高齢者との会話に役立つ言葉。昔使われていた言葉
懐かしい昔の言葉には、その時代の風景や温かさが詰まっています。
それらを会話に取り入れると、自然と場が和み、相手との距離が縮まることもあるかも。
例えば、「おあいそ」や「行きしな」など。
普段使わない言葉を使えば、若い世代には新鮮に映り、高齢者の方とは懐かしさを共有できますね。
今回は、高齢者との会話に役立つ昔使われていた言葉をご紹介します。
使い慣れない言葉があるかもしれませんが、その場を明るくしコミュニケーションを図るために使ってみませんか?
高齢者との会話に役立つ言葉。昔使われていた言葉(11〜20)
帳面
「帳面」は現在でも耳にすることがあるため、若い世代の方でもご存じの方も多いことでしょう。
帳面は筆記用具などで物を書くために、紙をまとめてとじて作った冊子のこと。
現在でいう、ノートのことを指しています。
現在のノートは勉強のときや日記を書くときに使う冊子を意味していますが、現在も使われている帳面は主に、商売など売買や金銭に関することを記した帳簿のことを指すことが多いようです。
高齢者の方に「帳面とって」と言われた場合は「ノートとって」との意味と解釈しても良さそうですね。
往生する
「往生する」という言葉、若い世代の方はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、「往生際が悪い」という言葉なら聞いたことがあるかもしれませんね。
往生するとは「困り果てること」という意味です。
元々は仏教において使われいていた言葉で、死ぬことや極楽浄土に生まれ変わることを意味していたそうです。
高齢者の方との会話のなかで「なかなか往生するわ」という言葉が飛び出した場合、「なかなか思うようにいかなくて困ってしまう」という意味で使われていることが多いです。
遮二無二(しゃにむに)
「遮二無二」とはしゃにむにと読み、がむしゃらに、むやみにという意味です。
周りを気にせずがむしゃらに前進するさまを表していますね。
遮二無二の「二」は次という意味があり、「遮二」は次を断ち切ることを意味します。
そして「無二」は次はないことを意味していており「もう後がないというくらいの覚悟をもって、がむしゃらに取り組むこと」という意味の、遮二無二という言葉ができたと考えられています。
目標に向かっている際などに用いられることが多いようですね。
じょうぶくろ
「じょうぶくろ」は状袋と書き、手紙や書類と入れるための封筒を意味しています。
郵便物を送るとき必ず封筒に入れて送りますが、この封筒には相当の歴史があるそうですよ。
日本に初めて封筒が生まれたのは平安時代になってから。
当時の貴族たちは手紙を書くと、紙で包んだ上から懸紙というもので包んでいました。
その懸紙が封筒の起源です。
現在使われているような形の封筒になったのは、江戸時代頃からなんですよ。
昔の人たちが使っていたものが現在も使われているとは、手紙を書くという文化が愛されて続いてきたんだなぁとロマンを感じますね。
ハイカラ
「ハイカラ」という言葉は明治時代に使われだした言葉で、当時は西洋風な身なりや生活様式、人物などを表していました。
この言葉は当時の東京毎日新聞の主筆を務めていた石川安次郎さんが使ったことで、流行語となり定着したそうですよ。
現在では「オシャレで新しい、時代の最先端をいくスタイリッシュな人」といった意味で使うことが多いですね。
高齢者の方と日々の会話をするなかで「ハイカラ」という言葉がでてくるシーンは多くあるかと思いますので、ぜひ覚えておきたい言葉ですね。
おわりに
昔使われていた言葉を会話に取り入れることで、懐かしさや温かさを感じられるひとときを過ごせます。
使ってみたい言葉は見つかりましたか?
世代によっては馴染みのあるものから全く知らない言葉があったかもしれませんね。
少しづつでも取り入れると世代をこえたコミュニケーションのきっかけになりますよ。
ぜひ挑戦してみてください。


