- Seven Nation ArmyThe White Stripes
- AfterlifeSharon Van Etten & The Attachment Theory
- MessyLola Young
- MapsYeah Yeah Yeahs
- Same Old SongThe Lumineers
- Losing My ReligionR.E.M.
- Steady, As She GoesThe Raconteurs
- Float OnModest Mouse
- 1901Phoenix
- My HeroFoo Fighters
- SabotageBeastie Boys
- Sex on FireKings Of Leon
- New SlangThe Shins
- A-PunkVampire Weekend
- Black Hole SunSoundgarden
- Only Happy When It RainsGarbage
- CannonballThe Breeders
- Guerrilla RadioRage Against The Machine
- Where is My Mind?Pixies
- SundaySonic youth
- Best Of YouFoo Fighters
- Wonderwall (Remastered)Oasis
- Bullet with Butterfly WingsThe Smashing Pumpkins
- Driving SouthStone Roses
- Killing In the NameRage Against The Machine
- Buddy HollyWeezer
- PainThree Days Grace
- EvenflowPearl Jam
- One Armed ScissorAt The Drive-In
- Lo/HiThe Black Keys
- HurtNine Inch Nails
- DownfallTrust Company
- Basket CaseGreen Day
- Ace of SpadesMotörhead
- 11 Minutes ft. Travis BarkerYUNGBLUD, Halsey
- Chlorinetwenty one pilots
- Song 2Blur
- LongshotCatfish&the Bottlemen
- To Here Knows WhenMy Bloody Valentine
- High HopesPanic! At The Disco
- My WarBLACK FLAG
- Are You Gonna Go My WayLenny Kravitz
- BlackPearl Jam
- Alone TogetherThe Strokes
- Gave You EverythingThe Interrupters
- still feel.half•alive
- RocksPrimal Scream
- 100%Sonic youth
- GloriaThe Lumineers
- Tired of SexWeezer
- MonsterSkillet
- ChangeThe Revivalists
- TodayThe Smashing Pumpkins
- OneU2
- maybe, i’m afraidlovelytheband
- Touch Me I’m SickMudhoney
- The ConceptTeenage Fanclub
- Pretty FlyThe Offspring
- Hell YeahZebrahead
- Them BonesAlice In Chains
- The WagonDinosaur Jr.
- Honey BucketsMelvins
- Father Of MineEverclear
- Just Like HeavenDinosaur Jr.
- CringeMatt Maeson
- BelovedMumford & Sons
- Missed ConnectionThe Head And The Heart
- FirestarterThe Prodigy
- All the Small Thingsblink-182
- Wish You Were HereIncubus
- Sleeping AwakeP.O.D.
- Already OverRed
- Race For The PrizeThe Flaiming Lips
- A Good Night’s Sleep And A Cab Fare HomeThe Strypes
- Bad GirlfriendTheory Of A Deadman
- Way AwayYellowcard
- BodiesDrowning Pool
- Until The DayI DieStory of the Year
- What Comes AroundIll Niño
- Mr. JonesCounting Crows
- Feel The PainDinosaur Jr.
- SoonMy Bloody Valentine
- SanteriaSublime
- I Love my ComputerBad Religion
- Crashed The WeddingBusted
- Get The TimeDESCENDENTS
- Make A MoveIncubus
- Burn, BurnLostprophets
- The Broken BonesMxPx
- Sloop Jhon BMe First and the Gimme Gimmes
- SpiderwebsNo Doubt
- HurtOliver Tree
- Cut Your HairPavement
- No One KnowsQueens of the Stone Age
- Far From OverRev Theory
- …続く
【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲(1〜20)
Smells Like Teen SpiritsNirvana

強烈なディストーションにまみれたパワーコードのリフ一発で、世界をあっと言わせたニルヴァーナの歴史的な名曲です。
何か説明を加えることがはばかれるほどに有名な曲ではありますが、1990年代以降の音楽シーンにおいて最も重要な楽曲であり、オルタナティブロックを語る上で避けては通れません。
とはいえ、あまりにも音楽史的な文脈で語られ過ぎているというのも否めませんから、とくにオルタナティブロックを聴き始めた方には、なるべく先入観なしに聴いてみることをオススメします。
シンプルながらもソフト&ハードを駆使した楽曲構成の妙、カート・コバーンさんのボーカリスト&ソングライターとしての圧倒的な才能……本来の楽曲の良さそのものを、ぜひ味わってみてくださいね。
CreepRadiohead

