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【8ビットのすすめ】チップチューンの名曲まとめ

Chiptune、チップチューンというなんだか可愛らしい名前の音楽ジャンルを皆さんはご存じでしょうか。

主に80年代に誕生したパーソナルコンピューターやファミコン、ゲームボーイといった家庭用ゲーム機に使用されていた音源チップを用いて作られるジャンルの総称で、ピコピコした電子音が特徴のサウンドで構成されています。

とはいえ、実際にはチップチューンの手法を用いた幅広い音楽が生まれていることもあって、一筋縄ではいかない興味深いジャンルなのですね。

今回の記事では、そんなチップチューンの代表的なアーティストたちによる名曲を幅広い視点でお届けします!

チップチューンに最近興味を持ったという方も、ぜひご覧ください。

【8ビットのすすめ】チップチューンの名曲まとめ(1〜10)

ChiptuneDubmood

言葉で表現する前に、曲のタイトルがすべてを物語りますね。

1996年というかなり早い段階からインターネット上にてチップチューンを発表、オリジネイターとして尊敬を集めているスウェーデン人のdubmoodさん。

2020年代の現在もバリバリの現役としてDJやプロデューサー、リミキサーとしても活躍しているdubmoodさんが2013年に7インチシングルとしてリリースした『Chiptune』は、シンプルにチップチューンの魅力を味わえる王道のスタイルを持った楽曲です。

とりあえずチップチューンなる音楽を聴いてみたい、という方にもおすすめですよ!

SpectraChipzel

1991年生まれ、北アイルランド出身のChipzelさんはゲームボーイを用いたチップチューンを作り出すことで知られるアーティストであり、ビデオゲームの作曲家として多数のタイトルを手掛けている才能あふれる女性作曲家です。

10代半ばにしてチップチューンの制作を始めたという彼女は、2010年にはデビューアルバム『Disconnected』をリリースするなど早熟な才能を開花。

ライブ出演などで名を馳せつつ、冒頭で述べたようにビデオゲームのサウンドトラックも手掛けるという幅広い活動を行っているのですね。

そんな彼女が2013年に発表したアルバム『Spectra』は、後にアルバムの内容に基づいた形で作られたという同タイトルのレーシングゲームのサウンドトラックとして起用されており、本稿で紹介している楽曲はその表題曲です。

トレードマークと言えるゲームボーイ用のシーケンサー「LSDJ」で作られたダイナミックかつクールなチップチューンであり、BPM緩めのダンスミュージックとしても楽しめそうですね!

Rock My EmotionsKitsune²

2007年にカナダ出身の作曲家にしてグラフィックデザイナーの顔を持つDave Remmlerさんによって設立されたエレクトロニックミュージック系の音楽を扱うレーベル「LapFox Trax」は、チップチューン界隈ではもちろんMAD動画の素材としても人気の高い楽曲を多くリリースしていることで知られています。

その別名義である「Kitsune²」はチップチューンに特化した楽曲を発表しており、本稿で取り上げている楽曲『Rock My Emotions』はその代表作の一つ。

2009年リリース作品のアルバム『Squaredance』に収録されている『Rock My Emotions』ですが、オリジナルの音源はYouTube上にて178万回をこえる再生数を記録するほどの人気を得ています。

ニコニコ動画におけるMAD動画の素材として多くのクリエイターが起用、オリジナルではなくそこからこの楽曲を知ったという方も多くいるようですね。

原曲は非常に洗練された完成度の高いチップチューンで、どこか切ないメロディがいかにも古き良きゲームサウンドといった趣。

ニコニコ動画などがお好きであれば、もしかしたらこの曲が原曲だと知らずに聴いていた方もいらっしゃるかもしれませんね。

MEOWAnamanaguchi

Anamanaguchi – 「MEOW」 (Official Music Video)
MEOWAnamanaguchi

アナマナグチ、という何だか不思議な語感のバンド名だけでも興味を掻き立てられますが、アメリカで活動する彼らはいわゆるロックバンド的なフォーマットでありながら、海外のファミコンであるNESとゲームボーイのサウンドを用いたチップチューンを鳴らすグループなのです。

日本でも来日公演が実現するなど高い人気を誇っており、あの初音ミクとコラボレーションした『Miku』という楽曲はYouTube上にて3,700万回以上もの再生数を記録しているのですね。

今回紹介している楽曲は、2013年の1月に公開された『MEOW』です。

古き良きゲームミュージックのみならず、日本の渋谷系や中田ヤスタカさんの音楽にも影響を受けたという彼らならではの、遊び心満点かつロック的なダイナミズムをも楽しめるノリノリのインストゥルメンタルミュージックは一度体験したらクセになってしまうかも!?

謎の日本語が飛び交うMVも必見ですから、曲とともにぜひ楽しんでくださいね。

I Am A Fuckoka RaverUSK

なんとも強烈なインパクトのタイトルですが、こちらは京都府は西院を拠点とする8bit Music作曲家、USKさんが2010年に発表したEP作品『I Am A Fuckoka Raver』の表題曲です。

もともとはロックやパンクが好きでベースを弾いていたというUSKさんは2000年代にテクノに目覚め、後にチップチューンと出会ってサウンド改造したゲームボーイを用いてハードコアなチップチューンを提示、強烈なライブパフォーマンスも相まって世界的に注目されているアーティストなのですね。

あの老舗レーベル「8bitpeoples」から作品を発表した経歴も相まって、シーンにおける重要なアーティストでありつつ孤高の立ち位置で活躍するUSKさんの個性は、こちらの名曲を聴けばなんとなく理解できるはず。

ブレイクコア的な混沌の中にもチップチューン特有のレトロでチャーミングなメロディが聴きとれる、というセンスが素晴らしいですね。