ゲド戦記の歌。主題歌・挿入歌
アメリカの作家アーシュラ・K・ル=グウィンによる原作が映画化されたのが「ゲド戦記」。
監督の名前は宮崎吾朗。
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」など数々の名作を生み出してきた宮崎駿の、実の息子です。
「ゲド戦記」を観てみるとやはり、父親の影響を受けているようなシーンが多々あります。
しかしそれだけじゃない、何か宮崎吾朗のあふれ出すような感情が伝わってくるのも事実です。
今回この記事では「ゲド戦記」の主題歌、挿入歌をまとめてみました。
作品の世界観に合った美しいものばかりですので、ぜひ全てを聴いてみてください。
もくじ
ゲド戦記の歌。主題歌・挿入歌(1〜20)
真の名~目覚め寺嶋民哉
本当の自分に気づいたとき、どんな気持ちになるでしょうか。
きっと、言葉では表せない気持ちになりますよね。
そんな気分を、言葉ではなく曲として表しているのがこちら。
くすぶっていた自分から、新しい世界へ開けたような解放感であふれています。
スローテンポだからこそ、徐々に盛り上がっていく気持ちの変化がよく伝わってきます。
もし、自分だったらどんな気持ちなのかを、想像しながら聴いてみてくださいね。
軛寺嶋民哉
見慣れない漢字がつけられた曲ですが、「軛」とかいて「くびき」と読みます。
くびきとは、牛や馬などの家畜を牛車などに付けるときに使う横木のこと。
まず、これだけでどんな曲なのか気になりませんか?
とってもスローテンポでメロディもないに等しいような、不思議な1曲です。
どんな曲なのかは、ぜひ自分の耳で確かめてみてくださいね。
ゲド戦記の歌。主題歌・挿入歌(21〜40)
迷い~追われる者寺嶋民哉
ゲド戦記では、何度か敵に追われるようなシーンが出てきます。
そんな追われる焦りを感じられるのがこちら。
低音が鳴り響く怪しげなサウンドは、後ろから誰かがやってくる気がしませんか?
サウンド自体はスローテンポなので、まだ見つかってはいないけど狙われているような、そんな緊張感があります。
聴き終わるころには、自分の後ろを確認してしまうかも……。
追憶~老店主の忠告寺嶋民哉
大衆酒場にいるような、ワクワクした気分になれるのがこちらの1曲。
ミドルテンポの跳ねるようなリズムは、思わず誰かの手をとって踊りたくなること間違いなし。
特徴的なリズムを刻む打楽器や笛が奏でる和気あいあいとしたメロディは必聴!
曲中にどれだけの楽器が出てくるのか、自分で数えてみる楽しみ方もいいかもしれませんね。
黄昏の兆し寺嶋民哉
黄昏と聞いたら、どんなイメージを持ちますか?
夕暮れときのまったりとしたとき間の流れを想像する人が多いのではないでしょうか。
そんな黄昏のイメージがつまった1曲がこちら。
ゆっくりとしたメロディと、輪郭がぼやっとしたストリングスの音色が心地よさ抜群。
だんだんと空が暗くなっていくような雰囲気が味わえるので、ぜひ夕暮れときに聴いてみてくださいね。
命の火寺嶋民哉

とにかく美しさが際立つ1曲。
だんだんとスピードがあがっていくピアノのメロディは、圧巻のひとこと。
命というものの美しさを見せつけられるような気分になります。
ハイトーンの鳴り続けるピアノが、とっても神秘的。
どこまでも無限広がっていくような光を感じられます。
ゲド戦記の少しシリアスなテーマにもぴったりのオススメ曲です。