【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲
ロックがお好きな方でも、オルタナティブロックの定義を端的に説明することはなかなか難しいですよね。
ロックの歴史においてさまざまなジャンルが生まれる中で、いつしか「主流に反したアンダーグラウンドな音楽」として、オルタナティブロックという言葉は誕生しました。
むしろ、音楽ジャンルというよりもミュージシャン自身が持つ音楽的態度と言うべきかもしれません。
今回の記事では、そんなオルタナティブロックが世界中の音楽シーンのトレンドをひっくり返した、1990年代の代表的な洋楽の名曲を中心に選曲してみました。
最近オルタナに興味を持った、という音楽ファンの方々もぜひチェックしてみてくださいね!
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【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲(71〜80)
Touch Me I’m SickMudhoney

グランジの特徴として、潰れかかったような歪み(ひずみ)が効いたギターサウンド(ファズと呼ばれています)があります。
それが最も分かりやすいと感じるのがマッドハニーです。
ファジーなギターサウンドとパンクゆずりの皮肉の効いた歌い方はまさにグランジのど真ん中と言えるでしょう。
The ConceptTeenage Fanclub

スコットランドはグラスゴー、というUKロックが好きな方にとっては重要な土地が生んだ多くの名バンドの中でも、とくに有名な存在の1つがティーンエイジ・ファンクラブです。
1989年に結成され、マイペースな活動で2020年代に突入してからも現役の存在である彼らは、初期において「ダイナソーJr.に対するUKからの回答」などと称された爆音サウンドをかき鳴らしておりました。
1991年にリリースされた大傑作アルバム『Bandwagonesque』のオープニングを飾る『The Concept』は、そんなバンドの初期を代表する名曲。
せつないメロディと美しいコーラスワークを持った完璧なポップソングでありながら、ざらついた轟音ギターとメロディックなギター・ソロで織り成すバンド・アンサンブルが本当に素晴らしいですよ。
Pretty FlyThe Offspring

メロコア・ポップパンクの雄、The Offspring(ザオフスプリング)もオルタナティブロックに分類されることの多いバンドです。
CMでも使われるようなキャッチーな楽曲でありながら、パンクからの影響も強く感じさせる部分もあります。
同時期にブレイクを果たしたグリーンデイと共にポップパンクムーヴメントを生み、ロック界のみならずポップスの世界にも大きな影響を与えたバンドといえます。
Hell YeahZebrahead

ゴキゲンなpartytuneをかますパンクロックバンドZebraheadの曲です。
この曲はパンクロックをベースにしながらもラップをフィーチャーした独特の構成の曲になっています。
思わず暴れたくなるような盛り上がる曲です。
Them BonesAlice In Chains

これほどまでにダークで激しいサウンドが大ヒットを記録したという事実に、90年代初頭のアメリカの闇を感じてしまいます。
ニルヴァーナやパール・ジャムと同じシアトル出身のバンドであり、1990年代のオルタナティブロックやグランジの代表的な存在の1つです。
同時に、悲劇的なカリスマ、レイン・ステイリーさんの暗黒世界と呪術的なボーカル、ソングライターの要であるジェリー・カントレルさんによるメロディアスかつ重々しいギターリフと絶妙なコーラス、うねるようなリズム隊のグルーブが絡み合うサウンドは、新しいヘヴィメタルの形としてメタル・ファンを中心に好意的な評価を得ていました。
1992年にリリースされた歴史的な名盤『Dirt』のオープニングを飾るこの曲を気に入った方は、ぜひアルバムも合わせてチェックしてくださいね。
The WagonDinosaur Jr.

気だるげなボーカルと不思議なキャラクター性から「無気力大王」などと呼ばれることもあった、フロントマンのJ・マスシスさん率いるダイナソーJr.。
1983年に結成され、強烈な爆音ギターとポップなメロディを武器にインディーズ・シーンを席巻し、メジャーデビュー以降も素晴らしいアルバムを多くリリース。
一度解散するも、2005年に再結成を果たしてマイペースな活動を続ける大御所です。
こちらの楽曲『The Wagon』は、バンドにとってはメジャー進出となった1991年リリースの名作『Green Mind』のオープニング・ナンバーにして、屈指の名曲の1つです。
ハードコア由来の性急なビート、痛快な爆音ギター、ゆるく歌われる最高のメロディ……これぞダイナソーJr.の真骨頂!
当時のオルタナティブロックとしては珍しく、長めのギター・ソロが盛り込まれているところにも注目してみてくださいね。
Honey BucketsMelvins
1980年代初頭に結成されたメルヴィンズは、ボーカルとギターを担うバズ・オズボーンさんとドラマーのデイル・クローヴァーさんという不動のメンバーを軸として、長きに渡り活動を続ける「グランジの父」とも称されるバンドです。
ニルヴァーナのカート・コバーンさんがメルヴィンズとは親しい仲であり、熱狂的なファンであったということでも有名ですね。
そんなメルヴィンズが鳴らすサウンドは決して万人受けするものではなく、重々しいノイジーなリフや実験的なアプローチなども含めて、グランジに限らず1990年代以降のあらゆるヘビーロックに影響を与えたと言えましょう。
今回紹介している楽曲は、バンドにとってのメジャー第1弾となった名作アルバム『Houdini』の収録曲です。
彼らの音楽にしては聴きやすい部類と言えますし、初心者の方にもオススメの楽曲ですよ。






