ゲド戦記の歌。主題歌・挿入歌
アメリカの作家アーシュラ・K・ル=グウィンによる原作が映画化されたのが「ゲド戦記」。
監督の名前は宮崎吾朗。
「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」など数々の名作を生み出してきた宮崎駿の、実の息子です。
「ゲド戦記」を観てみるとやはり、父親の影響を受けているようなシーンが多々あります。
しかしそれだけじゃない、何か宮崎吾朗のあふれ出すような感情が伝わってくるのも事実です。
今回この記事では「ゲド戦記」の主題歌、挿入歌をまとめてみました。
作品の世界観に合った美しいものばかりですので、ぜひ全てを聴いてみてください。
もくじ
ゲド戦記の歌。主題歌・挿入歌(21〜40)
大地の人寺嶋民哉

自然を感じられるような曲が聴きたい、という人にオススメなのがこちら。
壮大な大地の中で、素朴に暮らしている人たちの生活を感じられるようなミドルテンポのピアノ曲。
跳ねるようなリズム、流れるようなメロディ、そこから生活の楽しさや苦しさが感じられます。
この曲を聴くと、自分がとても小さく感じるかもしれません……。
野へ寺嶋民哉

ゲド戦記は戦闘シーンが多く比較的さみしい話なので、落ち着いた曲を聴きたいという人にオススメなのがこちら。
広い野原が目の前に広がるような、優しい雰囲気のスローテンポバラードです。
爽やかなそよ風が吹いてきそうな気がしませんか?
ゆっくりとした温かいサウンドに、いつまでも聴いていたくなること間違いなしです。
別の人手嶌 葵

自分に自信が持てなくなったときに、ぜひ聴いてほしいのがこちら。
三拍子のワルツのようなリズムと、弾むようなサウンドがキャッチーな1曲。
ポップさを持ち合わせていながら、別に人になりたい、という等身大の歌詞とのコントラストがすてきです。
特に励ますわけでも勇気をくれるわけではないのですが、きっと誰しもが思ったことのある気持ちを包み隠さず歌っています。
自分が嫌になったときは、きっとこの曲が寄り添ってくれるはずです。
春の夜に手嶌 葵

まさに春の夜にぴったりの1曲。
春って、出会いと別れの季節なので優しくも切ない気持ちになりませんか?
そんな神秘的な季節の夜を歌ったこちら。
自然の息吹がつまった歌詞は、現実世界から引っぱり出してくれるはず。
ゆったりとしたピアノと抑揚のあまりないメロディは、温かいような肌寒いような春の夜にベストマッチ。
ぜひ、春の夜に聴いてみてくださいね。
空の終点手嶌 葵

おしゃれな雰囲気の曲が聴きたい、という人にオススメなのでが「空の終点」。
ボサノバのようなどこかおしゃれなギターが、透明感のある歌声とベストマッチ。
おしゃれながらもメロディがとてもキャッチーなので、聴きやすさ抜群です!
1度聴いたら耳から離れないこと間違いなし。
自分の命を空や大地に例えた歌詞も要チェックです。
死の呪い~狂気寺嶋民哉
不穏な空気が終始漂うこちら。
呪いということで、聴くだけで呪われそうくらい恐ろしい1曲です。
不協和音のような不安定なメロディと、得体のしれないものが襲ってくるようなゆっくりとしたリズムが、とっても不気味。
じわじわと攻めてこられ、気づいたころには逃げ場がない……そんな恐ろしさを感じます。
ローのきいたオルガンの音色が不気味さを倍増させているので、注目してみてくださいね。