【難易度低め】今すぐ弾ける!シューマンのピアノ作品を一挙に紹介
温かみあふれるピアノ曲を数多く残した、ロマン派を代表する作曲家の一人であるロベルト・シューマン。
その作品の中には、テレビやCMなどでたびたび使用されている『トロイメライ』をはじめとする、親しみやすく比較的やさしいレベルの楽曲もあります。
そこで本記事では、シューマンらしさを感じられる名曲の中から、ピアノ初心者でも挑戦しやすい、難易度低めのピアノ作品をご紹介します。
ゆったりとした曲から快活な曲まで、幅広くピックアップしているので、お気に入りの1曲を見つけて、さっそくチャレンジしてみてくださいね!
【難易度低め】今すぐ弾ける!シューマンのピアノ作品を一挙に紹介(1〜10)
こどもの情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

ドイツが生んだロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンによる『子供の情景』はシューマンのピアノ曲の中でも非常に有名な作品の1つで、本稿で紹介しているのは特に有名な第7曲『トロイメライ』です。
演奏技術的な面よりも、繊細な表現力が重要視されるタイプの作品で、タイトル通り夢見心地で優しい雰囲気を持った楽曲ですよね。
なかなか眠れない真夏の夜でもこの曲を子守歌のように聴けば、安眠効果があるかもしれません。
余談ながら、子供というタイトルは付いていますが子供向けの作品ではなく、大人の視点で見た「子供時代の情景」とでも言うべき作品なのですね。
ピアノが弾ける方であれば、こちらの『子供の情景』に賛辞を送ったフランツ・リストのように娘さんに弾いて聞かせるのもいいですが、子供の頃の思い出に浸りながら自分のために弾いてみてはいかがですが。
森の情景 作品82-1「森の入り口」Robert Schumann

『森の情景 作品82』は、全9曲からなるピアノ独奏曲集。
第1曲目の『森の入り口』は、静かにゆったりと森に立ち入る様子を描いた、穏やかな楽曲です。
「この先で一体どんな動物や素晴らしい風景に出会えるんだろう」と、ワクワクした気持ちで森へと歩みを進める姿が目に浮かんでくるような気がしませんか?
メロディーラインをなめらかにつなぎつつ、リズミカルな刻みを間に入れていくのがこの曲のポイント!
まずは、ゆっくりとメロディーを耳で追いながら練習してみましょう。
こどもの情景 Op.15 第5曲 重大な出来事Robert Schumann

『子供の情景』第5曲は、子供たちの世界観を魅力的に描いた小品です。
力強いリズムと鮮やかな和声進行が特徴で、A長調の明るい響きが印象的。
子供の視点から見た「大切な出来事」が音楽で表現されており、わずか1分ほどの短い曲ながら、子供の純粋な感情や驚きが凝縮されています。
1838年にクララへの贈り物として作曲されたこの作品は、技術的には比較的取り組みがしやすく、初心者の方でも挑戦しやすい一曲です。
表現力を高めたい方や、ロベルト・シューマンの世界観に触れてみたい方におすすめ。
短い時間で感動を与えられる素敵な作品です。
こどものためのアルバム 作品68-10「楽しき農夫」Robert Schumann

わずか2週間でロベルト・シューマンによって作曲して仕上げられた、全43曲からなるピアノ小品集『子供のためのアルバム』の第10曲目の『楽しき農夫』。
この曲集の中でも、特に知名度が高い作品の一つです。
ポイントは、終始左手がメロディーであること!
メロディーの音が伸びている部分で、合いの手のように右手の刻みが入ります。
はじめは左手をなめらかに演奏するのが難しいと感じるかもしれませんが、弾けるようになってしまえば、陽気なメロディーとリズムを刻む右手のフレーズに、なんともいえない心地よさを感じられるはずです!
朝の歌 第1曲 Im ruhigen TempoRobert Schumann

穏やかなテンポで始まるこの曲は、ロベルト・シューマンの晩年である1853年10月に作曲されたピアノ独奏曲集『朝の歌』の冒頭を飾る作品です。
静謐で内省的な雰囲気が漂い、コラールのような主題と透明感があるテクスチャーが特徴的。
不協和音が織り交ぜられながらも、D長調の温かな響きが心に染み入ります。
終盤では主旋律がストレッタとして現れ、深みと緊張感を生み出しています。
初心者の方でも無理なく取り組める難易度で、朝の静けさや希望を表現したい方におすすめ。
シューマンらしい詩的な世界観と、豊かな感情表現を味わいながら、ゆったりと弾いてみてはいかがでしょうか。




