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チルアウト・ミュージックとは?|人気の楽曲を紹介

最近、いろんなところで何かと聞く「チルアウト」。

よく聞く言葉ではありますが、意味を知っている方は少ないと思います。

リラックスさせるような曲をチルアウト・ミュージックというのですが、単純にリラックスさせるだけではなく、チルアウト・ミュージックは「目がさえる」ような音楽を意味します。

要はコーヒーブレイクのような感じですね。

今回はそんなチルアウト・ミュージックの人気曲をピックアップしてみました。

比較的、最近の曲から往年の名曲まで、幅広くセレクトしていますので、チルアウト・ミュージックをより深く知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。

チルアウト・ミュージックとは?|人気の楽曲を紹介

Moments In LoveArt Of Noise

イギリスのエレクトロニック・ミュージック・グループ、アート・オブ・ノイズ。

彼らのバンド名はイタリアの未来派の芸術家で知られている、ルイージ・ルッソロさんの論文「騒音芸術」から取っています。

このことからも分かるように彼らの音楽性は非常に前衛的で、1980年代~2000年代にかけて、それまでになかった独特の音楽性を貫いてきました。

こちらの『Moments In Love』は、そんな彼らの音楽性を詰め込んだ、上質なチルアウト・ミュージックに仕上げられています。

Coração VagabundoCaetano Veloso

突然ですが、チルアウト・ミュージックが発達している国はご存じでしょうか?

実はブラジルではチルアウト・ミュージックやボサノバといった、穏やかなジャンルが非常に発達しています。

そんなブラジルで人気を集めるアーティストが、こちらのカエターノ・ヴェローゾさん。

彼の名曲である、こちらの『Coração Vagabundo』はラテン調の落ち着いたメロディーが印象的な作品で、ゆったりとくつろぎたい時にオススメのチルアウト・ミュージックです。

Autumn LeavesColdcut

ハイセンスなサンプリングで人気を集めたイギリスのテクノ・グループ、コールドカット。

ポップのサンプリングをする文化がなかった時代に、積極的にメジャーな作品をサンプリングしており、現代のテクノに非常に大きな影響を与えてきました。

そんな彼らの作品のなかで、チルアウト・ミュージックとしてオススメしたいのが、こちらの『Autumn Leaves』。

スタンダード・ジャズをサンプリングした作品で、ダークでスタイリッシュなチルアウト・ミュージックに仕上げられています。

Little Fluffy CloudsThe Orb

1988年に結成されたイギリスのテクノ・グループ、ジ・オーブ。

アンビエント・ハウスのパイオニアのような存在で、1990年代のテクノ・ミュージック・シーンを盛り上げました。

そんな彼らの作品のなかで、チルアウト・ミュージックとしてオススメしたいのが、こちらの『Little Fluffy Clouds』。

1990年代のアダルト・コンテンポラリーのような雰囲気を感じさせる作品ですが、ところどころで落ち着いたチルなフレーズが登場します。

勉強や仕事の休憩時間に集中力を切りたくない方は、ぜひチェックしてみてください!

BoadiceaEnya

日本でも大人気のアーティスト、エンヤさん。

冒頭でも話したとおり、実はチルアウト・ミュージックというのは、眠らせるような曲ではありません。

彼女の作品は眠らせるような曲が多いのですが、こちらの『Boadicea』は例外。

私たちが普段イメージするようなエンヤさんの曲調とは違う、ダークな雰囲気が非常に印象的なナンバーです。

集中力を高めたいときのチルアウト・ミュージックなどで活躍してくれそうな構成なので、勉強中や残業中の方は、ぜひチェックしてみてください。

Rose Wreath CrownKali Malone

スウェーデンのストックホルムを拠点に活動しているアーティスト、カリ・マローンさん。

彼女の個性はなんといっても、伝統的な西洋音楽と最新の電子音楽をミックスさせた音楽性。

古さと新しさが生む、絶妙なハーモニーが印象的です。

そんな彼女の作品のなかで、チルアウト・ミュージックとしてオススメしたいのが、こちらの『Rose Wreath Crown』。

オルガンを使用した曲で、物悲しい雰囲気に仕上げられています。