チルアウト・ミュージックとは?|人気の楽曲を紹介
最近、いろんなところで何かと聞く「チルアウト」。
よく聞く言葉ではありますが、意味を知っている方は少ないと思います。
リラックスさせるような曲をチルアウト・ミュージックというのですが、単純にリラックスさせるだけではなく、チルアウト・ミュージックは「目がさえる」ような音楽を意味します。
要はコーヒーブレイクのような感じですね。
今回はそんなチルアウト・ミュージックの人気曲をピックアップしてみました。
比較的、最近の曲から往年の名曲まで、幅広くセレクトしていますので、チルアウト・ミュージックをより深く知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
チルアウト・ミュージックとは?|人気の楽曲を紹介(1〜10)
BelfastOrbital

イギリスのテクノ・ユニット、オービタル。
兄弟で結成されたユニットで、アンダーワールドやケミカル・ブラザーズと並び、1990年代のテクノ・シーンに大きな影響を与えてきました。
そんな彼らの作品のなかで、チルアウト・ミュージックとしてオススメしたい作品が、こちらの『Belfast』。
女性の幻想的なコーラスと当時、最先端だったサウンドを使用した作品です。
曲の後半に向かうにつれて、BPMが下がっていく構成は遊び心にあふれていますね。
All I Need feat. Beth HirschAir

フランス出身のバンド、エール。
ラウンド・ミュージックにエレクトロニカやロックをミックスさせた音楽性が印象的なバンドです。
シャーデーが好きな方は恐らくストライク・ゾーンに入るバンドだと思います。
そんな彼女たちの名曲が、こちらの『All I Need feat. Beth Hirsch』。
ラウンド・ミュージックの特徴である、ダウナーでスタイリッシュなイントロから始まるのですが、サビに入るとポップの要素を感じさせるキャッチーなメロディーに変わります。
集中力を高めたいときのチルアウト・ミュージックにオススメです。
Om ShantiAlice Coltrane

アヴァンギャルドなジャズで人気を集めるアメリカのジャズ・ミュージシャン、アリス・マクロードさん。
ボーカルはもちろんのこと、ピアノ、オルガン、ハープなど、さまざまな楽器を得意としています。
そんな彼の作品のなかで、チルアウト・ミュージックとしてオススメしたいのが、こちらの『Om Shanti』。
ジャズともソウルとも言い難い音楽性に仕上げられており、全体的にアフリカンなサウンドが登場します。
まさにチルアウト・ミュージック!
といった感じのハイセンスな作品です。
SpringSaint Etienne

ロンドン出身の音楽グループ、セイント・エティエンヌ。
インディー・ポップやオルタナティブ・ダンスを盛り上げたグループです。
現在のインディー・ポップに比べてブラック・ミュージックの特色が強い音楽性で、世界的な人気を集めました。
そんな彼女たちの作品のなかで、特にオススメしたいチルアウト・ミュージックが、こちらの『Spring』。
アンニュイな雰囲気のただよう作品ですが、全体的にファンクやスムース・ジャズのエッセンスも感じさせる作品です。
Moments In LoveArt Of Noise

イギリスのエレクトロニック・ミュージック・グループ、アート・オブ・ノイズ。
彼らのバンド名はイタリアの未来派の芸術家で知られている、ルイージ・ルッソロさんの論文「騒音芸術」から取っています。
このことからも分かるように彼らの音楽性は非常に前衛的で、1980年代~2000年代にかけて、それまでになかった独特の音楽性を貫いてきました。
こちらの『Moments In Love』は、そんな彼らの音楽性を詰め込んだ、上質なチルアウト・ミュージックに仕上げられています。
Coração VagabundoCaetano Veloso

突然ですが、チルアウト・ミュージックが発達している国はご存じでしょうか?
実はブラジルではチルアウト・ミュージックやボサノバといった、穏やかなジャンルが非常に発達しています。
そんなブラジルで人気を集めるアーティストが、こちらのカエターノ・ヴェローゾさん。
彼の名曲である、こちらの『Coração Vagabundo』はラテン調の落ち着いたメロディーが印象的な作品で、ゆったりとくつろぎたい時にオススメのチルアウト・ミュージックです。
Sad NudesCate Le Bon

ウェールズ出身のアーティスト、ケイト・ル・ボンさん。
フォークやインディー・ロック、バロック・ポップといったゴシックな音楽性を得意としており、スタイリッシュなルックスも相まって、女性からの支持も高いアーティストです。
そんな彼女の名曲が、こちらの『Sad Nudes』。
インストの作品で、彼女の作品のなかでは珍しく淡くアンニュイな雰囲気がただよっています。
穏やかなチルアウト・ミュージックが好きな方にオススメです。