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【チェルニーのピアノ曲】練習曲の王様が遺した多彩なピアノ作品を厳選

ピアノ練習曲といえば『チェルニー』!

ピアノを学んだ経験がある方のなかで、これを否定する人はおそらくいないでしょう。

カール・チェルニーは、まさにこの王道練習曲の生みの親!

1791年にオーストリアで生まれ、黙々とピアノ演奏や作曲法を学んだ彼は、生涯で1,000曲以上もの作品を遺しています。

そのなかには、練習曲だけでなく、ピアノソナタやノクターン、ピアノ協奏曲など、さまざまな形式のピアノ作品が含まれています。

本記事では膨大な量のチェルニー作品のなかから、王道練習曲集以外のピアノ曲を厳選してご紹介します!

【チェルニーのピアノ曲】練習曲の王様が遺した多彩なピアノ作品を厳選(11〜20)

24の性格的大練習曲 Op.692 第21曲「勇壮」Carl Czerny

Carl Czerny Op.692 “24 Grand Concert Etudes” Etude 21″Bravery” Kyotani, Teruma
24の性格的大練習曲 Op.692 第21曲「勇壮」Carl Czerny

カール・チェルニーは、ピアノ教育におけるパイオニアとして知られる作曲家です。

彼の教育理念を反映した練習曲は、現在もピアニストの技術向上に大いに役立っています。

1836年に出版された『24の性格的大練習曲 Op.692』のなかでも、第21曲『勇壮』は力強い曲調が特徴的な1曲。

速いテンポと高度なテクニックを要求されますが、音楽的な表現力を磨くための素晴らしい教材となっています。

ピアノのテクニックを高めたい方、ロマン派の作風に触れてみたい方にぜひオススメしたい作品です!

おわりに

「練習曲しか弾いたことがない!」という方にとって、ご紹介したカール・チェルニーの作品は、どれも新鮮に感じられたことでしょう。

ピアノ演奏技術向上のための曲集を数多く手掛けたチェルニーの「ピアノ曲にかける思い」を、練習曲以外の作品でも味わってみてはいかがでしょうか?