転校って大きな出来事ですよね。
自分がするとなると、今までずっと過ごしてきた場所から離れることになるわけですし、友だちの場合は、いなくなってしまうことで心にぽっかり穴が空いてしまうような……想像するだけで切なくなります。
今回この記事では「転校」をテーマに曲を集めてみました。
別れの歌が中心ですが、中には悲しみから救ってくれるような作品もあります。
今は涙の別れかもしれませんが、いつかその経験が自分の人生にとって良いものだったと、音楽を通して感じられるはず……そんなプレイリストです。
【お別れソング】転校を思う歌・友だちに贈る歌(1〜10)
車輪の唄BUMP OF CHICKEN

転校してもいつかまた会おうねと、再会を約束したいときにオススメなBUMP OF CHICKENの『車輪の唄』。
アルバム『ユグドラシル』に収録された後、シングルでもリリースされました。
自転車に乗って一緒に駅まで向かうも、電車に乗れたのは1人だけ。
その後はその電車を追いかけるように自転車を走らせ別れをおしむというストーリーが描かれています。
一緒に違う学校へ行きたくてもできない転校と、似たシチュエーションを感じさせますね。
離れてしまうことに寂しさを感じても、別れの間際、この曲のように再会をしっかり約束すれば必ずまた会える!
希望を与えてくれる1曲です。
THANXWANIMA

転校が決まったとき、別れのつらさがつのるものです。
そんな心情を明るく照らしてくれるのが、WANIMAの楽曲『THANX』。
力強いボーカルと前向きなリリックが、新天地でのスタートを応援します。
感謝の気持ちや希望を歌い上げてくれるエネルギッシュなサウンドが、一歩踏み出す勇気を与えてくれるんですよね。
2015年のリリースでありながら、今なお多くの人々の背中を押し続けるWANIMAの代表曲と言えるでしょう。
トモダチケツメイシ

ケツメイシが送る『トモダチ』は、2002年の発売から多くの心をつなぐ1曲となりました。
オリコンシングルチャートで第5位に輝くほどの人気を博した、友情の尊さを歌い上げる楽曲です。
遠くにいる友達へ宛てたメッセージのような、思い出をたくさんちりばめた歌詞が特徴で、そのリリックやサウンドにはノスタルジックな雰囲気がただよいます。
「いつの日かまた会おう」そういう気持ちを込めて、転校してしまう友だちに贈ってあげるのはどうでしょうか。
HappinessChe’Nelle

転校という人生の節目に、Che’Nelleさんの歌う『Happiness』はまるで友情の賛歌になります。
ラブソングとしても愛されているこの曲ですが、親友のきずなを感じさせてくれる歌詞が目頭を熱くします。
別れのつらさを乗りこえ、前を向く力をくれるメロディは、大切な人に捧げたい逸品。
Che’Nelleさんの深い愛情が歌声からも伝わってきます。
新しい旅立ちへのエールとしてこの曲を選ぶことをオススメします。
炎LiSA

転校という人生の一大イベントを前に、心の内を映し出すかのような楽曲がLiSAさんの『炎』です。
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の主題歌で、その心に来る物語性とリンクしており、日本レコード大賞を受賞するほど多くの人々に支持されました。
この曲は、壮大なストリングスと力強いボーカルが融合し、聴くものに勇気を与えてくれます。
感情を揺さぶるメロディは、さよならの瞬間に別れを惜しみつつも、力強く歩みを進めるかのよう。
別れという寂しさを乗り越えて、大切な人とのきずなを新たな形でつなぐ力に変えていく……そんな思いを伝える作品です。
歩いていこういきものがかり

別れの瞬間は誰にとっても切ないもの。
いきものがかりの『歩いていこう』はそんな時に寄り添ってくれる1曲です。
ドラマ『ランナウェイ〜愛する君のために』の主題歌としても親しまれたこの曲は、吉岡さんの心を震わせるボーカルとメロディーの調和が極上のバラードを生み出しています。
友とともに過ごした日々を胸に刻み、新たな一歩を踏み出す、この作品がそのサポートをしてくれるはずです。
どんな別れでも、前を向いて進む力がわいてくるでしょう。
友達やからね落合渉

何気ない日常を、等身大の言葉で紡いだ歌詞で注目を集めているシンガーソングライター、落合渉さん。
卒業ソングとしてリリースされた『友達やからね』は、同じく別れの舞台となる転校ともリンクするメッセージが胸に刺さりますよね。
離れてしまっても変わらない友情を描いた歌詞は、別れをきっかけに絆がさらに強くなることを教えてくれているのではないでしょうか。
ゆったりとしたシャッフルビートと、やさしいメロディーが心地いい、ポジティブな気持ちで別れの日を迎えられるナンバーです。