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【チェルニーのピアノ曲】練習曲の王様が遺した多彩なピアノ作品を厳選

ピアノ練習曲といえば『チェルニー』!

ピアノを学んだ経験がある方のなかで、これを否定する人はおそらくいないでしょう。

カール・チェルニーは、まさにこの王道練習曲の生みの親!

1791年にオーストリアで生まれ、黙々とピアノ演奏や作曲法を学んだ彼は、生涯で1,000曲以上もの作品を遺しています。

そのなかには、練習曲だけでなく、ピアノソナタやノクターン、ピアノ協奏曲など、さまざまな形式のピアノ作品が含まれています。

本記事では膨大な量のチェルニー作品のなかから、王道練習曲集以外のピアノ曲を厳選してご紹介します!

【チェルニーのピアノ曲】練習曲の王様が遺した多彩なピアノ作品を厳選(11〜20)

華麗なる大ソナタ Op.10Carl Czerny

Grande Sonata Brillante op. 10 for piano 4 hands (1-2) – Carl Czerny [With score]
華麗なる大ソナタ Op.10Carl Czerny

『華麗なる大ソナタ Op.10』は、19世紀初頭に活躍したオーストリアの作曲家カール・チェルニーの意欲作です。

ベートーヴェンの弟子であり、リストの師でもあったチェルニーは、その卓越した教育者としての側面だけでなく、作曲家としても高い評価を得ています。

本作は、彼のピアニストとしての技術と芸術性を余すところなく発揮した難易度の高い作品で、演奏には相当な練習が必要とされます。

しかし、華麗なパッセージや印象的なメロディ、ロマンティックな表現力など、聴く者の心を揺さぶる多彩な魅力に満ちた曲調は、挑戦する価値が十分にあるでしょう。

特に、自らの演奏技術に磨きをかけたいと思っているピアノ愛好家の方々にオススメしたい1曲です。

おわりに

「練習曲しか弾いたことがない!」という方にとって、ご紹介したカール・チェルニーの作品は、どれも新鮮に感じられたことでしょう。

ピアノ演奏技術向上のための曲集を数多く手掛けたチェルニーの「ピアノ曲にかける思い」を、練習曲以外の作品でも味わってみてはいかがでしょうか?