【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲
ロックがお好きな方でも、オルタナティブロックの定義を端的に説明することはなかなか難しいですよね。
ロックの歴史においてさまざまなジャンルが生まれる中で、いつしか「主流に反したアンダーグラウンドな音楽」として、オルタナティブロックという言葉は誕生しました。
むしろ、音楽ジャンルというよりもミュージシャン自身が持つ音楽的態度と言うべきかもしれません。
今回の記事では、そんなオルタナティブロックが世界中の音楽シーンのトレンドをひっくり返した、1990年代の代表的な洋楽の名曲を中心に選曲してみました。
最近オルタナに興味を持った、という音楽ファンの方々もぜひチェックしてみてくださいね!
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【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲(21〜40)
Only Happy When It RainsGarbage

皮肉と革新が混ざり合った90年代の傑作。
ガービッジが1995年8月にリリースした自身のデビューアルバム『Garbage』から切り出されたシングルは、雨が降る時だけ幸せになれるという自嘲的な歌詞が特徴です。
当時流行していた憂鬱なオルタナティブロックをパロディにしながらも、エレクトロニカとロックを融合させた独自のサウンドで音楽シーンに新風を巻き起こしました。
ウィスコンシン州で結成された彼らの本作は、MVがMTVの「Buzz Bin」に選ばれたことで知名度が上昇。
20週間もチャートインする人気を博しました。
雨の日に一人で過ごしたい時や、90年代の輝かしいオルタナティブシーンを懐かしむ気分の時にぴったりな一曲です。
CannonballThe Breeders

不思議な歪みを帯びたベースラインから始まり、歪んだボーカルが重なる—ザ・ブリーダーズがアメリカのオルタナティブロック界に放った鮮烈な印象の一曲は、1993年8月に発売されたアルバム『Last Splash』からのリード曲です。
オハイオ州出身の彼女たちは、元ピクシーズのキム・ディールさんとその双子の妹ケリーさんを中心に結成。
フランスの哲学思想を風刺し「人生は競争ではない」というメッセージを込めた本作は、米Billboard Hot 100で44位、特にフランスでは30週間もチャートインする快挙を達成。
キム・ゴードンとスパイク・ジョーンズが共同監督したミュージックビデオも話題となりました。
長距離ドライブの爽快感を求める方や、90年代オルタナ黄金期の空気感を味わいたい方にぴったりです。
SundaySonic youth

ニューヨーク出身のソニックユースもオルタナシーンを作り上げた原点と言えるバンドです。
同郷のザベルベットアンダーグラウンドからの影響も感じさせるアートポップとパンクサウンドを融合させ、独自の音楽を作り出しました。
セールス面で大成功を手にしたバンドではありませんが、のちのシーンにも大きな影響を与え、いまだにロックリスナーから愛されるバンドとして君臨しています。
この「商業的成功よりも音楽性の追求を大事にする姿勢」こそがオルタナの原点であり、メジャーシーンとの決定的な違いといえます。
Guerrilla RadioRage Against The Machine

90年代のロックシーンの特徴は、ヒップホップやテクノ・ジャズ等といった他ジャンルのサウンドをロックに積極的に導入していった事です。
特にレイジアゲインストザマシーンはヘヴィーロックとヒップホップを融合させたラップメタルを生み出し、このジャンルは1990~2000年代のロック界を席巻しました。
Where is My Mind?Pixies

オルタナ界のキングともいうべきバンドがPixies(ピクシーズ)。
このバンドは後続のバンド達に絶大な影響を与えたという点でも、外せない存在です。
Niranaのカート・コバーンはPixiesを崇拝する一人であり、静かなAメロからサビで一気に爆発する展開はPixiesから拝借したと語っています。
また、Radiohead(レディオヘッド)のトム・ヨークも自らのバンドについて「Pixiesの真似をしてるだけ」と語ったことがあります。
多くのバンドに影響を与えたPixiesは当然多くの名曲も生み出していますが、特におすすめなのは「Where is My Mind?」。
切ないメロディと轟音ギターのコントラストが印象的な曲です。