後期ロマン派の巨匠~アントン・ブルックナーのピアノ曲まとめ
重厚で壮大、長尺な大作を基本とする交響曲の大家……アントン・ブルックナーに対してそんなイメージを持っている方がほとんどではないでしょうか。
オーストリアの作曲家にしてオルガニスト、後期ロマン派を代表する存在の一人であるブルックナーですが、実は非少ないながらもピアノ曲を残しているのですよ。
2021年には日本のピアニスト、原由莉子さんがブルックナーのピアノソロ曲だけを集めたコンサートを開催して大反響を得たそうです。
そんなブルックナーのピアノ曲を初めて知るという方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてくださいね。
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後期ロマン派の巨匠~アントン・ブルックナーのピアノ曲まとめ(11〜20)
槍騎兵のカドリーユ WAB.120 第4番Anton Bruckner
Lancer-Quadrille, WAB 120: IV. —

こちらの作品は1850年に書かれたアントン・ブルックナーによるピアノ独奏曲で、演奏時間は4分10秒ほど。
交響曲などの大作を主戦場とするブルックナーらしからぬ軽快でダンサブルな舞曲で、当時の社交的な雰囲気が感じられます。
ピアノを通して表現される華やかさと優雅さは、クラシック音楽初心者の方にもおすすめできる1曲です。
ピアノ曲にあまり馴染みのない方はもちろん、ピアノを練習されている方もぜひレパートリーに加えてみてくださいね。
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おわりに
数えられるほどしかないものの、アントン・ブルックナーのピアノ曲を聴いてみてどのような感想を持たれましたか。
あの壮大かつドラマチックな交響曲からは想像できない作風の曲もあって、とても興味深いですよね。
ピアノ弾かれている方で「ブルックナーのピアノ曲を弾く」という発想がなかった人は、ぜひこの機会に弾いてみてください!