介護施設の面白い取り組みを解説!季節のレクリエーションもご紹介
多くの高齢者が介護施設で1日の大半を過ごされるかもしれません。
毎日同じことを繰り返しているうちに、脳に刺激が入らず、認知症につながります。
レクリエーションにバリエーションをもたせたいところですよね。
今回は、実際に介護施設が取り組んでいる面白いレクリエーションをご紹介します。
一風変わったレクリエーションもありますので、新しいことにチャレンジしていきたいと考えている介護施設の方はぜひ参考にしてみてください!
介護施設の面白い取り組みを解説!季節のレクリエーションもご紹介(1〜5)
カジノ

この動画では、ラスベガスのカジノをイメージした「型破りなデイサービス」を取り上げています。
高齢者が「通い続けたくなる介護施設」をコンセプトにしたこの施設では、麻雀やブラックジャックといったテーブルゲーム、パチンコなどに興じる皆さんが楽しそうで生き生きとしています。
「勝った」「負けた」が混然一体となったゲームの楽しさは脳を活性化して認知レベルを上げ、それが連続的に行われることで認知力が上がっていく、と認知症に携わるお医者さんも注目しています。
学校

「学び」を通した認知症ケアのご紹介です。
認知症の治療に「回想法」という心理療法があります。
人生を振り返ったり、写真を見て過去を思い起すことは脳の活性化につながるそうです。
ここでは「おとなの学校」と題し、室内を黒板や時間割表がある教室にし、実際に算数や国語の授業が行われます。
皆さん「昔取った杵柄」で真剣に授業を受け、ある「生徒」さんは「まだぼけてないな、これをやると自信がつくんです」とコメントしています。
授業を受けることで高齢者の生きる意欲を高めています。
花火大会

暗くなった庭や駐車場に人が集まり火をともすと、じわっと光がにじむ。
そんな花火の明かりに夏らしさを感じる「花火大会」は、夏祭りの締めくくりにピッタリのアイディアです。
派手な演出がなくても、手に持った花火がゆらゆら揺れるのに魅入ったり、吹き出す花火の色と音に拍手が起こったりと、世代を問わずに楽しめ、短い時間でも満足感が十分得られる点が魅力です。
少人数でも実施でき、屋外スペースがあれば成立するため、夏の夜を存分に堪能できます。
ぜひ試してみてくださいね。
お花見

季節を味わえるレクリエーションとして、お花見を提案したいと思います。
多くの方が想像するように、桜の花を観覧するという内容ですね。
桜を見て風情を感じるだけでなく、そこで会話を楽しんだり、美味しいものを食べたりするのも醍醐味です。
またお散歩をかねて、歩きながらお花見をすれば運動不足も解消できそうですね。
まずはお花見に最適なスポットを探してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、中にはお部屋の中でお花見気分を楽しむレクリエーションもあるんですよ。
お茶会

和の雰囲気を楽しめる、お茶会もオススメですよ。
ただお茶を楽しむだけでもよいのですが、作法や心遣いについて学ぶのもおもしろいと思います。
また、実際にお茶をたててみるのもありですね。
経験があある方もない方も楽しめるように、基本的な部分からレクチャーするようにしましょう。
そして何より、おいしいお茶を飲み、仲間たちと会話する時間を楽しんでほしいですね。
これを機に、お茶が趣味になる方が現れるかもしれません。