RAG Musicボーカル入門
ボーカルをもっと楽しむWebマガジン
search

高音域を伸ばす「カラスの鳴き真似」発声法

高音域を伸ばす「カラスの鳴き真似」発声法
最終更新:

高音域を伸ばす「カラスの鳴き真似」発声法

高い声を出せるようにする為には、様々な発声練習の方法がありますが、今回はちょっとおもしろ系の声で「カラスの鳴き真似」練習法をご紹介します!

高音域を伸ばす発声練習

高音域を伸ばす「カラスの鳴き真似」発声法

ではさっそく、カラスの鳴き声を思い浮かべてみて下さい。

「カァー、カァー、カァー」

言葉で表すと、こうなりますよね。

練習する際の色々なチェック項目がありますので説明します。

口はやや大きめに開き、喉の奥を広げるようにする。

(うがいをする時のような感じ)

目線は、少しだけ上に向けておきます。

「カァー」と発音する時、舌の奥の方が一瞬、上顎にくっつくのが分かると思います。

そして、すぐ離れる。

舌の位置は自然と高めになります。

この練習をする時は、その自然な動きに逆らわず、舌の奥の方は高めにあるようにしておいてください。

※舌の奥を無理に押し下げないこと。

完全に口からの気道を塞いではいけませんが、息を鼻から抜くような感覚があってもOKです!

ポイントは、かん高い声の音色になっていることです。

舌の位置が高いことによって、下顎と舌が脱力できると思います。

この練習では、この2カ所の脱力がとても大切です。

一切、余計な力が入らないようにしてください。

練習の音階

本当にカラスのように、「カァー、カァー、カァー」と言って下さい。

発声練習だとは思わない方が、うまくいきますよ!!

男性は高い「ミ」の音、女性は高い「ソ」の音から、同じ音で鳴き真似をしていきます。

楽に出るな~と思ったら、半音ずつ音程を上げていきます。

実際にやってみると、意外に普段より高い声が出ることが分かると思います。

なぜなら、この声は、高音の声帯の使い方に近づける発声法だからです。

感覚がつかめた人は、かなり大きなヒントになるはずです。

ぜひ、遊び感覚でどんどん高音を広げていってみて下さい!

続きを読む
続きを読む