【ピアノ楽譜】憧れのクラシック|著作権フリーの作品を一挙紹介
バロック、古典、ロマン、近現代、そして現代……時代の流れとともにクラシック音楽も変化を遂げましたが、各時代の背景や思想が反映された名曲たちは、時を越えて多くの人々に愛され続けています。
今回は、そんな歴史の深いクラシック音楽の中から、「演奏してみたい曲」「憧れの曲」として挙げられることの多いピアノの名曲を集めました。
本記事でご紹介している曲はすべて著作権フリーのため、無料で楽譜をダウンロードできるのも魅力的!
さっそくご自宅でダウンロード&プリントアウトして、練習を始めてみませんか?
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【ピアノ楽譜】憧れのクラシック|著作権フリーの作品を一挙紹介(6〜10)
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家、フレデリック・ショパンの名曲。
ショパンの作品のなかでは比較的演奏しやすい曲ですが、左手の跳躍や装飾音のような右手の細かい音符を美しく演奏するのは容易ではありません。
しかし、原曲の雰囲気を損なわない程度に音数を最小限に絞ったアレンジであれば、ピアノを始めたばかりの方でも十分にチャレンジ可能!
1831年に作曲された本作は、1956年のアメリカ映画『愛情物語』の主題曲としてアレンジされるなど、幅広いジャンルで親しまれています。
クラシックの名曲への挑戦は、ピアノを練習するモチベーションアップにもつながるでしょう。
24の前奏曲 Op.28 第15番 変ニ長調「雨だれ」Frederic Chopin

非常に短い24の小品が集められたフレデリック・ショパンの『24の前奏曲 Op.28』。
なかでもテレビや映画の挿入曲として耳にする機会が多くピアノ学習者からも人気が高い作品が、第15番、通称『雨だれの前奏曲』です。
長雨が続く様子を表すかのような穏やかで少しもの悲しい雰囲気は、ただ静かに平たんに演奏するだけでは表現できません。
和声の変化や音の上行下行など、楽譜から読み取れる細かなニュアンスを意識しつつ、しとしと雨が降り続く様子をイメージしながら演奏してみてください。
ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1「子犬のワルツ」Frederic Chopin

秀作ぞろいのフレデリック・ショパンのワルツ作品。
その中でも知名度が高くピアノ発表会曲としても人気の高い『ワルツ 第6番 変ニ長調 Op.64-1』は、『子犬のワルツ』として知られる名曲です。
ショパンの恋人であったジョルジュ・サンドからの、「ペットの子犬が自分の尻尾を追いかけてクルクル回る様子を音楽で描写してほしい」との要望に応えて作曲されたといわれています。
たしかに、子犬がじゃれている様子が目に浮かぶかわいらしい音楽ですよね。
この曲の一番のポイントは軽やかさ!
指の基礎練習を同時に行いながら、クリアな音で演奏しましょう。
ソナタ 第14番「月光」嬰ハ短調 Op.27-2 第1楽章Ludwig van Beethoven

三連符で繰り返される右手のパートとゆっくり変化していく和声、深い悲しみをたたえたメロディが印象的な、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『ソナタ 第14番「月光」嬰ハ短調 Op.27-2』。
インパクトの強い第1楽章は特に知名度、人気ともに高く、ピアノ学習者の憧れの曲として広く親しまれています。
第1楽章に関しては、演奏の難易度はそれほど高くありませんが、波風を立てないようすべての音の粒をそろえテンポを安定させて弾くためには、高い集中力が必要です!
すべての音に気持ちを込めるつもりで丁寧に弾きましょう。
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

夢見心地な美しい旋律に思わずうっとりしてしまう、ロベルト・シューマンの名曲。
19世紀ドイツを代表するロマン派の作曲家シューマンが、1838年に作曲した曲集『子供の情景 Op.15』の一曲として知られています。
ピアノで奏でられる柔らかな音色は、子供の純粋な心や夢を描き出し、聴く人の心に深い感動を与えます。
本作は、その美しさゆえに映画のテーマ曲としても使用され、1947年のハリウッド映画「愛の歌」でも印象的に用いられました。
シンプルながら心に響く旋律は、音楽を愛するすべての人におすすめの一曲です。