ベックさんが「俺は負け犬」と呟いていたほぼ同時期に、イギリスでは「僕は変わり者」と叫ぶバンドが登場していました。
その名はレディオヘッド。
作品をリリースするごとに革新的な音楽を次々と作り出し、ジャンルをこえて世界中のアーティストに影響を与え続ける彼らも、デビュー当時はアメリカのオルタナティブロック~グランジの影響をもろに受けたノイジーなギターが主体のサウンドを鳴らしておりました。
その象徴とも言えるのが、この『Creep』です。
静寂のアルペジオから、ジョニー・グリーンウッドさんの有名な「ガガッ」というギターから始まるサビへと繋がる展開は、もはや伝説です。
2003年のサマーソニック東京公演において、ラストにこの曲が披露された時の感動は、個人的にも永遠に忘れることはないでしょう。
Mr. BrightsideThe Killers

切なさと疑念が交錯する歌詞と、エネルギッシュなサウンドが印象的な一曲です。
嫉妬に苦しむ主人公の心情が、リスナーの心に深く刻まれていきます。
本作は2003年9月にリリースされ、ザ・キラーズのデビューシングルとして大きな注目を集めました。
アルバム『Hot Fuss』に収録され、世界的なヒット曲となっています。
失恋や別れを経験した方々の心に寄り添う曲として、多くの人々に愛され続けているのです。
LoserBeck

まさにオルタナティブロック世代の申し子にして、天才的なソングライターとして世界的な人気を誇るベックさん。
芸術家のアル・ハンセンさんを祖父に持ち、芸術一家で育ちながらも放浪まがいな生活の経験もある彼の名前を一躍世に知らしめた『Loser』は、自らを「負け犬」と呼ぶ逆説的なユーモアが時代に完全にフィットし、ニルヴァーナ以降のオルタナティブロック史における重要な楽曲となりました。
ノイジーでパワフルなギター、といったイメージも強いオルタナティブロックですが、ベックさんはブルースやカントリーといったルーツ音楽に目を向け、ラップ風の歌唱といわゆるローファイな音作りで新たなサウンドを提示。
90年代のオルタナティブロックの多様性を裏付ける、素晴らしい名曲です。
Give It AwayRed Hot Chili Peppers

ここ日本では「レッチリ」の愛称で親しまれ、洋楽グループの中では2020年代の今も圧倒的な知名度と人気を誇る4人組。
いわゆる90年代のオルタナ・ブームよりも以前、1984年にデビュー・アルバムをリリースした大ベテランであります。
彼らが本格的なブレイクを果たした1991年発表のアルバム『ブラッド・シュガー・セックス・マジック』に収録されている『Give It Away』は、ライブにおいても定番の名曲であり、当時のレッチリらしさが全開となっている楽曲と言っても過言ではありません。
ファンクのグルーブを大々的に取り入れたバンド・アンサンブル、ラップ風の歌唱にキャッチーなサビのメロディ、これぞレッチリといった要素をたっぷりと味わえますよ。
Seven Nation ArmyThe White Stripes

シンプルながら圧倒的な力強さを持つギターリフから始まるこの楽曲は、オルタナティブロックの金字塔として知られています。
歌詞に込められた反抗的な精神と自己決定の意志は、多くのリスナーの心に響き、普遍的な共感を呼んでいます。
ザ・ホワイト・ストライプスが2003年2月にリリースしたこの曲は、アルバム『Elephant』に収録され、第46回グラミー賞で最優秀ロックソング賞を受賞しました。
本作は、スポーツイベントや政治的な集会でも頻繁に使用され、世界中で親しまれています。
逆境や困難に立ち向かう勇気が必要な時、心に力を与えてくれる一曲です。