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かっこいいジャズピアノ。定番の人気曲から隠れた名曲まで

ジャズと一口に言っても無数のサブジャンルが存在しますし、どの楽器が主役となるかでサウンド自体が変わるのもおもしろいですよね。

文字通りピアノが主体となる「ジャズピアノ」は、日本でも特に人気の高いジャズミュージックです。

誰でも一度は耳にしたことがある名曲も多いですし、ジャズ初心者で最初にピアノトリオのアルバムから聴き始めたという方も多いのではないでしょうか。

今回の記事ではそんなジャズピアノの中でも、アップテンポでクールかつかっこいいピアノが楽しめる名曲を中心として、近年のジャズも含めて時代を問わず集めてみました。

日ごろは叙情的でスローなジャズピアノばかり聴いている、という方もこの機会に要チェック!

かっこいいジャズピアノ。定番の人気曲から隠れた名曲まで(1〜10)

BoogabluesGerald Clayton

オランダ生まれで現在はアメリカを拠点とした活躍するジェラルド・クレイトンさんは、2000年代後半以降の新世代ジャズシーンにおいて注目を集めるジャズピアニストです。

音楽一家で育った彼はジャズにとどまらない音楽性を武器として、現行ジャズの革新的なプレイヤーである彼のディスコグラフィの中でも、今回は記念すべきソロデビュー作『Two-Shade』に収録されている『Boogablues』を紹介します。

当時20代半ばだったジェラルドさんの若々しくも才気あふれる、弾けるようなピアノはテクニカルな面を強調するよりもバンドアンサンブルや全体的なグルーヴを重視したようなスタイルで、滑らかで上品なメロディと緩急自在のクールなプレイはピアノトリオがお好きであれば間違いなくはまるはず!

Tuesday WonderlandEsbjörn Svensson Trio

スウェーデン出身のジャズピアノトリオ、イー・エス・ティー。

正式名称は、Esbjörn Svensson Trioですが略して呼ぶことが多いですね。

そんな彼らが2006年にリリースしたアルバム、『Tuesday Wonderland』のタイトル曲は美しいピアノアレンジが聴きどころ。

特に後半に向けて電子音などが混ざってきて非常にカオスな雰囲気になりますが、その聴いたことのないようなサウンドがやみつきになりますよ!

Peaceful WarriorAaron Parks

16才でデビューした天才ピアニスト、アーロン・パークスさん。

彼の『Peaceful Warrior』は、速いフレーズをほとんど使わないのにかっこいい不思議な曲です。

その一番の魅力は独特の音楽性。

調性を感じさせない浮遊感のあるフレージングは、クラッシックのドビュッシーのような洗練された雰囲気を感じさせてくれます。

国内では、上原ひろみさんなどのモダンジャズが好きな人はきっと彼の曲も気にいるはずですよ!

Days Of Wine & RosesOscar Peterson

原曲は『酒とバラの日々』という邦題でも知られる、映画音楽界の巨匠ヘンリー・マンシーニさんが作曲した同名の映画のテーマ曲です。

グラミー賞を受賞するなど高い評価を受けた作品ですが、ジャズのスタンダードナンバーとしても有名なのですね。

中でも「鍵盤の皇帝」ことオスカー・ピーターソンさんのトリオによる演奏はジャズの歴史の残る名演として超有名。

卓越したテクニックに裏打ちされた華麗なプレイはもちろん、これぞジャズの「粋」としか言いようがない身も心も踊らせるグルーヴはかっこいいの一言!

ワイングラスを片手に、ちょっぴり気取って聴いてみてはいかがですか。

Get HappyFREDDIE REDD

アメリカのピアニスト、フレディ・レッドさん。

彼の『Get Happy』は1958年にリリースされた同名アルバム収録のリードトラック。

この曲は、非常にピアノタッチがリアルに感じられるのが魅力なんです。

収録された音源を聴いていてもまるで目の前でライブ演奏されているかのような、なまなましいピアノの迫力がたまりません!

緩急のつけ方も非常にうまい彼の演奏は、最後までまったく飽きることなく聴けてしまいますよ。