【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲
ロックがお好きな方でも、オルタナティブロックの定義を端的に説明することはなかなか難しいですよね。
ロックの歴史においてさまざまなジャンルが生まれる中で、いつしか「主流に反したアンダーグラウンドな音楽」として、オルタナティブロックという言葉は誕生しました。
むしろ、音楽ジャンルというよりもミュージシャン自身が持つ音楽的態度と言うべきかもしれません。
今回の記事では、そんなオルタナティブロックが世界中の音楽シーンのトレンドをひっくり返した、1990年代の代表的な洋楽の名曲を中心に選曲してみました。
最近オルタナに興味を持った、という音楽ファンの方々もぜひチェックしてみてくださいね!
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【洋楽】まずはこの1曲!オルタナティブロックの名曲・人気曲(21〜30)
New SlangThe Shins

優しいメロディーと詩的な歌詞が心に染みる1曲です。
シンズが2001年2月にリリースしたこの楽曲は、デビューアルバム『Oh, Inverted World』に収録され、バンドの代表作となりました。
不安や孤独、変化への渇望を繊細に表現した歌詞は、多くのリスナーの共感を呼びました。
2004年の映画『Garden State』での使用をきっかけに注目を集め、インディーロックシーンでの地位を確立。
その後も様々な映画やドラマで使用され、幅広い層に愛されています。
人生の岐路に立つ時や、静かに自分と向き合いたい時に聴くのがおすすめです。
SundaySonic youth

ニューヨーク出身のソニックユースもオルタナシーンを作り上げた原点と言えるバンドです。
同郷のザベルベットアンダーグラウンドからの影響も感じさせるアートポップとパンクサウンドを融合させ、独自の音楽を作り出しました。
セールス面で大成功を手にしたバンドではありませんが、のちのシーンにも大きな影響を与え、いまだにロックリスナーから愛されるバンドとして君臨しています。
この「商業的成功よりも音楽性の追求を大事にする姿勢」こそがオルタナの原点であり、メジャーシーンとの決定的な違いといえます。
Best Of YouFoo Fighters

元ニルヴァーナのデイブグロール率いるフー・ファイターズのbestofyouです。
冒頭からデイブがギターをかき鳴らしながら歌ってるのですがとても歌が上手いです。
切なくも激しいオルタナティブロックの名曲の一つです。
Wonderwall (Remastered)Oasis

ビートルズやザ・フーなどの古き良きブリティッシュロックからの影響を公言するイギリスのロックバンド、オアシスの楽曲。
アコースティックギターを中心としたシンプルな楽曲かと思いきや、サンプル音声再生楽器のメロトロンによるチェロのような音色を効果的に使用するなど、まさにオルタナティブロックと言える型破りな構成になっているナンバーです。
Bullet with Butterfly WingsThe Smashing Pumpkins

1990年代のオルタナティブロック・シーンにおいて破格の商業的成功を収め、解散やメンバーチェンジを繰り返しながら、2020年代の今も活動を続ける「スマパン」ことThe Smashing Pumpkins。
いわゆるシアトル・シーンとは違うシカゴ出身の彼らは、カート・コバーンさんと同世代でもある、中心人物のビリー・コーガンさんのキャラクターも相まって、当時は同業者からの批判を受けることも少なくはなかったバンドですが、コーガンさんの持つ突出したソングライティングの才能と、圧巻のバンド・アンサンブルから生まれるサウンドの素晴らしさは本物です。
多彩な音楽性を武器とするスマパンが生んだ珠玉の名曲の中でも、オルタナティブロックとしてのスマパンの基本的な魅力が詰まったこの楽曲を聴いてみて、カッコいいと感じた方は今すぐアルバムも入手しましょう!
Killing In the NameRage Against The Machine

ヒップホップ、ファンク、パンク、メタル、ハードコアといったさまざまなジャンルを融合させたサウンドと、政治的な思想を全面に押し出して、あらゆる権力や理不尽に対する容赦のない怒りを込めたラップで音楽シーンに衝撃を与えた、レイジことレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン。
カリスマティックなザック・デ・ラ・ロッチャのラップ、ハーバード大学出身のインテリにして常人には思いも寄らない革新的なギター・スタイルを持ったトム・モレロさん、鉄壁のグルーブを生み出すティム・コマーフォードさんのベースとブラッド・ウィルクさんのドラムス……シンプルなバンド編成から生まれるレイジにしか成しえないサウンドを体感したい方に、まずは聴いてほしいのがこの1曲。
レイジの怒りは、混乱を極める現代においても有効であることが必ずや理解できるはずです。
EvenflowPearl Jam

ニルヴァーナと同じシアトル出身であり、1990年代初頭の音楽シーンに変革をもたらしたオルタナティブロックの代表的なバンドです。
メンバーの脱退などはあったものの、一度も解散することなく2020年代に突入しても活動を続ける数少ない存在でもあります。
かのジム・モリスンさんが比較対象に挙げられる歌声の持ち主であるフロントマンのエディ・ヴェーダーさんは、カート・コバーンさんとともにジェネレーションXの代弁者として祭り上げられましたが、今回紹介している名曲『Even Flow』を聴けば分かるように、とくに初期のパール・ジャムは70年代のハードロック的なリフを軸としたダイナミックなサウンドが特徴です。
アメリカが生んだ偉大なロック・バンドの若き日の姿が刻印された楽曲ですから、ぜひ爆音で聴いてくださいね!






