【8ビットのすすめ】チップチューンの名曲まとめ
Chiptune、チップチューンというなんだか可愛らしい名前の音楽ジャンルを皆さんはご存じでしょうか。
主に80年代に誕生したパーソナルコンピューターやファミコン、ゲームボーイといった家庭用ゲーム機に使用されていた音源チップを用いて作られるジャンルの総称で、ピコピコした電子音が特徴のサウンドで構成されています。
とはいえ、実際にはチップチューンの手法を用いた幅広い音楽が生まれていることもあって、一筋縄ではいかない興味深いジャンルなのですね。
今回の記事では、そんなチップチューンの代表的なアーティストたちによる名曲を幅広い視点でお届けします!
チップチューンに最近興味を持ったという方も、ぜひご覧ください。
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【8ビットのすすめ】チップチューンの名曲まとめ(11〜20)
Overlapping SpiralSaitone

日本人アーティストのサイトーンさんは、国内のチップチューンおよびエレクトロニカ系のシーンにおいて活躍しているミュージシャンです。
ゲームボーイなどを用いた楽曲を制作する一方でリミックスなどの仕事にも積極的に携わっており、クレジットでサイトーンさんの名前を見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなサイトーンさんが2008年にリリースした名盤『Overlapping Spiral』の収録曲から、今回はMVも作成された名曲『Overlapping Spiral』を紹介します。
サイトーンさんいわく「チップトロニカ」と称する音楽性の強みが存分に発揮された、チップチューン的要素とエレクトロニカの方法論を巧みに融合したサウンドはそれほどチップチューンに興味がないクラブミュージック好きにも響くはず。
SAMURAIサカモト教授

サカモト教授、とは何とも大胆なアーティスト名ですが、本名は坂本健太郎さんというサカモト教授は1980年生まれのミュージシャンであり、京都大学時代はあのヒャダインこと前山田健一さんと学部こそ違えど同級生だったのだとか。
幼い頃からピアノを習い絶対音感を持つというサカモト教授さんですが、なんといってもファミコンが上に乗ったマスクを着用して、そのファミコンに差し込んだソフトのゲーム音楽をチップチューンとして演奏する、という独創的すぎるスタイルが特徴的ですよね。
あの坂本美雨さんと「サカモト兄妹」なるユニットを結成するなど、チップチューンにとらわれないさまざまな活動を続けるサカモト教授さんが2011年にリリースしたオリジナルアルバム『SKMT』の中から、今回はオープニングを飾る名曲『SAMURAI』を紹介しましょう。
ファミコン的なピコピコサウンドとどこか郷愁を誘うメロディ、よくよく聴くとダンサンブルなベースラインも実にクールで、ダンスミュージックとしても素晴らしいクオリティとなっています。
純粋なチップチューンにはちょっと抵抗があるかも……という方にもおすすめですよ!
Killer PillerGoto80

スウェーデンが生んだチップチューンのパイオニア、Goto80さん。
1981年生まれで本名はAnders CarlssonさんというGoto80さんは、1990年代から音楽活動を続けているベテランであり、2000年代初頭という速い段階からチップチューンを多くのリスナーに紹介し、さらにはるゲームボーイ用の音楽制作ソフト「Little Sound Dj」を用いたライブを早くから実践するなどまさに先駆的な存在として知られているアーティストなのですね。
多作家であり、チップチューンのみならずさまざまなエレクトロニックミュージックを公開しているGoto80さんですが、本稿で取り上げている楽曲『Killer Piller』は2007年に発表されたEP作品『Zyndabox』に収録されているもので、サブスクリプションなどでも人気のチップチューンです。
2014年に発表されたコンピレーション盤『0407』の1曲目を飾る曲でもあり、ノスタルジックなイントロから畳みかけるような爆速ピコピコビートが展開する様は、フロア向けでもありますしドライブやワークアウトのBGMとしてもよさそうですね!
コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”Yellow Magic Orchestra

チップチューンの起源などは諸説あるのですが、日本が世界に誇る電子音楽グループのイエロー・マジック・オーケストラの存在は、チップチューンのインスピレーションの源であるレトロなゲーム音楽の歴史を語る上でも欠かせません。
彼らが1978年に発表した記念すべきセルフタイトルのデビューアルバムの冒頭を飾る『コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”』は、一説によればチップチューンの元祖的な位置付けとしても評価されている名曲です。
2分に満たない長さですし、続く大名曲『ファイアークラッカー』へとつながるイントロダクションのような曲ではあるのですが、当時高い人気を誇っていたアーケードゲーム『サーカス』の音をシンセサイザーで再現した革新性は高く評価されており、実質的にゲームミュージックなる概念を世に知らしめたとも言われています。
純然たるチップチューンではないのですが、歴史をさかのぼっていくとこのような曲が何十年も前に生まれていた、という事実はぜひ知っておいてほしいですね!
PULSE FIGHTERm7kenji x TORIENA

北海道は札幌出身、立命館大学在籍中に通称「LSDj」と呼ばれるゲームボーイ用の音楽制作ソフト「Little Sound Dj」を使って音楽制作を開始、活動初期は女子大生チップチューンアーティストとも呼ばれて話題を集めたトリエナさん。
2017年にはメジャーデビューを果たし、現在は東京を拠点としてフリーランスで活動を続けるトリエナさんですが、こちらの『PULSE FIGHTER』は2019年にスペインで開催されたゲームボーイ30周年を記念した展示用にトリエナさんが提供した楽曲で、MVはピクセルアーティストにして映像作家のm7kenjiさんが手掛けたもの。
疾走感あふれる文句なしのキラーチューンであることはもちろん、本当にこんなゲームがあるのでは、と思わせるチャーミングな魅力たっぷりのMVが持つ素晴らしさは必見ですね!
若い世代にとっては、このレトロでノスタルジック、カラフルな世界観はおしゃれなものだと感じられるのではないでしょうか。


